俺も今年で40の大台に突入、最近薄毛が気になり始めてきた・・・というあなた。
薄毛が気になり始めているのはあなただけではありません。
ある統計によると、薄毛になる割合は、20代で6%、30代で12%ですが、40代になると一気に32%にまで増加します。
<年代別の薄毛になる割合>
20代 6%
30代 12%
40代 32%
50代 44%
60代 51%
70代 61%
30代 12%
40代 32%
50代 44%
60代 51%
70代 61%
そのあとは50代、60代、70代と10%くらいずつで増えていきます。
つまり、最も薄毛が気になり始めるのは40代の人が多いということ。
そこで、今回は40代の髪に悩む男性にスポットを当て、女性は薄毛をどう思っているのか、薄毛で似合う髪型などを特集します!
ズバリ、女性は薄毛をこう思っている!
髪が薄くなってきて、気になるのは同僚の視線?それもありますが、おそらくは女性の視線ですよね。
異性からどう見られているかという問題は、男性でも女性でも同じ。
もちろん最初から頓着しない人もいるでしょうが、そういう人は、今この記事を読んではいないでしょう。
では、実際女性は男性の薄毛をどう見ているのか、こっそり教えます。
実は気にしない人の方が多い
結論、女性は男性が思っているほど、薄毛に対しては興味を抱いていません。
つまり、そんなに気にしていないということ。
「そうかなぁ」って疑ってます?
私が昔働いていた職場で、30代のそこそこイケメンで、毎日デパートの紳士服売り場にいるようなスーツに身を包んでいる男子がいました。
その彼に、「結婚の決め手ってなんだった?やっぱり髪の毛薄いのは嫌かなぁ?」と聞かれたことがありましたが、私が返した答えはこちら。
「ぜんっぜん気になりませんよ?結婚の決め手は相性だから」。
その答えに、近くにいた他の同僚OLたちもコクコクとうなずいてましたよ。
そう、全ての女性がとは言いませんが、相手の髪の毛の量を気にしている人って、そんなにはいません。
むしろ、気になるのは相手と自分の生活センスや、物の考え方とらえ方。
よく「一緒にいて違和感がない人がいい」って言いますよね。
それって男性でも女性でも大事にしていること。
もしあなたが既婚者なら、パートナーに聞いてみてください。
結婚する時、将来薄毛になるか考えたかどうか。
そして、もしその可能性があるなら結婚をやめようと思ったかどうか。
本当にあなたのことを大事なパートナーと考えてくれる女性なら、普通のファッションセンスがあれば薄毛は気にならないはず。
むしろ、その人が薄毛をどう生かしているかの方に関心が行くでしょう。
薄毛を隠そうとする、その精神がイヤ
逆に、薄毛を隠そうとしてサイドの髪を伸ばしているような人は、女性に敬遠されます。
隠し方は薄毛の場所によっても変わってくるのでしょうけど、例えば頭頂部を隠そうとして、とても不自然な分け方の人や、片方のサイドの髪を伸ばしてターバンのようにぐるぐる巻いている人もいますよね。
ああいうのは見苦しいよね、というのが女性の一致した意見です、まぁ私の周りの女性に限りますが。
髪のないところを隠そうして髪のあるところだけを伸ばすと、髪の量にギャップが出てしまって逆に目立ってしまうし、不自然な髪型になる場合が多いんですよね。
そういうのって引くよね、というのが今までの大多数の女性の見解。
ちなみに私は女子高出身で、社会に出てからは女性の多くいる職場を幾つか経験していますから、大方間違っていないと思います。
スキンヘッドや坊主はイケてる
ない部分を隠すより、むしろ堂々とさらけ出してしまった方がかっこいい。
例えば渡辺謙、例えばブルース・ウィルス、例えば007のダニエル・クレイグ。
お笑い芸人のケンコバことケンドーコバヤシさんもMがだいぶ後退してきましたが、帽子やファッションがおしゃれだし面白いし、むしろ好感度が高いくらいですよね。
今挙げた有名人はほんの一握りですが、みんな坊主やスキンヘッド。
ワイルド系のスキンヘッドや坊主は女性が見てもカッコイイんです。
残っている少しの髪を名残惜しそうに伸ばしているより、潔くスキンヘッドや坊主にしてしまっている人の方が、性格もオープンで大らかそうな印象を受けますよね。
男性はしばしば威厳を持たせるためにヒゲを伸ばすようですが、スキンヘッドや坊主も、威厳を持たせるのに一役買ってくれます。
女性は短髪が好き
ここまで読んでお気づきかもしれませんが、女性は短髪好きが非常に多いです。
昔男性の長髪が一時期流行りましたが、あれをかっこいいと思っていたのは多くの男性と、髪型よりその人そのもののファンという女性だけでしょう。
男性が髪をかきあげたところで、素敵と思う女性はほとんどいないと思います。
女性で高校野球の坊主が無条件に大好きだという人はとても多いんです。
やっぱり、球児の爽やかさと清潔感を感じるからでしょうね。
それは成人男性に対しても同じ。
髪の毛をいつもいじって気にしている男性や、風で髪が乱れるのを恐れている男性って、なんだか神経質に見えません?
