新型コロナウイルス感染症の影響で、人の動きも経済も停止しました。
その結果、非常事態宣言が解除された後も、
ひきつづき最善の対応を行うため、在宅ワークや訪問営業の停止が続いています。
また、会社へ出社したとしても、
社内社外問わず打ち合わせはオンラインになっているところも増えています。
いつまでこのような状態が続くのかわかりませんが、
いつまでも沈んだ気持ちで過ごすわけにはいきません。
そこで人の気持ちをすぐ簡単にアゲてくれるのが身なりを変えること。
仕事で外出すること、訪問することが減り、
内勤することが増えているのですから、
この機会に従来とは違ったビジネスでのオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。
これからはウィズコロナの時代です。コロナ前と同じことを繰り返すのではなく、新しい方法、新しい自分を見つけ受け入れていくことが、制限の多い暮らしの中でも楽しく過ごせる秘訣だと思います。
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1.ジャケパンとは
内勤が増えると、従来と同じように「スーツ」だけで過ごすことに疑問を持つ人もいると思います。
5月6月以降なら、クールビズが導入されていますから、
今となってはスーツを着用していないといけない。
そんな内勤のルールはほとんど存在していないのではありませんか？
あなたがお勤めの会社のルールに、「内勤でも必ずスーツ着用」とあるのなら、
これからご紹介するジャケパンをお仕事で楽しむことはできません。
しかし、このようなルールが存在しないのなら、
ジャケパンで新しい自分を楽しんでみてはいかがでしょうか。
では、ジャケパンとは何なのかと言いますと、次のように定義できます。
ジャケットとパンツが、スーツのように「ひと揃え」になっているのではなく、
別の色、別の素材同士を組み合わせるファッション。このように言えます。
上下がセットアップされているスーツを着慣れている方には、最初難しいかもしれません。
スーツならとりあえず着ると様になります。上下が一緒なので色や柄、素材で失敗しようがありません。
しかしジャケパンの場合、上下が別々なのでファッションセンスが低いと、
チグハグな上下を選んでしまい、大変残念な大人の男が完成してしまう。
そんなこともあります。
2. ジャケパンとスーツの違いを知ろう
ジャケパンとスーツの違いを知ることが大切です。
概ね、つぎのようなポイントがジャケパンとスーツでは違っています。
肩のライン
ジャケットの肩のラインが違います。
スーツの多くは肩のラインをしっかり見せるために「肩パッド」が入っています。
パッドのおかげで、着るだけでキリッとしたシルエットになるのでありがたいのですが、
このキリッと感が内勤でオシャレするためには、かしこまりすぎて邪魔になることもあります。
でもジャケパンなら肩のラインが自然なので、もっと楽に着こなせるようになっています。
着丈の長さ
一般的なスーツのジャケットと、ジャケパンで着用するジャケットを比較すると、着丈の長さが違います。
ジャケパンで選ぶジャケットの方が、スーツのジャケットよりも着丈が短め。
少し短くなることで、シルエットがスッキリし行動的にも見えます。
生地
スーツの生地には光沢があります。
しかしジャケパンで使うジャケットには、あまり光沢はありません。
どちらかというと、生地の素材をそのまま見せていることが多いです。
そのため、上にジャケパンのジャケット、下にスーツのパンツを合わせると、
生地の質感が違うために、なんともおかしな印象になります。
色と柄
スーツならダークな色、わからないような柄もOKです。
しかしジャケパンの場合は、明るめの色を選ぶことがほとんど。
また、柄は着用するシーンによって、大きめの柄を選ぶこともできます。
ジャケパンは、カジュアルな雰囲気で仕事をする人に向いているということです。
細かな仕立て
上着のラペル、ポケット、ボタン。
こういった細かな部分の仕立てやパーツも違います。
