よくこんなことを言われます。
「何をやっている人か、よくわからない」
「固くて、真面目でとっつきにくい」
「なんとなく暗いイメージ」
「固くて、真面目でとっつきにくい」
「なんとなく暗いイメージ」
国家資格なのに、弁護士や税理士に比べて印象もイメージもいまひとつな社会保険労務士。
いつも鞄には分厚い労働法の書籍や、労基法、助成金のことが書かれている小冊子類がぎゅーぎゅーに詰まっている。
いくら頭が良くて仕事のできる人でも、ちょっとダサく見えてしまいます。
ホントにざんねん。
人は第一印象で、9割が判断されると言われています。
鞄と靴を見れば、どんな人なのかおおよそ見当がつく。
だからこそ仕事で使う鞄にはこだわりたいもの。
センスが良くて上品に見える、そして荷物の多い社労士にも使いやすい鞄。
使い手のことをとことん考えたHERZ(ヘルツ)の革鞄を紹介します。
HERZとは
HERZは渋谷、博多、大阪、仙台、名古屋の5拠点に店舗兼工房を持つ、日本の手作り革鞄工房です。
革の裁断から縫製に至るまで、一点一点を全て自分たちの手で作り上げる。
創業当時から今も変わらず、守り続けられています。
「革を裁断し、ミシンを踏み、ハンマーをにぎる」
鞄職人が作った最高の一品、スタッフはその出来立てをお客さまに手渡す。
そのシンプルなスタイルは、40年以上経った今もなお引き継がれています。
「偶然もらった一枚の革」
創業者の近藤は、当時勤めていた会社の同僚からもらった革で革袋を作ります。
これが意外に楽しくて「作りたい!楽しい!!」思いが近藤の中でふくらみ、1973年にHERZを創業します。
あれから40数年。
今日も作ることが楽しくて仕方ない作り手たちが、一点一点鞄を作り上げています。
心を持つ鞄
HERZでは商品の注文をもらってから、一つ一つ作り始めます。
大きな革鞄はもちろん、小さな革小物にいたるまですべて受注生産。
しかも革の裁断以外は、最初から最後まで一人で担当します。
「一人一本」
分業する方が時間の効率は上がります。
でも一本を一人が作り上げることで、作り手の想いが鞄に宿り血の通った鞄になる。
HERZはドイツ語でハート(心)。
HERZの鞄にはどこか温かさを感じると言われます。
一人一人の作り手が心をこめて作り上げた鞄に、愛着を持って永く使ってもらいたい。
そのためHERZの鞄作りは「丈夫さ」を第一に考えています。
・革はなるべく漉かずに厚いまま使う。
・番手の大きな糸で力強く縫い上げる。
・大きな金具でしっかり留める。
・番手の大きな糸で力強く縫い上げる。
・大きな金具でしっかり留める。
10年後、20年後でも使い続けられるように、修理に耐えうる作りを心がけています。
もともと「より丈夫に」と考えられた、この3つの手段。
不思議とデザインの一部として、鞄に溶け込んでいます。
HERZの鞄が力強くて生き生きしているのは、作り手の想いと使う人の愛着が鞄に宿っているからです。
HERZのこだわり
天然の革だからこそ、革のキズやシワによって同じ商品でも表情が変わってきます。
また、作り手が一点一点仕上げているので、手作りならではのナチュラルな仕上がり。
革の持つ表情と、作り手の手作業によって出来上がった商品はまさに一点モノです。
天然革が持ついろんな表情
・バラキズ、血筋
出来る限り自然の風合いを生かすため、表面加工を抑えています。
そのため、革の表面や裏面にはバラキズや血筋といった自然の跡が残る。
これらの跡が使う人の手によって、鞄の一部となっていきます。
・縞模様
革には「トラ」と呼ばれる筋状の縞模様があります。
よく亀裂が入っていると間違われますが、これは背中や首、肩の周りなど、元々シワが寄りやすい部位についた模様です。
個体差がありますが、大きくトラが入る場合もあります。
強度面は他の部分と全く変わりません。
これも革が持つ味わい深さです。
・独自のにおい
自然からの産物である皮を革として使えるように、環境に優しい植物由来のタンニンなめしで仕上げています。
これによって革独自のにおいがありますが、使っていく中でやわらいでいきます。