日頃からカットをマメにして清潔にし、仕事やプライベートに集中している人の方が、人間的にも好感がもてるし素敵ですよね。
40代の薄毛男性が髪型を変えるときのポイント
突然髪型を変えるのは勇気がいりますよね。
でも、薄毛は気づかないうちにジリジリと進行するため、自分でも気づかずに薄い部分が広がっていたなんて可能性も考えられます。
まして、頭頂部の後方部分や後頭部は自分では気づきにくい場所。
気がついたらサッと短くしてしまうことをお勧めします。
ある日髪を短くして行ったら、意外と「似合うね」と言ってもらえるかもしれませんよ。
長髪はNG!潔く短髪にすべき
先ほども触れましたが、長髪はいけません。
何事もバランスが大事ですから、いくら髪の毛が長くても、頭頂部や後頭部が薄かったらとても不自然。
髪が薄くなってきたら潔く短髪にしてください。
その方が、薄い部分も目立たなくなりますよ。
サイドのボリュームを抑えて縦長シルエットに
サイドが薄くない人が伸ばしているのを時々見かけますが、これもNGです。
髪の量が均等でないと、長髪と同じで薄毛の部分だけが余計に目立ってしまいます。
短くするのは勇気がいるかもしれませんが、「いいね」と言ってもらえるのは断然こちらです。
白髪も素敵です
今まで髪の毛の長さだけに触れてきましたが、白髪を染めている人もとても多いですよね。
こちらは好みの問題もありますが、40代からは大人の渋さも出せる年代。
自然な白髪は渋みが出てカッコいいものです。
それに、髪の毛を茶色や黒色に染めていると無理をしている感があり、年相応に出てくるシワと合っていないため、不自然な感じがします。
また、白髪は落ち着いた雰囲気になるため「できる男」「信頼できそう」「頼り甲斐がありそう」というイメージを与えます。
重ねる年を楽しんでいるような余裕や、飾らないスタイルが「ダンディな大人の男」として魅力的です。
注意すべきは清潔感
一番に注意したいのが「清潔感」。
いくら短髪や坊主にしても、怠ってなんだかいつも寝癖がある、髪の長さが揃っていなくてボサボサとなると、それだけで不潔な印象を与えてしまいます。
また、毎日頭を洗わないなんて言語道断。
肩にフケがある人は、電車の中でもそれとなく人が避けていきます。
短くて洗いやすいのですから、毎日の入浴時には洗いましょう。
また、少々伸びたくらいなら、自分でバリカンの使い方を覚えて短くするのも一つの方法です。
月に一度は髪をカットし、いつも清潔感を忘れないようにしましょう。
40代の薄毛の人にオススメの髪型5選
40代は落ち着いた大人の男性の部分と、働き盛りでエネルギッシュな部分が同居する年代。
プライベートのファッションも、髪型に合わせて色々遊べます。
ここでは代表的なお勧めの髪型を5つご紹介しますが、美容室で髪のプロに相談し、自分のなりたい髪型を見つけてください。
ツーブロック
トップとバッグの髪の毛を長めにし、サイドを刈り上げるスタイルです。
サイドの刈り上げ部分と長い髪の部分との対比で、薄毛を目立たなくさせます。
仕事用には自然に流し、プライベートでは整髪剤で毛先を遊ばせてみても面白いですね。
ボウズスタイル
現代のボウズカットは丸坊主ではなく、全体的に髪を短くしたイメージ。
この髪型の良いところは、全体的な毛髪の量が少なくてもカバーできること。
ビジネススーツにも似合い、男らしさも演出できます。
ベリーショート
すっきりとしたベリーショートは、誰からも好印象。
スタイリングの手間もかからず、おしゃれでいて男らしさもバッチリ引き出せます。
