ファッションもライフスタイルも、そしてビジネスも。
すべてのことに、理想と現実が存在します。
高い理想を手に入れようとすると、何かを手放さなければいけない。
妥協しなければいけない。
しかし、視点を変えてみると理想と現実をうまくつなぎ、ちょうど良いポジションを獲得できるのではないでしょうか。
今回ご紹介するアニアリは「理想と現実」をバランスさせることに成功したバッグのファクトリーブランド。
アニアリを手にとってみると、あなたの「理想と現実」をバランスさせるアイデアの鍵が、バッグに触れる指先からジワジワと伝わってくるかもしれません。
アニアリとは
日本発の革製品のファクトリーブランド、アニアリ(aniary)。
アニアリが描く「理想と現実」をお話します。
アニアリ、それは『理想と現実』
アニアリは「An ideal and reality」(理想と現実)の文字を組み合わせた造語です。
アニアリのブランドコンセプトは
「何かに拘われば、何かを妥協しなければならない。けれど、理想と現実がバランス良く調和すればいいものが生まれる。」
“軽くて丈夫”
“使いやすい”
そして、素材の“美しさ”も際だたせる。
機能美と洗練された美しさの調和。
膨大な試行錯誤の結果、生まれたアニアリのバッグ達。
上質な素材、細部までの作り込み、そしてこだわりぬいたからこそ、到達できる上質な雰囲気。
「理想と現実」をかたちにした日本発のファクトリーブランドです。
アニアリの革へのこだわり
イタリアンレザーでも、傷が売り物のアメリカンな牛革でもありません。
日本でしか作れない、特別なレザーをアニアリは使っています。
今まで、どこのファクトリーでも使っていなかった、
・しなやかで
・軽く
・肌触りの良い
上質な革を使用することを目指しました。
この特別な革は、職人がこだわりぬいた末にたどり着いた、現在アニアリが持つ技術を凝縮した結果、手に入れた最高の素材。
ヴィンテージ感を追求しながら、長い間の使用にも耐えられるように考慮した特別な革なのです。
アニアリが小さな金具までこだわる理由
アニアリはすべての金具をオリジナルデザインにしました。
バッグの底鋲のような、見過ごしてしまうような小さな金具まで、アニアリの刻印をしっかりと刻むことにしたのです。
些細なディテールへのこだわりが、バッグのグレードを決定します。
そして、そのこだわりが、長い間に渡って愛着を感じ大切に使っていただけるバッグである証拠となるでしょう。
アニアリが追求するライフスタイル
アニアリが追求するのは「ライフスタイルファッション」。
現代のストレスが多い時代でも、自分自身が心地よくいられる時間や場所こそがもっとも大切であるという考え。
自分が心地よくいられる時、そこでは、いつも以上に「格好いい」自分でいてほしい。
ライフスタイルに溶け込んだ、格好いいファッションを伝えるべく、アニアリは熱い思いでバッグを作り続けています。
Antique Leather(牛革)
成牛の中でもキメの細かいステアをクロームでなめしました。
一般的なクロームでなめした革よりも、手間と時間をかけることで、
・柔軟性
・弾力性
・銀面(表面)を傷つけない
・ソフトな銀面を作り
・艶のあるソフトなレザー
が出来上がります。
手間と時間をかけてなめした革を、次の行程で染色します。
染色は4回に分けてオイルを入れるオイルド加工。
あわせて、手作業で行うムラ染めを行います。
染色へ手間をかけることで、アンティークレザーの独特な色調に仕上がったのが、Antique Leatherです。
機能美を追求したトートバッグ
昨今のトレンドの流れを見渡すと、スタイルを選ばないシンプルなデザインのトートバッグを探している人が多いように感じます。
このトートは、柔らかな質感をまとったアンティークレザーのバッグです。
高い汎用性とシンプルなデザイン。
容量のあるメイン。
そして深いポケットやサブポケット。
機能美と使い心地を追求したトートバッグです。
確実に上質なトートバッグ
シンプルでエレガント。
そして、さりげなくアピールする上質感。
メインの収納は大きめなものでも安心して入れられます。
また、メイン部分にはジップをつけることで、セキュリティもしっかりと考慮済み。
シンプルでエレガントなデザインを追求しながらも、バッグとは物を運ぶための道具である、という基本に立ち返ったことで生み出されたバッグです。
前面にはスナップ留めのスリットポケット。
背面にはジップポケットで、こちらもセキュリティーが万全。
ハンドルも手持ちと肩掛けの両方をかっこよく使える絶妙な長さとなっています。
