この記事でご紹介する「ブレゲ(BREGUET)」は、「ロレックス(ROLEX)」や「オメガ(OMEGA)」などのよく知られている高級時計ブランドではありませんが、より嗜好性の高い腕時計をお好みの方などには、おなじみのブランドだと思われます。
「ブレゲ」というと、2012年にスイスのジュネーブで開催されたオークションで、3.4億円や5.8億円など、とんでもない高価格で落札された、1800年代製造のアンティーク懐中時計のことをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな「ブレゲ」の創業者は「時計の歴史を200年早めた」などと評される天才的な時計師でした。
それゆえ「ブレゲ」が作り出した数々の機構や文字盤に用いられる数字などのデザインは、今日の時計作りに多大な影響を与えています。
この記事では偉大な時計ブランド「ブレゲ」の歴史を、天才時計師だった創業者、代表的な発明やデザイン、「ブレゲ」の時計を愛用した歴史的な人物などを通してご紹介します。
さらに最後には、その伝統を受け継いでいる現行のラインナップについてもご紹介しているので、「ブレゲ」の購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
ブレゲ(BREGUET)の歴史
「ブレゲ」の歴史は、1775年にフランスのパリ中心部を流れているセーヌ川の中洲「シテ島」に、時計職人のアブラアン・ルイ・ブレゲが立ち上げた時計工房から始まりました。
「ブレゲ」の時計はすぐにフランスの貴族たちに愛用されるようになりましたが、1789年に始まった「フランス革命」のために、アブラアン・ルイ・ブレゲはフランスを去らざるをえなくなってしまいました。
その後1795年にフランスに戻ったアブラアン・ルイ・ブレゲは、再び時計製造を始め、主にロシアで成功を収めることとなり、1808年にロシア西部の町サンクトペテルブルクに店をオープンしました。
しかしその3年後、フランスからロシアへの輸入が禁止されたため、またもや閉店することとなってしまいました。
1824年に「ブレゲ」は偉大な創業者から一人息子のアントワーヌ–ルイ・ブレゲに引き継がれました。
その後1870年、創業者の孫にあたるルイ-クレマンにより、当時の工房長だったエドワード・ブラウンに時計部門が売却されました。
やがて1987年に「ブレゲ」はニューヨークを拠点とする投資会社「インベストコープ」に売却されました。
それを機に「ブレゲ」は、世界的な時計生産地として有名なスイスのジュウ渓谷に工房を移転し、アジアや北アメリカなどの新しい市場を開拓し始めました。
1999年に「ブレゲ」はスイスにある世界最大の時計製造グループ「スウォッチグループ」傘下となりました。
「スウォッチグループ」傘下となった「ブレゲ」はかつての輝きを取り戻し、現在では高級時計ブランドとしての地位を確立しています。
ブレゲ(BREGUET)の創業者はカリスマ時計師
「ブレゲ」創業者にして時計史上最も有名な時計師と称されるアブラアン・ルイ・ブレゲは、「時計の歴史を200年早めた」、「時計界のレオナルド・ダ・ヴィンチ」などと呼ばれるくらい、数々の偉業を残しました。
ブレゲは、1747年にスイスのニューシャテルで生まれました。
ブレゲは不幸にも11歳の時に父親を亡くしています。
しかし、このことがブレゲが時計師になるきっかけとなりました。
母親の再婚相手が時計師だったのです。
14歳で学校を中退したブレゲは、時計師に弟子入りして時計職人の道を目指し始めました。
この頃ブレゲは時計職人としての腕を磨くとともに、親交の深かったマリー神父から、物理学や天文学、機械工学などの知識を授かり、そのことがその後の彼の時計作りに大きな影響をもたらすことになりました。
その後1775年に念願かなって自分の工房をオープンし、時計ブランド「ブレゲ」の歴史をスタートさせることとなります。
さらに同じ年、高貴な家柄を持つセシル・マリー・リュイリエと結婚し、翌年にはのちに「ブレゲ」の二代目となる長男アントワーヌ–ルイ・ブレゲが生まれ、幸せな日々を送っていました。
しかし、その幸せは長く続かず、次の子供、さらにその次の子供も病気で亡くし、最悪なことに1780年には妻のセシルまでも失ってしまいます。
その悲しみの深さからか、以後ブレゲが再婚することはありませんでした。
このような不幸の連続に見舞われたにもかかわらず、ブレゲは時計製造に情熱を燃やし、ついに時計史上に残る発明となった「ペルペチュエル」を開発しました。
その後も次々と革新的な発明を成し遂げたアブラアン・ルイ・ブレゲは、時計史上に名を残す、最も有名な時計師となったのです。
ブレゲ(BREGUET)が残してきた偉業とは?
