スポーツウォッチのイメージが強く、F1ドライバーやプロスポーツ選手に愛用者が多いタグ・ホイヤーですが、スーツやジャケットに合うようなモデルは意外と知られていなのでは?
そんな「タグ・ホイヤー」についてご紹介いたします!
タグ・ホイヤーの歴史
1860年に、ドイツ系スイス人のエドウアルト・ホイヤーによりスイスで設立される。
設立当初の社名は、エドウアルト・ホイヤー・ウォッチメーカーズという名だった。
1876年、ロンドン支社設立。
1882年、「クロノグラフ」で特許を取得し、「クロノグラフ」の懐中時計製造を開始。
同年、ロンドン支社を閉鎖。
1916年、世界初となる100分の1秒まで計測できるストップウォッチ「マイクログラフ」を開発。
1920年、オリンピック・アントワープ大会で初の公式計時となる。
1953年、日本において商標登録される。
1969年、角型時計で世界初の防水クロノグラフ「モナコ」及び世界初の自動巻クロノグラフ「クロノマチック」を発表。
1971年、初のF1公式計時となる。
スイススキー連盟と契約、スイススキーチームが「ホイヤー」の「クロノグラフ」を使用するようになる。
1982年、「ピアジェ」傘下となる。
1985年、「ピアジェ」から離れ、「TAGグループ」の資金援助により、社名を「ホイヤー」から「タグ・ホイヤー」に変更。
1999年、「LVMH」傘下となる。
2004年、初のインディーカー・シリーズ公式計時となる。
タグ・ホイヤーの特徴
設立当初から腕時計に搭載するストップウォッチ機能である「クロノグラフ」の開発に力を注いできたメーカーで、1887年には、今でも主要なメーカーの機械式クロノグラフに使われているカップリング機構である「振動ピニオン」を発明して特許を取得するなど、「クロノグラフ」の代表的な存在。
F1などのモータースポーツとの関わりが深く、F1ドライバーの名前を冠したモデルも多い。
カーレース関連の有名なモデルとして「カレラ」や「モナコ」などがある。
タグ・ホイヤーの腕時計
カレラ
1950年代の伝説的なカーレース「ラ・カレラ・パンアメリカーナ・メキシコ」とF1世界チャンピオンの名ドライバー「ファン・マニュエル・ファンジオ」へのオマージュとして、1964年に当時社長であった「ジャック・ホイヤー」の熱い思いのもとに発表されたモデル。
手巻き式のムーブメントを搭載。
モナコ
1971年の映画「栄光のル・マン」で主演の「スティーブ・マックイーン」が着けたモデル。
1969年に、世界初の防水機能付き角型時計クロノグラフとして発表された。
自動巻式のムーブメントを搭載。
アクアレーサー
プロのダイバーの協力のもとデザイン・開発が行われ、信頼性の高い防水機能を備えたダイバーズウォッチ。
マリンスポーツに最適。初代モデルは1982年に発表されている。
まとめ
クロノグラフの歴史に大きな影響を与えてきた「タグ・ホイヤー」。
モータースポーツとの関わりが深い「タグ・ホイヤー」。
スポーティーなイメージが強い「タグ・ホイヤー」ですが、「カレラ」のようにシンプルなデザインのラインナップもあります。
あなたも、そんな「タグ・ホイヤー」の腕時計を一度手に取ってみてはいかがでしょうか?