完成されたトートバッグ
トートバッグに必要なものを全部入れて作ってみると、アニアリならこうなった。
多くの荷物を入れられる収納力。
手持ちも肩掛けも出来るハンドル。
ドレスにもカジュアルにも使えるフリーなデザイン。
小物をサッと取り出せるサブポケット。
トートバッグに求められる最低限の機能を追求して作られたのが、このトートバッグです。
トップのジップのミミを少し長くすることで、メインに入れる荷物が出し入れしやすくなっています。
また、中の荷物も一目でわかるように二つの内ポケットを用意。
フリーなスタイルは、カジュアルでもジャケパンやスーツでもマッチすること間違いなし。
一見しただけでは、ただのシンプルなトートバッグに見えますが、使ってみるとその最高の使い心地がわかってもらえると思います。
進化する名作トートバッグ
このトートバッグは、アニアリのバッグの中でもっともヒットしたアイテム。
オンでもオフでも使えるスマートさ。
ショルダーストラップを使ってタスキ掛けしても、子供っぽくならない雰囲気。
2WAYさもヒットした魅力なのだと思います。
正面のポケットは、アールをつけることで温かみをプラス。
メインの開口部には両サイドに耳をつけることで、大きなものも出し入れしやすい作りに進化しています。
背面にはもちろん、サッとスマホを出し入れしやすいスリットポケットを装備。
内ポケットは2つ備えていますので、バッグの中がごちゃごちゃせず、いつも整理整頓された状態をキープ。
名作を名作のままにはしないアニアリ。
名作をさらに進化させることで、より使いやすいモノを作ろうとするアニアリのこだわりが見えてくるトートバッグです。
大人抜け感なトートバッグ
現代、ファッションにもライフスタイルにも必要なのは「抜け感」。
カッチリしすぎず、少しだけラフな感じがリラックス感や快適性をイメージさせるのではないでしょうか。
そんな「抜け感」な雰囲気をトートバッグで表現したのが、この縦長トートです。
縦長のトートはバランスが難しいのですが、このトートバッグは肩に掛けても手で持っても使いやすい上に、絶妙な長さにハンドルが設定されています。
サイドにはジップポケットを用意していますので、実用性を備えているのも安心。
シンプルなデザインなので、ファッションと合わせづらいこともないので便利に使い回せそうです。
美しいハンドルのトートバッグ
前面、背面、いたってシンプルなトートバッグです。
しかし、このトートバッグに関しては、ハンドル部分に注目してもらいたい。
都会的な細身のハンドル。
あえてメインの開口部のキワまで縫製せず、遊びを持たせたハンドル。
遊びを持たせたため、レザーの開口部が倒れるのがデザインのアクセント。
温かみのあるバッグ全体のデザインとハンドルの都会的な印象。
相反する雰囲気を融合することで、オンでもオフでも気兼ねなく使えるトートバッグに仕上がっています。
開口部には2つのスナップボタンがついているので、安全面も安心。
内ポケットは3つ備えていますから、シンプルな中にも機能面を充実しています。
細身のハンドルは見た目とは違って、いつも手で触れるハンドルのセンター部に補強レザーを挟み込んで縫製済み。
耐久性も握り心地も最高な作りになっています。
New Ideal Leather(牛革)
キップレザーと呼ばれる中牛革のなかで、最高級の生後半年から1年の牛革をベースにしています。
特にキズが少ない希少な革を選ぶことで、他のブランドでは見ることができないオリジナル感を出しています。
この「New Ideal Leather」はアニアリが製法段階から企画開発したオリジナルレザー。
オリジナルな製法は、
・植物タンニンで革をなめす
・なめした革の銀面に溶解した特殊なワックスを染み込ませる
・再度、ワックスを銀面に染み込ませる
・銀面を専用のアイロンでプレスする
この製法の特徴としては、2度ワックスを染み込ませることで、革の硬化と耐久性をアップ。
また、専用のアイロンでプレスすることで、ムラのある焦げた風合い、独特な艶を生み出すことに成功しています。
これらの手間のおかげで、アニアリのオリジナルレザーが仕上がっているのです。
ミニマルなトートバッグ
一枚革で作られたシンプルなトートバッグです。
縦横の比率が絶妙なので、見た目にも非常に美しいバッグとなっています。
美しい外見に反して、使い心地は抜群。
背面にはジップがついたサブポケット。
内ポケットにはジップつきが2つ、パッチ型が2つの計4つ。
メイン部分にはベロホックを使ったことで、セキュリティ面も安心。