ペルペチュエル
創業者のアブラアン・ルイ・ブレゲが最初に成し遂げた大発明が、世界初の自動巻機構「ペルペチュエル」です。
それまでの時計は、時計を動かす動力となるゼンマイを定期的に手で巻き上げる必要がありました。
しかし、ブレゲが開発した「ペルペチュエル」は、時計を身につけている人の動きによってゼンマイを自動的に巻き上げるもので、当時としては非常に画期的なものでした。
現在の自動巻き機構は、時計の「ムーブメント」に半円形の「ローター」と呼ばれる部品が組み込まれていて、それが回転することでゼンマイが巻き上げられる仕組みになっています。
それに対して「ペルペチュエル」は、人の動きによって「ムーブメント」内の分銅が上下動することでゼンマイを巻き上げる仕組みになっていました。
ブレゲ針・ブレゲ数字
1783年に使われだした「ブレゲ針」や文字盤のアラビア数字「ブレゲ数字」は、今日では時計用語として一般化しています。
パーペチュアルカレンダー
1795年に開発された「パーペチュアルカレンダー」は、「永久カレンダー」とも呼ばれ、閏年(うるうどし)にも狂うことなく、100年間日付合わせを不要とする、時計の複雑機構です。
トゥールビヨン
「トゥールビヨン」は1801年に特許を取得した、「脱進機(だっしんき)」です。
「脱進機」とは、時計の狂いを少なくするための機構で、時計の針を進める歯車が回転するスピードを一定に保ちます。
この複雑機構によって、時計を身につけている人の姿勢の変化による重力の影響で時計が狂うことを軽減します。
スプリットセコンド・クロノグラフ
「スプリットセコンド・クロノグラフ」は1820年に「ブレゲ」が開発した、計測用の秒針を2本備えた「クロノグラフ」です。
「クロノグラフ」とは、ストップウォッチ機能がついた時計のことです。
この「スプリットセコンド・クロノグラフ」の利点は、「ラップタイム」を計測できることでした。
「ラップタイム」とは、陸上競技であれば、トラック1周ごとのタイム(所要時間)のことです。
つまりトータルのタイムと1周ごとのタイムの両方を計ることができる機能です。
歴史に残る著名人に愛用されたブレゲ(BREGUET)
「ブレゲ」の腕時計は歴史に名を残している著名人に愛用されてきました。
ここではその中でも代表的な人物をご紹介します。
マリー・アントワネット
マリー・アントワネットは、フランス国王ルイ16世の王妃です。
1783年に「ブレゲ」に発注された超複雑時計「ブレゲNo.160」は、前述の「パーペチュアルカレンダー」や「トゥールビヨン」、「スプリットセコンド・クロノグラフ」のほか、時報を鳴らす「ミニッツリピーター」や、ゼンマイが稼動できる残り時間などを表示する「パワーリザーブ」を組み合わせた、まさに超複雑時計といったものでした。
そのため、発注を受けてから完成するまでに44年もの時間がかかることになり、創業者のアブラアン・ルイ・ブレゲの生存中に完成しなかっただけでなく、発注者のマリー・アントワネット王妃の生存中にも完成しませんでした。
ですので、正確にはマリー・アントワネットは愛用者ではなく、発注者ということになります。
ナポレオン・ボナパルト
ナポレオン・ボナパルトは言わずと知れた、19世紀のフランス王朝「ボナパルト朝」の皇帝です。
ナポレオンは「ブレゲ」初の携帯用置き時計「キャリッジクロック」や「シンパシティクロック」を愛用しました。
ブレゲ(BREGUET)の腕時計
ブレゲ(BREGUET)らしさを求めるならこのモデル
クラシック(CLASSIQUE)シリーズ
「ブレゲ」の功績のひとつ「ブレゲ針」など、「ブレゲ」らしさを味わえるシンプルなデザインが魅力のシリーズです。
シンプルな3針(時針、分針、秒針)モデルのほか、「ムーンフェイズ」などを装備した高機能なモデルがラインナップされています。
<Classique 5178>
搭載ムーブメント:キャリバー777Q
ケース素材:18Kローズゴールドの他イエローゴールドとホワイトゴールド、ベゼルにダイヤモンド84個(約0.634カラット)搭載、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:ホワイトエナメルダイヤル、ブレゲ数字
機能:自動巻、日付カレンダー、パワーリザーブ55時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース径38mm、ケース厚さ8.25mm
ケース素材:18Kローズゴールドの他イエローゴールドとホワイトゴールド、ベゼルにダイヤモンド84個(約0.634カラット)搭載、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:ホワイトエナメルダイヤル、ブレゲ数字
