オフィスでのドレスコードというと、従来は「スーツ」しかありませんでした。
一部のクリエイターやアーティスト系の人は、かなりカジュアルな服装でもOKという会社もありますが、ほとんどの社会人にとってオフィスはスーツというのが定番。
しかし最近では、クールビズも定着し、働き方も多様化したことでオフィスのドレスコードが少し柔軟に変化したところも増えています。
そのため新社会人の方や、社会人経験が長くない方からすると、どんな服装までOKなのかよく分からないというお悩みもあるようです。
そこで今回は、働く男性をもっとかっこよくするためにオーダージャケパンを提供しているダンコレが、社会人なら知っておきたいビジカジファッションの基本についてお話していきます。
今年の夏はビジカジを楽しみたいと思っている方。
テレワークの服装としてビジカジを選んでみたい方におすすめの内容となっています。
参考にしてみてください。
1. 社会人が外さない「ビジネスカジュアル」とは? 2. 知っておきたいビジカジのルール 3. カジュアル度が決めるアイテム 4. まとめ
1.社会人が外さない「ビジネスカジュアル」とは?
服装規定(ドレスコード)を柔軟にする会社が増えています。
クールビズやウォームビズが普及したことで、かなり柔軟になってきていると感じています。
そのため、ダンコレが数年前からおすすめしている「ビジネスカジュアル」であるジャケパンも選ばれることが増えています。
でも、ビジネスカジュアルって具体的にはどういうの?という悩みもあるようです。
そこで知っておいて頂きたいのは「ビジカジには正解がない」ということ。
基本的な考え方としては、上下がセットアップされたスーツよりも、少しカジュアルな服装をイメージしておきましょう。
具体的には、ビジカジの基準は次の2つのポイントが満たせればOKです。
・取引先へ訪問できる
・来社された方の対応ができる
相手の方に「この人で大丈夫なのか?」と不信感や不快感を持たれない服装だと言えます。
より明確な服装のポイントとしては、以下の3つを満たすことを目指しましょう。
・襟付きのアイテムを着用する
・シンプルなデザインや色のものを着用する
・清潔感を出す
いかがでしょうか?
何となくビジネスカジュアルにふさわしいシルエットやスタイルがイメージ出来てきませんか。
2.知っておきたいビジカジのルール
それではビジカジのルールを見ていきましょう。
新社会人の方や社会人経験が長くない方は、学生のノリでビジカジを選んでしまうと、信頼できる社会人として会社の人や取引先の人に見てもらえない可能性もあります。
ルールを知ることで、信頼できる自分を印象づけてください。
(1)きほんの「き」とは
先ほども少し触れましたが、ビジカジルールのきほんの「き」は、取引先の方の対応ができるのかどうかです。
訪問するときも、来社されたときも、相手が「この人なら大丈夫」と感じてもらえる服装にすることが大切。
いくら自分が「OK」を出していても、服装から受ける印象や判断は相手目線。
社会人は学生ではありませんので、自分の好きなことや個性を相手に伝えるよりも、相手が安心できる人と成りを伝えることが重要です。
まずは相手目線で自分のビジカジを俯瞰してみましょう。
自分だったら、この服装の人が登場したとき「信頼できる」「安心できる」「任せよう」と思うかどうかです。
(2)カジュアル度合い
ビジカジで難しいと感じられるのが「カジュアル度合い」ではないでしょうか。
チェック柄のシャツ+デニムというコーデはビジカジに相応しいかというと、IT関係のプログラマーや広告クリエイターのような仕事ならOKかもしれません。
しかし、訪問や来社がある部署ならカジュアル過ぎる印象だと思います。
そのためビジカジにおけるカジュアル度合いを決めるルールとしては、以下のポイントを油断することなくまとめておくことだと思います。
・清潔感のあるファッション
・シンプルなファッション
・少しだけきちんとしたファッション
これなら急な取引先の対応があっても慌てなくて済みます。
(3)清潔感とシンプルさが重要
