「自分にはファッションセンスがない」
このように悩んでいる男性、多いのではないでしょうか?
特に30代後半から40代、50代の男性は、普段はスーツを着ていることでファッションセンスを問われることもありませんが、普段着やオフィスカジュアルが必要なシーンになると、頭を抱えてしまう方が多いようです。
そこで今回は、ファッションセンスがないとお悩みの男性に向けて、ダンコレが解決するコツをお話していきます。
1. ファッションセンスがないと悩む男性の特徴 2. ファッションセンスがないという間違い 3. ファッションセンスがなくてもオシャレになれる方法 4. まとめ
1.ファッションセンスがないと悩む男性の特徴
ファッションセンスがないと悩む男性には、次のような特徴が見られます。
そして、これらの特徴を理解し、少しだけご自身の視点を広げたり柔軟にしたりすることで、一気にファッションセンスが磨かれることもあります。
(1)洋服への興味が薄い
そもそも「センス」とは、どのようにして身につくものなのでしょうか。
スポーツでも、写真でも、音楽でも「センス」が問われた場合、生まれつきセンスを持っている人は一握りの天才だけ。
多くの人たちは生まれつきセンスを持っているわけではありませんから、興味を持って接する時間を増やすことでセンスを獲得しているはずです。
これはファッションにおいても同じです。
ファッションセンスがないと悩んでおられる男性のほとんどは、ファッションに対する興味が薄いのです。
そして興味が薄いことに対しては、知識も技術も身につくことはありませんから、いつまでもファッションセンスは磨かれないまま。
・とりあえず手近にあった洋服を着る
・お店で言われたままの服を買って着る
・10年前と同じ洋服を着る
このようなパターンに入ってしまい、より「ファッションセンスがない」と悩み続けることになります。
(2)自分を客観的に見るのが苦手
ファッションセンスがないと悩む男性は、どうも自分のことを客観的に見るのが苦手なようです。
・自分の体型
・自分の身体の特徴
・映える色や柄
こういった部分を主観的に(自分の趣味だけ)見て服を選んでしまうため、似合っているかどうかは関係なく「自己主張」だけしている残念な状況になっていることがあります。
ファッションとは誰かの目に映るものです。
自分を表現することも大切ですが、どのように見られているのかを考えることでセンスを磨くきっかけになります。
(3)人は中身が肝心という想い
人として考えた場合、この想いは正しいことです。
しかし、実際はというと人は見た目で相手を判断するものです。
「見た目9割」と言われているように、第一印象は「見た目」であり、その先に「中身」を知ってもらうことになります。
ファッションセンスがないと悩む男性の特徴としては、どうしても「見た目」よりも「中身」にこだわってしまい、ついつい洋服選びが無頓着になってしまっているようです。
これは大変もったいないことです。
あなたの中身を知ってもらう前に、見た目で印象を下げている可能性もあるからです。
2.ファッションセンスがないという間違い
ファッションセンスがないというのは間違っています。
ほとんどの方は次のことに注意してもらえば、ファッションセンスを身につけることができます。
(1)ファッションはカルチャーである
ァッションとはカルチャーです。
あなたが選ぶ洋服は、これまで興味を持って触れたカルチャーに強い影響を受けています。
もし、今のファッションがダサイと感じているのなら、ダサイファッションを選ぶカルチャーを持ったグループや趣味の集まりに参加していた可能性があります。
ということは、あなたがこれから触れ合う対象を変化させることで、ファッションセンスも変化させることができるのです。
例えば、現代美術を展示しているところへ足を運んでみてください。
比較的おしゃれなファッションの人が多く居ます。
実際に足を運ぶのはちょっと苦手という方なら、インスタで「カッコイイな」と感じる人をフォローし、毎日見ているだけでも変化は訪れます。
とにかく、ファッションに触れ合う機会を意図して増やすこと。
そして、ダサイファッションを選んでいると思うグループやコミュニティーは参考にしないこと。
普段の生活スタイルから変化を起こすことで、あなたのセンスも徐々に磨かれていきます。
(2)おしゃれに見せる法則を知ろう
おしゃれに見せる法則というものがあります。
特に普段はスーツばかり着ている男性なら、必ず覚えておきたい法則です。
ドレス感:カジュアル感=7:3
おしゃれはアイテム単体の良さや値段、ブランド名で決まるものではありません。
全体の着こなしによって「おしゃれ」が決まります。
そのため、高級ブランドでもユニクロでもH&Mでも無印でも、着こなし次第でおしゃれに見えるのです。
そしておしゃれに見せる法則としては、私たちがおすすめするのが先ほどの7:3。
日本人(アジア系)はどうしても童顔に見えます。そのためドレス感を強めた方が、洗練された雰囲気になり、おしゃれに見えやすいのです。
・テーラードジャケット
・スラックス
・シャツ
・革靴
・レザーバッグ
こういったアイテムを身につけることで、7:3がキープでき、客観的に見てもおしゃれな男性に変身しやすくなります。
ぜひ、
・同窓会
・婚活
・合コン
などの機会があれば試していただきたい法則です。
きっとまわりからの視線が違っているはずです。
3.ファッションセンスがなくてもオシャレになれる方法
ファッションセンスがなくてもオシャレになれる方法があります。
次からお話する6つのポイントを参考にしてもらうことで、ダサイファッションからおしゃれなファッションへ変身できます。
(1)おしゃれの基本は足し算と引き算
おしゃれの基本というものがあります。
ここで間違えやすいのが、身につけるアイテムをドンドンと増やしてしまう「足し算」を選ぶ方が多いことです。
でも、本当におしゃれに見えるのは「引き算」だということを覚えておいてください。
身につけて鏡を見たとき、イマイチだなと感じたらアイテムを一つ減らしましょう。
または、アイテムの一つを無地でシンプルなものにしてみましょう。
引き算することで、シンプルなおしゃれが完成しやすくなります。
(2)個性を主張しすぎない
色や柄が強烈なアイテムで自己主張する。
これがおしゃれ。
このように考えている方もいらっしゃいますが、おしゃれとは「まわりの人が安心できる服装」でもありますので、強烈な主張はダサイ印象になってしまいます。
また、女性が同席されるシーンであれば、おしゃれを主張するのは女性であり、男性はサポートに徹するのが基本。
女性よりも目立つファッション。
まわりから浮いてしまう個性的なファッションは避けましょう。
(3)成金ファッションはマネしない
ハイブランドを身にまとう。これぞファッションセンスの証。
これは間違った考え方です。
ハイブランドで固めたファッションは「成金」に見えてしまいます。
上品さがありませんので、ファッションセンスよりも人間性を疑われてしまいかねません。
(4)サイズ感を見直そう
おしゃれなファッションに重要なのがサイズ感。
スーツでもカジュアルでも、あなたの身体に合ったアイテムを選びましょう。
これだけでも着こなしている雰囲気が強まり、ファッションセンスがアップしたように感じられます。
(5)清潔感は大事なポイント
難しいことは苦手。
そんな方は、清潔感だけを目指して服を選んでください。
・スッキリ
・シンプル
・モノトーン
ダメージデニムや、角がこすれたバッグや靴は選ばないのが基本です。
4.まとめ
ファッションセンスがないとお悩みの男性は、ファッションと触れ合う機会が少なかったのだと思います。
ですから、これからできるだけファッションを目にする機会を増やしていただきたいと思います。
今ではスマートフォン一台で簡単に見ることができます。
特にインスタは、おしゃれなファッションを知る機会を生み出してくれています。
こういったツールを活用し、自信を持って外出できるファッションを身につけて楽しんでいただきたいと思います。