一口にバッグと言っても、デザインから材質から利用目的まで様々です。
今回は、バッグの形状から基本の5タイプとその特徴をご紹介します。
「ダレスバッグってなに?」
「“アタッシュ”と“アタッシェ”。どっちが正しいの?」
「月の石を持ち帰ったバッグは・・・」
いまさら聞きづらい基本から小ネタまでどうぞお楽しみください!
ブリーフケース
最もポピュラーな形状がブリーフケースです。
書類収納に対応し、ハンドルがついた鞄の総称をブリーフケースと言います。(ブリーフ=書類)
あとでご紹介するダレスバッグやアタッシュケースもブリーフケースの一種です。
バッグの側面にポケットが付いているものが多く、収納しやすいことが特徴です。
ダレスバッグ
アメリカの元国務長官ダレス氏が名前の由来です。
ダレス氏愛用の鞄をヒントに、銀座の名鞄店・タニザワが売りだした鞄の通称がダレスバッグです。
容量の大きさ、そして、開口部が大きく、荷物の出し入れがしやすいことも大きなメリットです。
ボストンバッグ
1918年に日本国内で販売する際に付けられた名前で、アメリカではクラブバッグと呼ばれています。
その名の通り、ボストン大学の通学鞄が由来です。
旅行やスポーツで使用されることが多いですが、最近では小振りなものもあり、ビジネス用に使用されることも多くなってきました。
アタッシュケース
ブリーフケースの中でも、固いフレーム構造のケースのことを言います。
フランス語で大使館職員のことを「アタッシェ」と言い、彼らが使っていた箱型ケースが「アタッシェケース」と呼ばれるようになったことが名前の由来です。
英語では「アタッシュ」と発音されます。
日本では、「アタッシェ」、「アタッシュ」どちらも使われますが、「アタッシュケース」のほうが一般的です。
書類をシワにすることなく持ち運べるのがメリットです。
トートバッグ
オン、オフ問わず使える万能鞄です。
トートとは「持ち運ぶ」ことを意味し、元は氷の塊を運ぶための鞄でした。
シンプルな手提げ鞄なので、鞄の中身が見やすくなっているのが特徴です。
最近では、スナップ付きベルトタイプやファスナーつきタイプのトートバッグも出てきました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ビジネスシーンで使うなら基本はブリーフケースを選べば間違いないでしょう。
トートバッグならオンでもオフでもどちらでも使える気軽さが魅力です。
バッグの基本5タイプを知って、あなたの目的別にバッグを使いこなしましょう。