鏡を見たとき、気になる肌のシミ。
女性はシミ対策にスキンケアをしていることは、あなたも知っておられることでしょう。
でも、あなたは何かスキンケアをされていますか?
2014年に小林製薬が行った「“男のシミ”実態調査」によると、3人に1人の割合で肌、特に顔にできた「シミ」にお悩みの様子。
(引用:http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2014/140319_01/index.html)
8割以上の男性が、
・鏡を見たときに“シミ”が気になる
・会社で人前に出るとき気になる
・会社で人前に出るとき気になる
という調査結果が報告されています。
そして、同世代と比べたときに、自分の方がシミが多いと老けて見えるので格好悪いという思いもあるとのこと。
では、あなたは何かスキンケアをされていますか?
このような実態があるにも関わらず、約8割の男性が
・シミへの対策方法がわからない
・あきらめた
・あきらめた
という理由から、何もケアをしていらっしゃらない様子。
でも、本音は「できるならシミを消したい」「シミをこれ以上増やしたくない」が約9割。
でも、何もスキンケアをしていないのです。
ここまで読み進めて頂いたあなたは、おそらくこんな風にケアをせずに、そのまま放置することを望んではおられないはず。
集中してケアを実行する、そんな気持ちを持った方だろう思います。
そこで、今回は初夏からはじまるシミの原因である「紫外線」を中心に、シミを増やさないための対策方法をご紹介していきます。
ぜひ、最後までお読みいただいて、同世代よりも若々しく見えるようにスキンケアを始めてください。
シミの原因、紫外線って?
理由はよくわからないけれど、紫外線がシミの原因だということは、様々なメディアから聞こえてきていることだと思います。
そこで、まずシミの原因となる紫外線とは何なのかをお話しましょう。
あなたは、これまでにドラッグストアやスーパーなので、日焼け止めの製品を手にとって眺めたことはありますか?
よくよく見ると次のようなことが書いてあります。
・SPF50
・PA++++
・PA++++
これは紫外線対策にとって、知っていなければいけないキーワードなんです。
このキーワードの意味を知らないまま「紫外線対策やるぞ~」と勢い込んで購入しても、全くあなたの状況では役に立たないものを買ってしまって、失敗する可能性があります。
そこで、まずは基本として、SPFとPAについてお話します。
SPF
SPFとは「Sun Protection Factor」の頭文字を集めた略語です。
日本語に訳すと「紫外線防御効果」という意味となります。
SPFの指すところは、肌が赤くなる日焼けの原因となる紫外線B波(UVB)を防ぐ指標として使用されています。
SPFの後ろに続く数値が大きいほど、紫外線B波を防ぐ効果が高いということになります。
SPFの最高値は「50+」と表記され、これはSPFが51よりも大きいという意味になります。
ここで注意があります。
SPFが高くでも、日焼け止めの塗り方が正しくなければ、紫外線B波をSPF数値どおりの効果として発揮することはできません。
塗りムラや塗れていなかったときには、効果を発揮されませんので注意しておきましょう。
PA
PAとは「Protection Grade of UVA」の頭文字を取った略語です。
紫外線A波(UVA)を防ぐ効果の程度を数値で表しています。
数値には
・PA+
・PA++
・PA+++
・PA++++
・PA++
・PA+++
・PA++++
の4段階に分けられています。
「+」が多いほど、紫外線A波を防ぐ効果が高いということになります。
紫外線A波は、紫外線B波よりも「シミ」「シワ」の原因になりやすいと言われています。
紫外線A波は、紫外線B波よりも波長が長いため、皮膚の奥深くまで届く特性を持っています。
その結果、皮膚へのダメージが高いため、シミやシワの原因になるということのようです。
また、紫外線A波は、太陽が燦々と輝いている外だけではなく、曇り空の日や、日当たりのよい室内でも届いています。
スキンケアという視点で見ると、紫外線A波は、どこにいても対策が必要になると考えておきたい、やっかいな相手だということです。
ここではSPFとPAについてお話をしました。
それぞれの中で「UVB」と「UVA」という言葉が出てきましたね。
紫外線B波、紫外線A波という意味ですが、具体的に私たちの肌へどんな影響を与えるのか、ご存じでしょうか?
