あなたは自分の持っているメガネに、こだわりがありますか?
男はモノに対するこだわりが強い傾向があります。
男にとって数少ないファッションアイテムの一つ、メガネ。
そんなメガネにも、モノとしてのこだわりを持ちたい、 そう思っている人も、少なくないのでは?
そんな人のために、モノとしてのメガネにこだわって、3つの切り口で、これぞというブランドを選んでみました。
あなたのこだわりを満たす一本が、見つかるかもしれませんよ!
歴史にこだわる
タート・オプティカル(TART OPTICAL)
1948年にアメリカのニューヨークで、ジュリアス・タートによって創業された、アメリカンビンテージの代表的ブランドです。
1970年代に衰退して廃業に追い込まれましたが、2011年に台湾のメガネ店と、廃業したアメリカのロサンゼルスにあるビンテージメガネ店「FOR YOUR EYES」の元店主で、創業者に仕えていたハート夫妻により復刻されました。
しかし復刻されたものは日本製で、レンズのシェイプを始めとする細部のデザインや素材が、オリジナルとは異なっているので、本当に価値があるのは、1950年代から1970年代前半にアメリカで製造された、オリジナルのビンテージのものになります。
ビンテージのものは、デッドストックやユーズドで、高額で取引されていて、あのジェームス・ディーンもタート・オプティカルのARNEL(アーネル)を複数本愛用していたことや、ハリウッドスターのジョニー・デップが出演映画やプライベートで、同じくARNEL(アーネル)を愛用していることでもよく知られています。
近年は生産拠点をイタリアへ移し、日本ではblincおよびblinc vaseが正規販売店となって、幅広いラインナップで販売しています。
デザインにこだわる
J.F.REY(ジェイエフレイ)
1995年にフランスのマルセイユで、のジャン・フランソワ・レイによって創業されたブランドです。
有名なメガネ産地のジェラ地方に、生家が祖父の代からメガネ工房を営んでいるという環境で生まれ、幼い頃からメガネに興味を持っていた彼は、自然な成り行きでアイウェアデザイナーになり、1978年には自身のデザインするブランド(IDC)を立ち上げました。
その実力を認められ、現在までフランスのアイウェア界で活躍してきた彼のデザインするメガネは、世界20数ヵ国で販売されています。
立体的なデザインのそのメガネは、まるで前衛芸術のようでもあります。
年間を通して100以上のモデルが発表されていて、ラインナップも豊富です。
2004年、フランスのパリで開催された、アイウェア界のアカデミー賞とも呼ばれるSILMO展にて、SILMOd’Or(シルモドール)のグランプリを受賞しているなど、名実ともにフランスを代表するブランドです。
作りにこだわる
トレミー48(PTOLEMY48)
1998年にデザイナー堀一彦氏が4人の眼鏡職人と出会いがきっかけとなり、2007年に日本のメガネ産地として有名な福井県鯖江市で創業されたブランドです。
日本のメガネの素晴らしさを、もう一度世界に発信しよう、という願いをコンセプトとしています。
選定された最高品質の材料のパーツは全て日本国内で生産し、破壊テストで耐久性を検査し、CE検査に合格した商品のみが市場に出荷されているなど、高い品質を誇っています。
ユーザーに合わせて傾斜角をつけやすく、歪みなどを吸収する構造で掛け心地も良好な、世界初の「βチタン3連蝶番」などの最先端技術、代々受け継がれてきた眼鏡職人の卓越した技、日本の伝統的な様式美を取り入れた独自のデザインなど、現在の日本を代表するメガネブランドです。
まとめ
以上、それぞれこだわりのあるメガネブランドを、アメリカ、ヨーロッパ、日本から一つずつピックアップしてみました。
時計などのモノにこだわりの強い男性なら、きっと興味を惹かれることでしょう。
あなたもこれらのブランドの中から、こだわりの一本を見つけてみてはいかがでしょうか?