機能:自動巻、日付カレンダー、パワーリザーブ55時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース径38mm、ケース厚さ8.25mm
<Classique 7137>
搭載ムーブメント:キャリバー502.3DR1
ケース素材:イエローゴールドまたはホワイトゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:銀色仕上げゴールドダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:自動巻、日付カレンダー、パワーリザーブ・インジケーター、ムーンフェイズ、パワーリザーブ46時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース径39mm、ケース厚さ8.65mm
ケース素材:イエローゴールドまたはホワイトゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:銀色仕上げゴールドダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:自動巻、日付カレンダー、パワーリザーブ・インジケーター、ムーンフェイズ、パワーリザーブ46時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース径39mm、ケース厚さ8.65mm
歴史に残る懐中時計を腕時計で再現したモデル
トラディション(TRADITION)シリーズ
天才時計師アブラアン・ルイ・ブレゲが手がけた「スースクリプション」という懐中時計をベースに現代的な腕時計に仕上げられたシリーズです。
その複雑機構が動作する様を眺めることができるのも、このシリーズの魅力です。
<Tradition 7057>
搭載ムーブメント:キャリバー507DR1
ケース素材:ホワイトゴールドまたはローズゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:オフセンターに配置された銀色仕上げゴールドダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:手巻、両面にパワーリザーブ・インジケーター、パワーリザーブ50時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース径40mm、ケース厚さ11.65mm
ケース素材:ホワイトゴールドまたはローズゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:オフセンターに配置された銀色仕上げゴールドダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:手巻、両面にパワーリザーブ・インジケーター、パワーリザーブ50時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース径40mm、ケース厚さ11.65mm
<Tradition 7067>
搭載ムーブメント:キャリバー507DRF
ケース素材:18Kローズゴールドまたはホワイトゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:オフセンターに配置された銀色仕上げゴールドのローカルタイムダイヤル(手彫りギヨシェ模様)、オフセンターに配置されたブラック仕上げゴールドの基準時刻ダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:手巻、セカンドタイム・インジケーター、デイアンドナイト・インジケーター、ケースバックにパワーリザーブ・インジケーター、パワーリザーブ50時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース径40mm、ケース厚さ11.65mm
ケース素材:18Kローズゴールドまたはホワイトゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:オフセンターに配置された銀色仕上げゴールドのローカルタイムダイヤル(手彫りギヨシェ模様)、オフセンターに配置されたブラック仕上げゴールドの基準時刻ダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:手巻、セカンドタイム・インジケーター、デイアンドナイト・インジケーター、ケースバックにパワーリザーブ・インジケーター、パワーリザーブ50時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース径40mm、ケース厚さ11.65mm