・革の裏面
HERZの製品には裏地がついていないので、革の裏面が裏地にあたります。
一般的には革特有のシミや模様は、顔料を使って隠します。
HERZでは、あえて隠さず天然素材が持つ味わいをそのまま活かしています。
また使う場所によっては使い続けていくうちに、摩擦で毛羽立ちが生じることもあります。
個性がいっぱいHERZの鞄
・内張りがない製品作り
お気に入りのものは、できるだけ長く使い続けてもらいたい。
長い間使っていくと、耐久性の弱い内張りから痛んでくるため内張りをなくしました。
修理することも念頭に入れた、製品作りもHERZのこだわりです。
・手作業の温かみ
丈夫さを第一に考えたHERZの鞄。
厚い革と太い糸で作っているので、ステッチがどうしても機械のように均一には揃いません。
耐久性を求めた結果、針穴をひとつでも減らすために少し曲がっていたり、ピッチが異なっていたり。
見た目は均一ではなくても、機械には出来ない作り手のきめ細やかな心配り。
「神は細部まで宿る」HERZのこだわりです。
・長く使うほど姿を変える鞄
一枚革で仕上げた厚みのあるハードレザー。
最初は革が固くても、年数が経つと次第に柔らかくなり形が変わっていきます。
使い手の癖や荷物の入れ方など、使用状況によって鞄に現れた変化を味わう醍醐味。
色の経年変化と合わせて10年先、20年先。
鞄とあなたがどんなふうに変化しているのかを想像してみてください。
もうひとつのシリーズ「Organ」
HERZオリジナルレザーと異なり、柔らかい仕上がりのOrganモデル。
革の街、トスカーナ州サンタクローチェで作られた植物タンニンなめしのイタリアンレザーを使っています。
革の特長
・素材本来の魅力を活かすため、色ムラ、トラなどは隠さない仕上げ。
・使い込んだときに独自の色つやが出る。
・上質な油分を十分含んでいるのでお手入れは空拭きのみ。
・使い込んだときに独自の色つやが出る。
・上質な油分を十分含んでいるのでお手入れは空拭きのみ。
主張しすぎないデザインは、女性にも使いやすくお店の雰囲気もシンプル。
Organでは鞄のデザインによって、数種類のイタリア革を使い分けています。
お手入れ方法
お気に入りの鞄、やっぱり10年、20年先まで使い続けたいですよね。
厚い革でも乾燥すると、途端に弱くなります。
HERZの革は自然の風合いを生かすため、表面の加工を極力抑えていますので乾燥しやすい。
気づかないでそのまま放っておくと、ヒビ割れや破けの原因にもなります。
「しまった!」と思う前に、定期的にオイルでお手入れしましょう。
革鞄を使う前に
「手に入れたらすぐに使いたい!」
はやる気持ちはわかりますが、まずは革の表面全体に保革用のオイル(ラナパー、ミンクオイル等)を塗りましょう。
このひと手間で、革の状態かなり変わります。
また使っていくうちに、表面が乾燥してきたときにも保革用オイルをお忘れなく。
塗るたびに革の色つやが美しく出て、革独自の経年変化を楽しめます。
次にブラッシングとからぶき、オイル塗布の方法について紹介します。
ブラッシングとからぶき(毎日のお手入れ)
使ったあとの鞄はチリやホコリなど、パッと見ただけではわかりにくい汚れがついています。
これが革表面の油分を吸収していることも。
馬毛ブラシや柔らかいきれいな布で、鞄の表面の汚れを落としていきます。
オイル塗布(2ヶ月に一度の頻度が目安)
ごく少量のオイルを柔らかい布などにとって、薄く均一に伸ばしながら塗っていきます。
オイルはHERZのオリジナルレザーと相性がいい、天然素材100%の成分を使ったラナパーがおすすめです。
使い方はとっても簡単。
(1)付属のスポンジの表面に、少量オイルをつけます。
(2)円を描くようにクルクルと均一に力を入れて、素早く塗っていきます。
(3)オイルを塗った直後は多少鞄がベタつきます。
(2)円を描くようにクルクルと均一に力を入れて、素早く塗っていきます。
(3)オイルを塗った直後は多少鞄がベタつきます。
半日ほど経つと鞄に油分が染み込むので、使うのはそれからにしましょう。
塗り方のコツ
