普段スーツを着ることが多い人、なかでも常に周りの注目を集めている、ビジネスで成功している男性などは、スーツ姿もスマートに見せたいことでしょう。
大人の男性が使う財布として定番の長財布ですが、ものによっては、財布を内ポケットに入れた時、その厚みでスーツが型崩れして、せっかくビシッと決まったスーツが台無しになってしまうこともあります。
そんな場合にぴったりなのが、この記事でご紹介する「スリムな長財布」です。
この記事では、「スリムな長財布」について、おすすめの財布と合わせてご紹介します。
スーツにこだわり、スマートに着こなしたい、あなたにうってつけな長財布が見つかると思いますよ!
スリムな長財布とは?
長財布の主なタイプとして、「かぶせ蓋タイプ」、「ラウンドファスナータイプ」、「L字ファスナータイプ」などがありますが、薄さを求めるとなると、「かぶせ蓋タイプ」を選ぶということになります。
なかでも、「マチ」と呼ばれる、財布の収納部が膨らむ構造がついていないものが、薄い作りに仕上がっています。
また、「小銭入れ」がないタイプも、その分薄くなるので、スリムな長財布になります。
デメリットとしては、薄い分収納性や出し入れのしやすさが、「マチ」が付いているものと比べると、多少劣るかもしれません。
また、「小銭入れ」がないタイプだと、別に「小銭入れ」を持たなければならないので、財布を一つで済ませたい人には、向いていないでしょう。
小銭入れなしスリム長財布
キプリス(CYPRIS) 長財布(マチなし札入) ナチュラルコードバン
サイズ 幅188mm 高さ90mm 厚さ10mm
素材 馬革(コードバン)
札入れ1、カード入れ10、ポケット1
価格¥43,200(税込)
日本製
「キプリス」は、1995年に「株式会社モルフォ」が立ち上げた日本のブランドです。
牛革、馬革、ワニ革など、いろいろな革を使った財布や鞄を作っています。
革の品質にこだわり、自社基準の検査に合格したものだけを厳選して使っています。
また、熟練された職人の「縫製技術」の高さにも定評があり、財布のコバ(縁の部分)などの仕上がりが綺麗です。
2003年から10年連続で「百貨店バイヤーズ賞」に選ばれるなど、品質の高さが評価されているブランドです。
「ナチュラルコードバン」は、動物の皮を製品に使う革にする「なめし」作業のあと、無染色のままオイルを加えて艶出し加工をして仕上げられています。
そのため「コードバン」が持っている自然な風合いが残っていて、皮の毛穴や色ムラがわかりやすくなっています。
製品ごとに違う顔を見せる「ナチュラルコードバン」の革財布は、使い込んでいくことで「経年変化」していき、「革の味」が楽しめます。
小銭入れつきスリム長財布
ファーロ(FARO) スペリオ フィンカーフ
サイズ 幅185mm 高さ90mm 厚さ10mm
素材 牛革(カーフ)
札入れ1、カード入れ6、ファスナー付き小銭入れ1
カラー ブラックなど全6色
価格¥33,000(税別)
日本製
「ファーロ」は、「セルツ(SELLTS)」によって立ち上げられた日本のブランドです。
「ファーロ」の革財布は、熟練職人によって行われる「水染め」と呼ばれる、日本の伝統技法により、透き通るような独特の質感を醸し出しています。
また、革を0.4mmという薄さにそいで貼り合わせた製法により、革財布を薄い作りにすることを実現しています。
その上品な仕上がりが、高く評価されているブランドです。
「スペリオ フィンカーフ」は、札、小銭、カードのすべてを収納できる、一般的な長財布でありながら、独特の製法で革一枚のパーツを1mm以下におさえることで、スリムな仕上がりとなっています。
また、ポケットの数や厚みをあえて抑えることで、財布が膨らまないようにしています。
素材は外装・内装とも、高級牛革の「カーフ」が使われています。
まとめ
以上、スリムな長財布についてご紹介しました。
長財布は好みや用途によって選ぶタイプが変わってきますが、スーツを着ることが多い人などは、今回ご紹介したスリムなタイプが最適です。
「小銭入れ」が別になってもいい人、またあえて「小銭入れ」を別に持ちたい人は、「小銭入れ」なしのものを、財布は一つで済ませたいけど厚いものは使いたくない人は、「小銭入れ」付きの薄いものを、それぞれ選ばれるといいでしょう。