<Tradition 7077>
搭載ムーブメント:キャリバー580DR
ケース素材:18Kホワイトゴールドまたはローズゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:オフセンターに配置された銀色仕上げ18Kゴールドのタイムダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:手巻、セカンドタイム・インジケーター、デイアンドナイト・インジケーター、ケースバックにパワーリザーブ・インジケーターと20分積算計のエングレービング、クロノグラフ作動インジケーター、パワーリザーブ55時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース径44mm、ケース厚さ13.95mm
ケース素材:18Kホワイトゴールドまたはローズゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:オフセンターに配置された銀色仕上げ18Kゴールドのタイムダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:手巻、セカンドタイム・インジケーター、デイアンドナイト・インジケーター、ケースバックにパワーリザーブ・インジケーターと20分積算計のエングレービング、クロノグラフ作動インジケーター、パワーリザーブ55時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース径44mm、ケース厚さ13.95mm
軍用時計好きならフランス海・空軍絡みのこのモデル
マリーン(MARINE)シリーズ
1815年、創業者アブラアン・ルイ・ブレゲが開発したフランス海軍用のマリン・クロノメーター(航海用精密時計)が元となって誕生した「ブレゲ」の「ダイバーズウォッチ」です。
いかにも「ダイバーズウォッチ」といったデザインとは違った上品な趣が特徴で、普段使いの腕時計としても粋なモデルです。
<Marine 5817>
搭載ムーブメント:キャリバー517GG
ケース素材:ステンレススティール、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:ブラックロジウム仕上げゴールドダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:自動巻、セパレート式日付カレンダー、ねじ込み式リュウズ、パワーリザーブ65時間、10気圧防水(100 m)
サイズ:ケース径39mm、ケース厚さ11.82mm
ケース素材:ステンレススティール、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:ブラックロジウム仕上げゴールドダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:自動巻、セパレート式日付カレンダー、ねじ込み式リュウズ、パワーリザーブ65時間、10気圧防水(100 m)
サイズ:ケース径39mm、ケース厚さ11.82mm
<Marine 5847>
搭載ムーブメント:キャリバー519R
ケース素材:18Kローズゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:ローズゴールドダイヤル(手彫りギヨシェ模様)、シルバーダイヤルとブラックダイヤルもあり
機能:自動巻、日付表示、アラームパワーリザーブ・インジケーター、アラームオン/オフ・インジケーター、ねじ込み式リュウズ、パワーリザーブ45時間、30気圧防水(300 m)
サイズ:ケース径45mm、ケース厚さ17.45mm
ケース素材:18Kローズゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:ローズゴールドダイヤル(手彫りギヨシェ模様)、シルバーダイヤルとブラックダイヤルもあり
機能:自動巻、日付表示、アラームパワーリザーブ・インジケーター、アラームオン/オフ・インジケーター、ねじ込み式リュウズ、パワーリザーブ45時間、30気圧防水(300 m)
サイズ:ケース径45mm、ケース厚さ17.45mm
<Marine 5857>
搭載ムーブメント:キャリバー517F
ケース素材:18Kローズゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:シルバーゴールド・ブラックロジウムダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:自動巻、日付表示、ねじ込み式リュウズ、パワーリザーブ72時間、10気圧防水(100 m)