・広い面はスポンジの面で、細かい部分はスポンジの角を使って塗っていきましょう。
・柔らかい部分は、中に手を入れて塗ると塗りやすいです。
・同じところを何度も塗ると、色ムラができることがあります。
・初めて塗る場合は、目立たない底部などから塗っていくと安心です。
・柔らかい部分は、中に手を入れて塗ると塗りやすいです。
・同じところを何度も塗ると、色ムラができることがあります。
・初めて塗る場合は、目立たない底部などから塗っていくと安心です。
はじめは面倒に感じるかもしれません。
毎日続けることで、ゆっくり革の色が深く濃くなっていく経年変化。
鞄とともに時を刻む楽しさに、きっとあなたも夢中になるはずです。
TV、雑誌、映画にも登場したHERZの鞄
ドラマや映画の中でも使われているHERZの鞄。
「鞄を買いたいけど、どれを選んだらいいのかわからない」という方。
これを選べば、間違いないです。
俳優さんたちが持っていた鞄と同じものを持てば、あなたのセルフイメージも変わるはず。
ダレスバッグ・ワイドマチタイプ(BJ-4)
TBSドラマ「LEADERSリーダーズ」主演の佐藤浩市さん演じる愛知佐一郎。
ドラマの中では幅広マチで、荷物がたくさん入る鞄を使っていました。
幅広マチでたっぷり収納できるダレスバッグは、荷物の多い社労士さんにはぴったり。
まさに仕事に最適な鞄です。
鞄の口枠部分が大きく開きますので、書類の出し入れもスムーズ。(書類はB4サイズが入ります)
中には仕切りがありませんので、書類やファイル、パソコンやタブレットなどまとめて収納することができます。
また、マチ幅が広いと書類などの荷物もどんどん入れてしまいがち。
そこで耐久性を考慮し、盤面、底面に樹脂版を入れて強度を高めています。
型崩れや偏りによる鞄の劣化を気にすることなく、長く使えるのがいいですね。
品番:BJ-4-H-BK~BJ-4-N-RD
色:キャメル チョコ 黒 グリーン 赤
素材:ラティーゴ(ハードレザー)
色:キャメル チョコ 黒 グリーン 赤
素材:ラティーゴ(ハードレザー)
サイズ:横43 高さ30 マチ13.5 重量1700
ドイツホックの二本手ビジネスバッグ(G-25)
雑誌「Goods Press 2014年4月号」の記事「カバンは男の道具箱」で紹介されました。
さらっとしたテクスチャーの、イタリアンレザー「ダコタ」で作るOrganモデル。
HERZオリジナルレザーと違って、やわらかい仕上がりの鞄です。
といっても、元のデザインはトランクを思わせるカッチリした箱型のパイロットケース。
形はカッチリ、全体的な仕上がりはソフト。
程よい堅さのビジネスバッグは「固くて、真面目でとっつきにくい」印象の社労士さんにおすすめです。
中の収納はA4ファイルとB4用紙が入って、口枠部分は大きく開くので荷物の出し入れもスムーズ。
さまざまな書式の書類を、持ち運ぶ方ことの多い方にはとても使いやすい鞄です。
品番:G-25-AM~G-25-CT
色:アンバー カスターニョ 黒
素材:ダコタ(イタリアンレザー)
色:アンバー カスターニョ 黒
素材:ダコタ(イタリアンレザー)
サイズ:横41 高さ31 マチ9 重量1450
初代棒屋根鞄(A-78)
数泊の出張にも使えるビジネスバッグ。
映画 「舟を編む」主人公の松田龍平さん演じる馬締光也が黒を使っていました。
どっしりとした印象で、鞄上部にはクラシカルな雰囲気の「棒屋根」
前面のポケットについている、2本の差し込み金具がアクセント。
前にも後ろにもファスナーで開閉できる収納スペースがあるので、書類や小物など用途に合わせて使い分けることができます。
マチ付きだから収納力も抜群。
鞄のサイズはA4用紙が入るMサイズと、一回り大きいB4用紙が入るLサイズ。
手持ちはもちろん、ショルダーバッグとして使ってもバッチリさまになる鞄です。
使う用途に合わせて、使い分けることができるのが便利ですね。
品番:A-78-L-BK~A-78-M-RD
色:キャメル チョコ 黒 グリーン 赤
素材:ラティーゴ(ソフトレザー)
色:キャメル チョコ 黒 グリーン 赤