ソフトモヒカン
サッカー選手に多いソフトモヒカンスタイルは、スーツにもよく似合います。
メガネをかければインテリ風に見えるし、おしゃれ度も抜群です。
ナチュラルショート
爽やかで好感度の高いナチュラルショート。
トップに長さを残すので、いきなり超短髪にするのは気がひけるという方向け。
ショートヘアのスタイリング法
ショートヘアなら毎日が簡単・・・と思いがちですが、実は寝癖がついてしまうという悩みが多いのもショートヘアです。
寝癖がひどい時は思い切って頭を濡らし、タオルドライの後ドライヤーで乾かしてから、スタイリング剤を使いましょう。
頭を濡らしてしまえるのは、ショートならではの特権。
すぐに乾くので、朝の忙しい時にもそんなに時間を取りません。
スタイリング材
ドラッグストアやスーパーに行くと、たくさんのスタイリング剤があり、迷ってしまいますよね。
スタイリング剤は、髪型や髪質によって使い分けます。
動きを出したい時:ワックス
ワックスは髪にボリュームを出したい時、動きを出したい時に使います。
カチカチにはならないので、手直しがしやすく使いやすいタイプです。
ワックスは手のひらでよく伸ばして使うのが基本。
束感を作りたい時は、指先に少量のワックスをつけて指でよく伸ばし、毛先をつまむようにします。
ワックスにはファイバーワックス、マッドワックス(クレイワックス・ドライワックス)、クリームワックスという種類があります。
ファイバーワックスやクリームワックスは、べたつきやすく重量があるため、ワックスの重みに髪が負けて、地肌を目立たせてしまいます。
髪が少ない人や、柔らかい人にオススメなのはマットワックス。
ふわっと軽く仕上がるので、流れのある髪型などに向いています。
カチッと形状キープ:ハードムース、ハードジェル
ツンツンとした髪型をキープしたいなら、泡状のハードムースや透明のゼリータイプのハードジェルがオススメ。
ムースは手に取ってよく伸ばし、髪に揉みこむようになじませて使います。
ジェルは濡らした髪をタオルドライした後、手のひらに取ってよく伸ばして使い、髪をセットしてください。
ジェルは固まってからくしを通すと白い粉が吹いてしまうため、手直しできないので注意。
スタイルキープ:スプレー
スタイリング剤で髪型をセットするというよりは、セットの後を長持ちさせるのに使います。
スプレーはよく振ってから、髪から20〜30センチ離したところから吹きかけます。
スプレーして固まった後は、ジェルと同じで手直しができません。
女性に敬遠される香り:油性ポマード
ポマードは油で髪同士をくっつけるもので、髪を固めません。
油が使ってあるためホコリやゴミがつきやすいですが、髪型が崩れた時は、すぐに手直しできます。
最近ではフルーツの香りなどいろいろな工夫がされた製品が出ていますが、ポマードは独特の香りがあり、苦手な女性が多いスタイリング剤。
先日も街を歩いていたら、「ポマード使ってるおじさんって、遠くからでもわかるよね。つい、息止めちゃうよね」という会話が聞こえてきて、心の中で大きくうなずいてしまいました。
洗髪時にも落ちにくいので、特別なこだわりがなければ他のスタイリング剤を使うことをお勧めします・・・。
薄い部分別スタイリング法
髪が少ない部分と多い部分に分かれていると、スタイリングが難しいんですよね。
でもここを読めば大丈夫。
ぜひ熟読して、スタイリング方法を自分のものにしてください。
頭頂部が薄い人のスタイリング法
