トレンドがクラシックに戻っている今、
ビンテージやレトロなどがキーワードになっています。
その流れでパナマハットが、
この夏のオシャレアイテムとして今リバイバルし、イタリアの男たちが注目しています。
本来はドレススタイルに合わせるものですが、
最近のイタリアでは従来の決まりにとらわれず、
ジャケパンにワンポイントとして気軽に取り込んでいます。
帽子には様々なこだわりがあり一つ一つ表情が違うので、
リゾートやバケーションのカジュアルはもちろん、
紳士らしいドレスやパーティの装いにも合わせられます。
今回はそんな大注目のパナマハットの世界のブランドを4つ、厳選してご紹介いたします。
BORSALINO(ボルサリーノ)
イタリアのクラシックなパナマハットの代表ブランド。
1857年ジュゼッペ・ボルサリーノにより創業し、
イタリアのアレッサンドリアの地にフェルト帽の芸術的職人だけを集めて工場を設立しました。
創業150年たった今でも、機械と木製型を使った職人の手作りです。
パナマハットはブランドを代表する一品でエクアドルのパナマ草をつかい作っていて、
センタークリース(頭頂部の中央に折り目を付けた帽子の事)&フロントピンチ(中央前後の折れ目)という形は初パナマハットにもおすすめです。
TORAYA(トラヤ)
大正6年(1917年)創業で東京、銀座の老舗帽子店として長年愛され続けています。
銀座の老舗帽子店が手掛けるパナマハット南米エクアドル産のパナマ草を使い、
被り心地を考えた日本人らしい帽子でトップはディアドロップ型を設けているのが特徴です。
スーツからカジュアルまで多彩なシーンで活用できます。
JAMES LOCK(ジェームズロック)
1676年にロンドンで創業した世界最古のイギリスハットメーカーで、
JAEMES LOCKやLOCK&Co.HATTERS(ロックアンドコー・ハッターズ)とも呼ばれています。
イギリス王室のロイヤルワラントを持つほか、
チャップリンやチャーチルが愛用したことでも有名です。
エクアドル産の小麦の茎を使ったストローハット(麦わら帽)は品格があり、
それだけでアクセサリーになる存在感を発揮しますね。
DORIA1905(ドリア 1905)
1905年に小さなテーラーからスタートしたブランドです。
もとがテーラー(仕立て屋)からスタートしたということもあって、
上質なハンドメイドと細かなディテール(細かな装飾)が特徴。
型選びなどのおよそ20の工程すべてに一つ一つ職人の手作業で丁寧に仕上げられています。
ベーシックな中にも流行を意識したデザインは絶妙です。
まとめ
リゾートやバケーションのカジュアルはもちろん、
紳士らしいドレスやパーティの装いにも合わせられる
パナマハットを4つ厳選して紹介しましたが、いかがでしたか?
カジュアルなノータイスタイルにもハットは活用できますが、
靴は品の良いレザースリッポンを選び、
インナーはTシャツだと砕けすぎるのでハンドカラーシャツがおススメです。
ハットのリボンの色とジャケットや帽子の色と合わせることで
グッとスタイルがまとまりカジュアルな使い方も簡単にもできますよ。
トレンドが回帰している今だからこそジャケパンのもうワンポイントに取り入れてみてはいかがですか?