今回のお話をきっかけにして、UVBとUVAが肌へ与える影響などを覚えておいてください。
それではまずは「UVB(紫外線B波)」からです。
UVB(紫外線B波)
紫外線B波は、長時間日光に当たっていると、
・肌が赤くなる
・赤く日焼けした
・水膨れができた
・赤く日焼けした
・水膨れができた
このような状態の原因になります。
紫外線B波は肌へ与えるエネルギーが強いため、肌の表面の細胞を傷つけたり壊したりします。
エネルギーが強すぎて、長時間に渡って紫外線B波に晒されていると、皮膚ガンやシミの原因となります。
でも、紫外線B波は波長が短いため、私たちが住む地上に到達するのは、全ての紫外線量の10%と言われています。
ごくわずかですので、日常では日傘や、直射日光をさける程度で防ぐことができます。
UVA(紫外線A波)
紫外線A波は紫外線B波のように、肌の表面へ急激なダメージを与えることはありません。
見た目だけで判断すると、紫外線B波は直ぐに肌が赤くなったり、赤く腫れたりするので、紫外線A波よりも悪性だと捉えてしまします。
しかし、本当に怖いのは紫外線A波です。
最近の研究では、紫外線A波がシミやシワの発生原因に関わっていることが判明しつつあります。
紫外線A波は波長が長いため、皮膚の奥深くまで届きます。
ジワジワと影響が広がっていくため、時間が経ってから体や肌に影響が出てきます。
気がつかない間に、肌に悪影響を与えているのは、紫外線A波なのです。
紫外線の影響とは
紫外線B波と紫外線A波について、お話させていただきました。
では、そもそも紫外線とは、どういったものなのでしょうか。
紫外線とは「UV」と表されることが多いのですが、正確には「ultraviolet」の略称です。
紫外線は電波と同じで、太陽光の一部。
さまざまな太陽光と一緒に地上に届きますが、人間の目には見えることはありません。
紫外線の量は季節や時間によっても変わります。
このことを覚えておくと、自分が何時、どこにいるのかがわかれば、適切な紫外線対策ができるということになります。
まず、紫外線は一日中降り注いでいることを理解してください。
晴れの日でも雨の日でも、曇りの日でも、冬でも夏でも、関係なく紫外線は降り注いでいます。
ということは、太陽の日が強い夏だけに対策するのでは、本当の紫外線対策はできていないと知っておくべきなのです。
それでは、少し具体的な季節や時間による、紫外線量を見ていきましょう。
(1)天候での紫外線量
晴れの日は、紫外線が降り注いでいます。
曇りの日でも、晴れの日の半分の量が降り注いでいます。
(2)時間での紫外線量
紫外線量が最大になるのは、太陽の位置が一番高くなる時刻です。
おおむね正午前後ということになります。
(3)季節での紫外線量
夏に紫外線が多いことは、太陽の輝きを考えれば理解できます。
でも、実は5~6月も夏と同じくらいの紫外線量が降り注いでいるのです。
まだ暑さの残る9月頃から、少しずつ紫外線量が減少しはじめます。
冬の期間も紫外線は降り注いでいますが、夏と比べると半分くらいの量に減少します。
(4)場所での紫外線量
紫外線は空から降り注いで、私たちの皮膚に直接届く分だけではありません。
地面に当たって反射し、下から私たちの皮膚を狙ってきます。
特に地面からの反射で気をつけたいのが、スキー場です。
新雪での紫外線反射率は約80%という報告もあります。
次に多いのが、砂浜。
そして、水面。
最後のアスファルトでの紫外線反射率が10%ということです。
(引用:http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-76uvindex_mini.html)
夏と冬のアウトドアスポーツでは、普段の生活よりも紫外線対策が必要だということが、数値からもご理解いただけたかと思います。
紫外線から肌を守る方法
私たちの体は、紫外線から受ける悪影響を防ぐ力を持っています。
その力が「メラニン」という色素。
「メラニン」というと、シミを浮かべる方もいらっしゃると思います。
そして、シミの原因はメラニンだと思っておられる方も多いようです。
しかし、本当は「メラニン」は、体に悪影響を及ぼす紫外線を吸収し、体を守っているのです。
紫外線を浴びると、メラニンの合成が促進されることで、体を守るのですが、その結果としてメラニンがシミとなるだけなのです。
もし、「メラニン」が紫外線を吸収してくれなかったとすると、私たちは簡単に皮膚ガンになっているかもしれません。
ということで、メラニンがシミを作る原因ではなく、メラニンの合成を促進させる紫外線を受けることが、シミを作る原因となっているのです。
それでは、紫外線から肌を守る方法をお話します。
(1)日傘
最近、男性用の日傘も発売されています。
まだまだ多くはありませんが、これから使う人が増えるのではないでしょうか。
