スーツやバッグのように常に見えてない小物。
時計やベルトよりも目にしにくい小物。
かえって普段は目にしにくい小物を見たときの印象は、忘れずに覚えているものです。
40代のビジネスマンにとって、目にしにくい小物No1の財布は、知的でさりげなく好印象を与える小物と言えるでしょう。
ランチのときや飲み会の席で、サッと取り出したときに見せる余裕と品格。
40代にぴったりな「高級老舗ブランド」の財布を紹介します。
ゴヤール
1853年、フランスのトランクメーカーの後継として始めたのがゴヤールです。
ゴヤールと言えば女性に人気の「サンルイ」トートや財布がありますが、男性にもぴったりな財布があります。
ゴヤールの特徴である「ヘリボーン柄」の表面。
レザーとの組み合わせが落ち着いた雰囲気を出しています。
オーダーするときには、マーカージュというイニシャルを入れるサービスもあるので、あなただけの財布を手にすることができます。
ベルルッティ
1895年、イタリア人のベルルッティがフランスで創業した高級靴ブランドです。
ベネチアンレザーと呼ばれる革に、芸術作品のように色を塗り重ねることで独特の色つやと深みのある色を醸し出しています。
そんなベルルッティからは、イタリア製のレザーを使った財布がおすすめ。
財布にも靴同様、パティーヌと呼ばれるベルルッティ秘密の染色法で、味わい深い雰囲気を出しています。
ロエベ
1846年、スペイン・マドリードで開業した皮革製品のブランドです。
ドイツの皮革職人であるロエベがスペインへ渡り、シルクのような上質な革と出会ったことが始まりです。
ロエベからは、最高級品質の「仔羊皮」をなめしたカーフレザーを使った財布です。
アナグラムのエンボス加工。
カードポケットやコインポケットもついている二つ折りの財布は、内ポケットに入れてもスムーズに使える大きさになっています。
ルイ・ヴィトン
1854年、フランスのスーツケース職人、ルイ・ヴィトンが創立したラグジュアリーブランドです。
革よりも軽い防水加工を施したキャンパス生地。
積み上げることが簡単になる平らな蓋。
旅行用衣装ケースをはじめ、トランクに革命を起こしたブランドです。
ルイ・ヴィトンからは「ダミエ・ライン」と呼ばれる柄の長財布がおすすめです。
カートポケットをはじめ、小銭やメモ等を収納するスペースもあります。
誰もが知っているブランドと機能性は、ビジネスマンには憧れの財布かもしれません。
カルティエ
1847年、フランス人のルイ・フランソワ・カルティエが創業した、フランスのジュエリーと時計のブランドです。
現在はジュエリーと時計だけでなく、レザーアイテムをはじめ様々なアイテムを展開しています。
カルティエの財布の中でも「ルイ・カルティエ」は、非常にエレガントでシンプル。
無駄な飾りはなく、創業者の熱い情熱からインスピレーションを得たと言われています。
すっきりとしたライン、細部までこだわったディテール。
最高級レザーを手作業で仕上げる熟練の職人技術。
どこから見ても大人の色気を刺激する、40代のビジネスマンにぴったりな財布ではないでしょうか。
まとめ
どれを選んでも、あなたが財布を出した瞬間、視線が集まることは間違いありません。
カルティエのエレガントでシンプルな財布も捨てがたい。
しかし、ゴヤールの歴史とマーカージュも捨てがたい。
有名ブランドを選ぶか、日本ではまだまだ知る人ぞ知る、高級老舗ブランドを選ぶのか。
あなたが同僚や部下の前で、財布を取り出したときの表情と視線をイメージして、もっとも驚きが大きいものを選んでみてもいいのでは?
是非一度、自分の手で触れて確かめてみてくださいね。