そして、このトートバッグで使われている革は、アニアリの中ではもっとも硬い素材。
独特な光沢、使い込むうちに自然と加わるシワ。
経年変化を楽しみながら、オン・オフ問わず使えるトートバッグです。
都会的でモダンな印象に、あなたを格上げしてくれるバッグですね。
都市生活のシーンを支えるトートバッグ
アニアリ史上、もっともシンプルなトートというと、この縦型バッグになります。
前面にはシングルファスナーのサブポケット。
背面にはスナップボタンのポケット。
メインの開口部はジップ対応。
シンプルなデザインなので、ビジネスシーンでちょっとした細かい荷物をまとめておくのにも最適です。
また、カジュアルなシーンでは手帳やスマホ、ノートパソコンなんかもザッと入れて持ち歩ける軽快感も魅力です。
機能性を充実しながらもミニマルな設計なので、機能的でありながらシンプルというバランスをアニアリ独自のデザインで作っています。
タイドアップしたスーツにも、デニムスタイルなカジュアルにも、すんなりマッチするバッグ。
都市生活をする人たちにとっては、うれしいオールラウンダーではないでしょうか。
上質な雰囲気のトートバッグ
アニアリ独自のニューアイディアルレザーを使ったトートバッグです。
このトートは一般的なトートバッグとは違い、コバやハンドルを丁寧に作り込んでいます。
ほとんどトートバッグの場合、コバはカットされたままだったり、ハンドル部分も革だけだったりすることが多いもの。
しかし、この上質なトートバッグは、シンプルでありながらもワンランク上の雰囲気を醸し出すバッグとなっています。
ただ、そこにあるだけで背筋がキリッと伸びるような、妥協することのない職人の技術が詰まったバッグ。
ぜひ、ビジネスシーンでスーツとあわせて使ってほしい。
そんなバッグですね。
Camouflage Leather(牛革)
キップレザーの中でも烙印がない、非常に高級な革を使用しています。
アニアリが企画開発したオリジナルレザーに、日本には数台しかない特殊なプリント機によって、高級な革へ時間をかけて迷彩柄をプリントしました。
一度にプリントできる範囲が限られているので、このプリント作業は高度な技術、そして時間が必要になります。
プリントした上からさらに、手作業でワックスをかけ、アイロンでプレスしたあと、色止め加工を行うことで色落ちや色移りを防いでいます。
カモフラージュなトートバッグ
アニアリのカモフラージュ柄は、一枚革に特別なインクジェットプリンターで理想の色を再現しながらプリントしています。
一枚革にプリントしてから裁断するので、全く同じパターンのバッグは2つとして存在しません。
デザイン性に目がいきますが、使い心地にも徹底的にこだわり、サブポケットを5つ、バッグの安定を考えてベロホックを使用しています。
見た目のファッション性とは反して、機能性も追求したトートバッグ。
同じ柄がありませんから、見つけたときが買いどきです。
カモフラージュなボストンバッグ
カモフラージュ柄は、トートバッグだけじゃもったいない。
ですからボストンバッグも紹介してしまいます。
素材のカモフラージュ柄の革はトートバッグと同じもの。
ということは、同じ柄は2つとありません。
こういうカモフラージュ柄のボストンバッグというと、柄部分の面積が広いので荒々しいイメージになりがちです。
しかし、アニアリのカモフラージュ柄は、シックで落ち着きのある配色なので、出張のときにも使えます。
従来、ボストンバッグというスポーティでカジュアルなデザインに、アニアリのシックなオリジナルカモフラージュ柄を配色することで、ビジネスシーンでも活用できるバッグに変身を遂げました。
これはアニアリのセンスであり、素材とデザインがもつキラリと光る才能、そして美意識の結果。
あなたもこのボストンバッグをサッと手に持って、アニアリのセンスと才能、そして美意識を取り込んでみませんか。
まとめ
アニアリのバッグ、いかがでしたか。
どちらに偏るのでもなく、両方を捨てるのでもない。
美しさと使いやすさ。
触れても、観ても、使っても、心地よくなれるバッグ。
そして、自身の気持ちをナチュラルな状態にしてくれるアニアリのバッグ。
意気込みすぎたり、熱くなりすぎたり。
こだわりすぎたり、視点が狭くなったり。
逆に、
落ち込んだり、やる気が出にくかったり。
なんとなく億劫な気分になったとき。
そんなとき、サッと手に取ることで自分本来のナチュラルな状態に、カチッとスイッチを入れるように一瞬で切り替える手伝いをしてくれる。
あなたが手を伸ばしたとき、手が届くところにひとつは持っていたい、そんなバッグではないでしょうか。