(2)つばの広い帽子
ビジネスシーンでは、なかなか難しいアイテムです。
しかし、紫外線対策はプライベートなシーンでも必要です。
野外のプライベートシーンでは、積極的にかぶっておきたいですね。
(3)肌の露出を控える
これもビジネスシーンでは、あまりないと思います。
ですが、スーパークールビスの導入によって、肌の露出が増えている可能性もありますので、見直しておきたいところです。
プライベートなシーン、特に夏場は半スボンにTシャツという方もおられますから、気をつけておきたいですね。
(4)日焼け止め
これがもっとも現実的であり、効果が高い方法ではないでしょうか。
日焼け止めなら、ビジネスシーンでもプライベートシーンでも、問題なくサッと塗るだけなので簡単に対策できます。
首筋や手首や手の甲など、日光から隠せないところには、特に効果的です。
紫外線にまつわる知っておきたいこと
日焼け止めの「PA」はどうみるのか
日焼け止めには「PA」という値があることをお話しました。
では、PAの数値はどのように見れば良いのかをお話します。
PAには4つの段階があると言いましたが、それぞれに適したシーンがあります。
(1)PA+
散歩や近くへの買い物。
日常生活に適した数値です。
(2)PA++
野外での軽いレジャー、スポーツ
(3)PA+++
野外の炎天下でのレジャー、マリンスポーツ、スノースポーツ
(4)PA++++
紫外線が非常に強い場所。
プールの監視員のように、炎天下でジッと動けない場合に必要ですね。
また、紫外線に敏感な人にもおすすめです。
日焼け止めの使い方
(1)朝のお手入れの最後に行いましょう。
(2)日焼け止めの説明書に記載されている量を、しっかり塗りましょう。
(3)少しずつ日焼け止めを手に取りながら、日焼けしやすいところへムラなく塗っていくことが必要です。
(4)塗り忘れには注意です。耳、首、手の甲、足の甲などは忘れずに。
(5)2~3時間おきに塗り直しましょう。
日焼け止めの落とし方
日焼け止めは、夏のシーズンや海など水があるところで使用することを考えて作られています。
ですから、日焼け止めは一般的に「汗」「水」に強い製品と言えます。
日焼け止めを落とすときに、水やお湯だけでは落ちないことがあります。
必ず、洗顔料を使って丁寧に落とすようにしてください。
紫外線対策のアイテムを使おう
SISLEY(シスレー)
「オールデイ オールイヤー」
日中に受ける紫外線(UVA、UVB)から肌を守る乳液です。
紫外線だけではなく、エアコンによる乾燥や環境汚染からも肌を守ります。
肌のバランスを整えながら、うるおいのある、なめらかでハリのある肌へ整えます。
ジョルジオ・アルマーニ・ビューティー
「マエストロUV」
SPF50/PA++の効果がある、肌に心地よいUVプロテクションです。
従来のUVプロテクションとは違い、乳液のような伸びで、肌へなじんでいきます。
UKA(ウカ)
「ウカ ヘア オイル ミスト」
肌への紫外線対策は、もうばっちり。
そんなあなたに、おすすめしたいのが、このヘアオイルです。
肌のシミには気をつけていても、髪の紫外線対策は大丈夫でしょうか。
髪は年齢とともに艶やコシがなくなっていきますが、紫外線によるダメージでキューティクルがはがれてくることがあります。
シミのない肌でも、髪の艶やコシが減少していては、年相応のイメージをぬぐい去れませんよね。
「ウカ ヘア オイル ミスト」なら、毛髪補修成分がタンパク質と結合して髪に潤いをキープしてくれます。
まとめ
シミの原因となる紫外線。
女性たちが、右往左往しながらスキンケア商品をアレコレ試して、マイナス5歳を目指しているのは、相当な努力の賜だと思いませんか。
男性だからシミくらい。
男性だから年齢と共にシワが増えても。
そんなことが通用したのは、昭和の時代までだと思いましょう。
現在は年齢と共に男性もスキンケアを行い、いつまでもハリのある、美しい肌をキープすることが、オヤジのモテ基準としては最低限度必要です。
そして、シミに気づいたときに、すばやくスキンケアを始めることが大切です。
まだ大丈夫、と思っていると、アッという間にシミやシワが増え、元に戻すことが大変な状態にもなりかねません。
いつまでも元気で、若々しく、同窓会に出席してもマイナス5歳をキープして、出席者の中で華やかな雰囲気を与える。
そんな存在に、なってみたくはないでしょうか。
40代の今ならまだ間に合いますから、面倒だなと感じても5年後、10年後に大きな差がつくことは間違いありませんので、今すぐスキンケアを始めて欲しいのです。
一日でも早い対策が、これからの若々しさと、女性たちから視線を集めることにつながります。
ぜひ、最後までお読みいただいたのなら、早速ケア用品をこっそりと購入して、新しいあなたを手に入れ、まわりの男性たちを羨ましがらせましょう。