サイズ:ケース径42mm、ケース厚さ12.25mm
ケース素材:18Kローズゴールド、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)
文字盤:シルバーゴールド・ブラックロジウムダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:自動巻、日付表示、ねじ込み式リュウズ、パワーリザーブ72時間、10気圧防水(100 m)
サイズ:ケース径42mm、ケース厚さ12.25mm
タイプトゥエンティ(TYPE XX)/タイプトゥエンティワン(TYPE XXI)シリーズ
「アエロナバル」とも呼ばれる「ブレゲ」の中でも人気の高いシリーズです。
「アエロナバル」とはフランスの海軍航空部隊の名称で、1950年代にフランス軍からの依頼で製作した「パイロットウォッチ」がベースとなっています。
革ストラップとメタルバンドがラインナップされていて、どちらのバンドにも馴染むデザインです。
<TYPE XX-XXI-XXII 3800>
搭載ムーブメント:キャリバー582
ケース素材:ステンレススティール
機能:自動巻、スモールセコンド、30 分・12 時間計、目盛り付き回転ベゼル、蓄光針と数字日付表示、ねじ込み式リュウズ、パワーリザーブ48時間、10気圧防水(100 m)
サイズ:ケース径39mm、ケース厚さ14.4mm
ケース素材:ステンレススティール
機能:自動巻、スモールセコンド、30 分・12 時間計、目盛り付き回転ベゼル、蓄光針と数字日付表示、ねじ込み式リュウズ、パワーリザーブ48時間、10気圧防水(100 m)
サイズ:ケース径39mm、ケース厚さ14.4mm
<TYPE XX-XXI-XXII 3810>
搭載ムーブメント:キャリバー584Q
ケース素材:チタン
機能:自動巻、スモールセコンド、日付カレンダー、デイアンドナイト・インジケーター、12時間積算計、目盛り付き回転ベゼル、蓄光針とアワーマーカー、ねじ込み式リュウズ、パワーリザーブ45時間、10気圧防水(100 m)
サイズ:ケース径42mm、ケース厚さ15.2mm
ケース素材:チタン
機能:自動巻、スモールセコンド、日付カレンダー、デイアンドナイト・インジケーター、12時間積算計、目盛り付き回転ベゼル、蓄光針とアワーマーカー、ねじ込み式リュウズ、パワーリザーブ45時間、10気圧防水(100 m)
サイズ:ケース径42mm、ケース厚さ15.2mm
丸型の腕時計に飽きたならこのモデル
ヘリテージ(HERITAGE)シリーズ
樽のような形をしたトノー型ケースが特徴の「ヘリテージ」シリーズは、クロノグラフも装備していて、ひときわ目立ちます。
<Heritage 5400>
搭載ムーブメント:キャリバー550/1
ケース素材:18Kホワイトゴールドまたはローズゴールド
文字盤:銀色仕上げゴールドの湾曲ダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:自動巻、日付カレンダー、スモールセコンド、30 分・12 時間積算計、パワーリザーブ52時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース縦42mm ケース横35mm、ケース厚さ14.45mm
ケース素材:18Kホワイトゴールドまたはローズゴールド
文字盤:銀色仕上げゴールドの湾曲ダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
機能:自動巻、日付カレンダー、スモールセコンド、30 分・12 時間積算計、パワーリザーブ52時間、3気圧防水(30 m)
サイズ:ケース縦42mm ケース横35mm、ケース厚さ14.45mm
まとめ
ここまで「ブレゲ」の歴史やモデルについてご紹介してきましたが、今では当たり前になっている時計の「自動巻」機構を、2世紀も前の1780年に開発したことなど、いかに創業者のアブラアン・ルイ・ブレゲが偉大な時計師であったかに、あなたも感心されたのではないでしょうか。
そして、その歴史的な時計たちがナポレオンなどの著名な人物に愛用されてきたことを知り、さらに「ブレゲ」というブランドや時計に魅力を感じられたことでしょう。
そんな輝かしい歴史を受け継いだ現行モデルもシンプルな「クラシックシリーズ」を始め、上品な趣で他の「ダイバーズウォッチ」とは一線を画す「マリーンシリーズ」、人気の高い「パイロットウォッチ」の「アエロナバル」など、魅力的なラインナップで溢れています。
あなたも人とは違う自分を演出するためのアイテムとして、「ブレゲ」の腕時計を手にされてみてはいかがでしょうか。