この2つがどうして重要なのかというと、見た目の印象からあなたの評価もアップしやすいからです。
・仕事が早そう
・無駄がなさそう
・気が利いてそう
センスよく仕事が出来て、コミュニケーション力も高そうに見えるのです。
そして、これら3つは女性から好印象を持ってもらうポイントでもあります。
(4)着回しも大切
シンプルなアイテムを使ったファッションは、着回しするのも簡単になります。
またビジカジの場合、スーツと違って同じ服装を着続けることはおすすめできません。
というのも、あなたのまわりの男性社員は気にしていないかもしれませんが、女性社員は「また、同じ服装」というようにチェックしています。
同じ服装が悪いわけではありませんが、毎日同じだと清潔感が感じにくくなります。
そこでビジカジでは着回しやすさも考えて選ぶ必要があります。
(5)女性から高評価を受けやすい服装を知っておく
ファッションに関しては男性よりも女性の方が敏感ですし、センスも高いと思います。
そのためビジカジでは頑張りすぎないファッションよりも、女性が高評価するファッションを意識しておきましょう。
ポイントは「キレイめ」です。このキーワードさえ外さなければ、ほとんどのケースで女性から「なに、あの人?」という低い評価をされることはありません。
3.カジュアル度が決めるアイテム
ビジカジのカジュアル度を自在に決められるアイテムを理解しておきましょう。
(1)ジャケット
シャツだけではカジュアル度が高まります。
そこで季節を問わず「きちんと感」「キレイめ」を目指したビジカジファッションにするのなら、テーラードジャケットを必ず選びましょう。
一般的なスーツのジャケットではなく、ジャケパンで使えるジャケットであることが重要です。
というのも、スーツのジャケットとはシルエットが違うためなんです。
スーツのジャケットは若干着丈が長いため、シルエットがすっきりしません。
対してジャケパンで着用できるジャケットは、着丈が少し短めでシルエットもスッキリしています。
そして色や柄はシンプルなものを選んでおきましょう。
(2)シャツ
ジャケットの内側に着用するのはシャツが安心です。
それも襟付きのドレスシャツを選びましょう。
夏ですと少し涼しげな印象を与えるように、襟付きのポロシャツもおすすめです。
少しカジュアルな雰囲気にしたい場合は、ギンガムチェック柄のシャツもOKです。
(3)カットソーやセーター
ビジカジでカジュアル度を程よくアップし、親近感を出したい場合、シャツの代わりに
・カットソー
・セーター
を着用するのもおすすめです。
アップルのCEOなどもこうしたファッションで登場することがあります。
シンプルなのでビジカジとしてもおすすめです。
(4)パンツ
きちんと感を出すならスラックスやチノがおすすめ。
少しカジュアル寄りにしたい場合は細めのデニムも使えます。
ビジカジで選んじゃいけないのは、オーバーサイズのスラックスやチノ、ダメージ加工されたデニムです。
(5)シューズ
きちんと感重視なら革靴を選びましょう。
カジュアルな雰囲気でもOKな日は、レザースニーカーがおすすめです。
どちらもシンプルな色や柄のシューズを選ぶことが大切です。
(6)バッグ
出典:Amazon
カジュアルな雰囲気ならリュックもOK。
ただしアウトドアブランドのものよりも、サムソナイトなどのリュックを選んでおきたいですね。
その方が「できる人」に見えます。
きちんとした雰囲気ならレザーのバッグがおすすめです。
でもビジカジなのでアタッシュよりも、少し「くたっ」としたダレスバッグの方がセンス良く見えます。
4.まとめ
ビジネスファッションは慣れていないと選ぶのが難しいとおっしゃいます。
しかし、今回お話しました内容を参考にしていただくと、比較的簡単に選んでいただけると思います。
どうしても自分で選ぶのは難しい。
そんな方は、ビジカジにぴったりなジャケパンをオーダーできるダンコレまでご相談ください。
あなたの身体にぴったりとフィットした、もっともスマートに見えるオーダージャケパンで自信を持って仕事を楽しんで頂けるはずです。