頭頂部が薄い人はソフトモヒカンにする人が多いのでは。
そんな人向けのスタイリング方法はコレ。
1. 髪を乾かす時は、髪が立ちやすいよう髪を手で下から上に逆立てるように乾かす。
2. スタイリング剤を少しずつ髪につけながら、下から上に立ち上げていく
3. 頭頂部と周りの髪とのバランスをとりながら動きをつけていく
4. サイドを抑えてトップのボリュームを出すよう整える
2. スタイリング剤を少しずつ髪につけながら、下から上に立ち上げていく
3. 頭頂部と周りの髪とのバランスをとりながら動きをつけていく
4. サイドを抑えてトップのボリュームを出すよう整える
生え際が薄い人のスタイリング法
生え際が薄い人は、ベリーショートの人が多いのでは。
1. 髪を下から上に逆立てるように乾かす
2. ワックスを手にとってよくなじませ、髪を中央に集めるように少しずつ揉みこんでいく
3. 束感を出すように少しずつつまみながらバランスを整える
2. ワックスを手にとってよくなじませ、髪を中央に集めるように少しずつ揉みこんでいく
3. 束感を出すように少しずつつまみながらバランスを整える
髪が柔らかい人のスタイリング法
髪がやわらかい人は、濡れていると髪が寝てしまうので、根元と地肌をよく乾かしてからセットします。
1. ドライヤーで地肌からよく乾かす
2. 整髪料を髪につけ、ドライヤーで調整する
3. 温風でクセをつけ、冷風でキープさせ整える
2. 整髪料を髪につけ、ドライヤーで調整する
3. 温風でクセをつけ、冷風でキープさせ整える
ショートヘア・ボウズスタイルにはヒゲ・メガネ
髪型を思い切ってショートにしたなら、イメチェンも思い切り楽しみましょう!
ショートには髭がよく似合う
ショートカットにはヒゲがよく似合います。
強面の人は余計怖く見られてしまうので要注意ですが、ヒゲがあると全体のイメージが締まるんですよね。
ヒゲがあると落ち着いた優しい感じもするし、貫禄も出ます。
ビジネスシーンではメガネで柔らかく
ボウズヘアやベリーショートでも、メガネをかけることで雰囲気が柔らかくなり、ビジネス向けの顔に変身します。
日頃コンタクトの人も、たまにはメガネに変えるのも悪くないですよ。
ボウズをオシャレに魅せるのは清潔感
大人のお洒落なボウズスタイルに欠かせないもの、それはやはり清潔感です。
ヨレヨレのシャツよりはパリッとノリの利いたシャツ、サイズ感の合わないスーツよりは体にぴったりと合ったスーツ。
カジュアルスタイルでも、後ろのウエストからシャツがダブっとはみ出しているような着こなしでは、とても清潔感があるとは言えません。
お洒落なものを身につけるより、まずはこざっぱりとした着こなしと、だらしなくない身のこなしを心がけましょう。
まとめ
40代で薄毛が気になっているあなたへ、薄毛の似合うヘアスタイルやスタイリング剤の使い方などをお伝えしました。
ざっくりまとめると、
・女性は薄毛をそんなに気にしていない
・隠そうとする方が引かれる
・女性は短髪が好き、長髪はNG
・サイドを抑えて縦にボリュームを出す
・ツーブロックやボウズスタイル、ソフトモヒカンがオススメ
・ツンツンにするなら「ハード」ムースかジェル
・ポマードは嫌いな女性が多い
・髪を乾かす時は上から下へ逆立てるように
・ショートヘアにはヒゲやメガネが似合う
という内容でした。
男性はホルモンや加齢によって薄毛になるのは仕方のないこと。
それをネガティブに隠すか、さらけ出してポジティブに楽しむかで、あなたへの評価もきっと変わってきますよ。