素材:ラティーゴ(ソフトレザー)
サイズ 横(cm) 高さ(cm) マチ(cm) 重量(g)
M 35.5 26.5 10.5 2100
L 40.5 29.5 10.5 2500
M 35.5 26.5 10.5 2100
L 40.5 29.5 10.5 2500
ファスナータイプの2wayビジネスバッグ(BF-20)
同じく、映画 「舟を編む」でベテラン俳優、加藤剛さん演じる松本朋佑はチョコを使っています。
ベーシックなデザインの2wayバッグ。
持ち方が2wayだけでなく、ビジネスでもカジュアルでも使える2wayの顔を持つ鞄です。
本体、ポケットすべてがファスナー式なので、開け閉めがとてもスムーズ。
前面のポケットにはマチが付いているので、厚みのある手帳や財布などもしっかり収納できます。
後ろのポケットにはノートや雑誌など、よく取り出すものを入れておくと便利です。(LLサイズのみ)
豊富なサイズ展開なので、用途に合わせて選べるのが嬉しいですね。
品番:BF-20-L-BK~BF-20-M-RD
色:キャメル チョコ 黒 グリーン 赤
素材:ラティーゴ(ソフトレザー)
色:キャメル チョコ 黒 グリーン 赤
素材:ラティーゴ(ソフトレザー)
サイズ 横(cm) 高さ(cm) マチ(cm) 重量(g)
M 30 22.5 9.5 1100
L 34 25.5 9.5 1350
LL 39 28.5 10.0 1850
ソフトダレスバッグ(BJ-68)
最後はTBSドラマ『猫弁』主演の吉岡秀隆さんがドラマで使った鞄。
HERZのロングセラーアイテム「ソフトダレスバッグ」です。
かつて、アメリカの国務長官ダレス氏が持っていたことから名前がついたダレスバッグ。
「通称:ドクターズバッグ」と呼ばれ、医者が持つ印象を持っている方も多いと思います。
ダレスバックは、一般的には少しお硬いイメージ。
「気兼ねなく、私達の毎日の生活の中に溶け込むようなダレスバッグがあるといい」
HERZの創業者 近藤は、比較的やわらかめの革を使ってこのソフトダレスを作りました。
前面には余計な装飾はなく、背面にだけファスナーがついたシンプルな作り。
しなやかで適度に張りがあるので持ちやすく、年齢や服装を選びません。
ビジネスだけではなく、普段使いにも使えるHERZのソフトダレス。
実は女性にも人気です。
品番:BJ-68-L-BK~BJ-68-STH-RD
色:キャメル チョコ 黒 グリーン 赤
素材:ラティーゴ(ソフトレザー)
色:キャメル チョコ 黒 グリーン 赤
素材:ラティーゴ(ソフトレザー)
サイズ 横(cm) 高さ(cm) マチ(cm) 重量(g)
S 35 25 9 1200
ST 25 32 9 1200
SM 39 27 10 1300
M 43 30 10 1400
L 48 36 10 1600
S 35 25 9 1200
ST 25 32 9 1200
SM 39 27 10 1300
M 43 30 10 1400
L 48 36 10 1600
まとめ
背筋がピンと伸びて、センスのいい革鞄と手入れが行き届いた靴でさっそうと歩く。
これまでの、
「何をやっている人かよくわからない」
「固くて、真面目でとっつきにくい」
「なんとなく暗いイメージ」
「固くて、真面目でとっつきにくい」
「なんとなく暗いイメージ」
こんなイメージは、もうどこにもありません。
流行に流されないオーソドックスなデザインは、誠実さが問われる職業にはピッタリ。
HERZの革鞄はデザインはもとより、持ちやすさと使いやすさにこだわっています。
・たくさん収納できて、型崩れしない。
・長く使うほどに革本来の価値が増し、深みのある雰囲気を醸し出す。
・2年、3年使うことで手になじみ、10年後の色の変化を楽しむ。
・長く使うほどに革本来の価値が増し、深みのある雰囲気を醸し出す。
・2年、3年使うことで手になじみ、10年後の色の変化を楽しむ。
使えば使うほど愛着の湧く、長く付き合える仕事のパートナー。
それがHERZのカバンです。
あなたのお好みのデザインはどのタイプですか。