メガネは、その人の第一印象を決める重要なアイテムです。
特にビジネスシーンで相手に与える印象は大きく、メガネの選択を誤ると、良くない先入観を持たれたまま商談に入らなければならない、といったこともあるかもしれません。
とは言え、職種や相手などによっても選択が変わってくるので、選ぶのに迷われている人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたのために、ビジネスシーンでの「メガネ選び」について3つのポイントをあげてみました!
フレーム
フレームの素材で主要なものに、金属系とプラスチック系があります。
これらはそれぞれ相手に与える印象が違っています。
金属系の主な素材にはチタンがあり、シャープな印象、カチッとした印象、落ち着いた雰囲気などのイメージを与えます。
また、スーツスタイルとの相性も良く、堅い職種の人に向いています。
プラスチック系の主な素材にはセルロイドやアセテートがあり、柔らかい印象、カジュアルな印象などを与えます。
また、ジャケット・パンツスタイルとの相性も良く、クリエイティブな職種の人に向いています。
このように、素材によって大きく印象が変わるので、フォーマル向けとカジュアル向けで、二本のメガネを使い分けるのもオススメです。
形状
フレームの形状は様々なタイプがあり、選ぶのに迷うポイントとなっているでしょう。
ここでは、二つに絞ってお話しします。
一つは、リム(メガネの縁)がレンズの外周を囲っている「フルリム」タイプです。
もう一つは、レンズの上半分もしくは下半分だけフレームがある「ハーフリム」タイプです。
「フルリム」の特長としては、フレームのボリュームが大きいので、素材が与える印象が強くなります。
なので、「ハーフリム」タイプに比べて、金属系ならより堅い印象に、プラスチック系ならよりカジュアルな印象になります。
「ハーフリム」は、その逆で素材が与える印象が控えめになります。
ビジネスシーンには、金属系の上半分だけフレームがある「ハーフリム」タイプがオススメです。
顔を引き締める効果があり、誰にでも合いやすい特長があります。
また、線の細いフレームなら、顔の雰囲気を損なうことなく知的な印象になります。
フレームの色
濃い色(黒、チャコールグレー、こげ茶など)は、カチッとした堅めの印象を与えます。
淡い色(ライトグレー、ベージュなど)は、柔らかい印象を与えます。
差し色(赤、オレンジなど)は、個性的な印象が強いので、職種やTPOによっては注意が必要になります。
なので、ベーシックな色のものを揃えた後、次の選択として選ぶのがオススメです。
レンズのサイズ
「レンズの縦幅」は重要なポイントで、縦幅が長いほど落ち着いた雰囲気になり、逆に短いとシャープになり過ぎるので、「レンズの縦幅」は3㎝前後がよいです。
また、ビジネスシーンにおいては、レンズが大きすぎないほうがスッキリとスマートな印象を与えます。
まとめ
普段、あまり意識することなくかけているメガネですが、自分の職業や関わる相手、メガネをかける場面などに合わせた選び方を知ることで、あなたは自分の思った通りの印象を相手や周りの人たちに与えることができます。
それは、ビジネスにおいて、取引先の担当者と円滑に信頼関係を築くことに役立つかもしれません。
あなたもポイントを抑えたメガネを選びで、ビジネスを有利に進める可能性を広げてみてはいかがでしょうか?