「スーツにハットを組み合わせたい。けど、色々な種類があって何を被ったらいいかわからない…」
スーツにハットの組み合わせ。
それは紳士の装い。
少し前まではスーツの正装というのは、
ネクタイ、ジャケット、パンツ、シャツとハットで一つの装いになっていました。
それが、現代ではハリウッド俳優のブラッド・ピットやジョニー・デップ。
日本では矢沢永吉や横山剣などの影響もあって、
お洒落でもあり渋さも演出する、組み合わせになっていますよね。
今回は、スーツに合うハット4つをご紹介いたします。
知っておきたいハットの名称
まず選ぶためには、ハットの名称を知っておきましょう。
ハットは「クラウン」と「ブリム」からできています。
「クラウン」はハットの真ん中にある「リボン、帯」から上のことを指す名称です。
「ブリム」は「リボン、帯」から下、つまりツバのことを指します。
天井部分は「トップ」または「トップクラウン」といい、
上前のへこんだ部分は「フロントピンチ」「つまみ」とも呼ばれる。
スーツに合うハット4選
では、スーツに似合うハットを紹介していきます。
ちなみにハットの老舗店と言えば銀座トラヤで
大正から日本のハットスタイルを支えてきたパイオニア的なお店。
ソフトハット(中折れの帽)
トップが三角形に織り込まれており、中に折れていることから中折れ帽ともよばれます。
多くの中折れ帽はリボンが巻かれているものがほとんどで、
リボンの色で遊ぶのが粋な紳士の選び方。
主にフォーマルなスーツ姿に似合います。
ポーラーハット(山高帽)
クラウンが高い帽子。
元々はフォーマルな使い方が支流でしたが、
最近はかっちりしたスーツ姿にはもちろん、スーツを着崩す時に被る方も多く見かけますね。
トップに丸みを持たせている分、優しい印象を与えてくれます。
チロルハット
全体的にブリムが狭く、前側は下がっており、後ろ側は上がったものがほとんどです。
リボンに羽などを加えて遊び心があるものもあり、
カジュアルにスーツを着崩す時にピッタリです。
ポークパイハット
クラウンの中心部の織り込みはなく、平らでその周辺に溝があるのが特徴
古き良きイギリス紳士は必ず持っているアイテムでした。
近年はカジュアル向けのデザインから、すこし堅めなデザインまで幅広くありますので、
比較的どんなスーツの装いにも対応できます。
まとめ
一口にハットと言っても沢山の種類がありますが、
今回はお洒落でもあり渋さも演出する、スーツに合うハット4つをご紹介しました。
ソフトハット(中折れ帽)は、
フォーマルなスーツ姿に合うハットで、リボンの色で遊ぶのが粋な紳士の選び方です。
ポーラーハット(山高帽)は、優しい印象を与え、
元々はフォーマルな使い方でしたが、最近はカジュアルに被ることもできます。
チロルハットはブリムが狭く、カジュアルにスーツを着崩す時に、ピッタリなハット。
ポークパイハットは、カジュアル向けのデザインから、
昔ながらのフォーマルな堅いハットまで幅広くありますので、
比較的どんなスーツ使いにも応用できます。
是非、自分に合うハットを見つけて周りとは一味違った男性になってみては、いかかがですか。