スーツと比較すると、ジャケパンではカジュアルダウンしている印象です。
3.スーツからジャケパンに着替えてオシャレになる方法
スーツからジャケパンに着替えようと思っても、
どんなものを具体的に選べばいいのかわからない。
そんな人も多いことでしょう。
そこで次からお話する内容を参考に選んでみてください。
基本のジャケットを選ぼう
ジャケパンを選ぶとき、ジャケットの色で悩む人も多いです。
もし、あなたも悩んでしまった場合は、
スッキリとした印象、信頼感も高く女性にもウケの良い
「ネイビージャケット」
これを選ぶのが基本です。
とにかくネイビージャケットは重宝します。
ほとんどの場面で着こなしやすく、悪目立ちすることもありません。
まず1着を購入されるのなら、ネイビージャケットを選びましょう。
オシャレに幅を広げるジャケットとは
ネイビージャケットに慣れてこられたら、
オシャレに自信を持って少し幅を広げてみましょう。
ここで幅を広げるのに扱いやすいのが「グレージャケット」です。
グレーはネイビーよりも「濃さ」にバラエティがありますので、
明るめに攻めることもできれば、落ち着いた雰囲気にすることもできます。
グレージャケットは、全体的に落ち着いた雰囲気になりやすいので、大人の男性向けとも言えます。
フォーマルシーンで選びたいジャケット
仕事帰りに少しフォーマルな場所へお出かけ。
そんな予定がある日は「ブラックジャケット」を選ぶのもいいですね。
スーツでブラックを選ぶと、喪服と勘違いする人もいますので活用することは難しいですが、
ジャケパンならパンツを明るめにすることで、カジュアルの中にドレッシーな雰囲気を取り入れることもできます。
休日ならOKなジャケット
休日出勤なら、大きな柄のジャケットを楽しむこともできます。
大柄のジャケットはオシャレのアクセントになりますので、
普段とは違ったあなたの魅力がわき上がってくるかもしれません。
会議には大人の雰囲気を
オンライン会議には、少し明るめのカラーを選ぶと顔写りも変わります。
また、オンラインによって距離がありますので、
あえて親近感やリラックス感を感じやすいカラーを選びたいところです。
では、どのようなカラーを選べばいいのかというと「ベージュジャケット」なんですね。
ベージュは明るく優しい雰囲気がありますので、
オンライン会議でジャケットを羽織るならうってつけ。
ウィズコロナに1着は持っておきたいジャケパンのジャケットです。
4.注意！大人のジャケパンスタイルが残念になるポイント
ジャケパンデビューしたけれど、大失敗してしまう人もいます。
まずは失敗しやすいポイントを理解しておきましょう。
そうすることで、対策することができます。
組み合わせがダサイ
ジャケパンを選ぶときに組み合わせがダサくなる人がいます。
多くの場合、ダサイと感じられてしまう原因は「爽やかさがない」という場合です。
色や素材によって、爽やかに感じられない組み合わせはダサイのです。
いつものスーツと同じ感覚で選ぶと、爽やかさが少ないのでダサイ認定されやすいものです。
従来とは違う感覚で「爽やかさ」を目指しましょう。
季節感ゼロ
ジャケパンでは、季節を感じさせる素材選びが大切です。
夏なら涼しげな、麻、シアサッカーなど。
冬なら暖かそうな、ウール。
自分よりも、見た人が感じる温度差を理解しておきましょう。
サイズ感がわかってない
スーツも同じですが、サイズ感がわかっていないと、ついつい楽な方を選びます。
そうすると、オーバーサイズになってしまい、ジャケパンが「ダラダラジャケパン」に変身。
ジャケパンでダラダラすると、おじさん臭くなることは間違いありません。
ジャケパンだからこそ、ジャストサイズを選びましょう。
5.まとめ
仕事で外出が難しい時代です。
でも、そんな状況だからこそ、従来とは違ったことを試してみてほしいのです。
カッチリとしたスーツでは出なかった発想が、
自由度の高いジャケパンなら思いつくかもしれません。
いつもと違うおしゃれに社内での人気がアップする可能性もあります。
これまでと同じことばかりではなく、せっかくの機会を上手に楽しんで変化してみましょう。
