職場の同僚の結婚式に呼ばれたあなた。
社会人になって初めて結婚式に参列するので、
結婚式用のスーツやネクタイ、
靴などを揃えたら、
金銭的に厳しい状況に。
ご祝儀も必要ですし、これ以上結婚式のためにお金をかけられない……
結婚式のフォーマルな装いにポケットチーフは必要なの?必要ないの?
調べてみても「ポケットチーフが必要」と
「ポケットチーフはなくてもよい」が半々で、
どっちが正解なのかわかりません。
結婚式の画像を調べてみても、これまたポケットチーフがあるのとないのと半々。
困ってしまいました。
こんな場合、あなたはどうしたらいいでしょうか?
ポケットチーフは何のために必要?
ポケットチーフの起源は諸説ありますが、
今では胸元を飾るアイテムとして使われることがほとんど。
ポケットチーフを挿す文化が根付いていない日本では、
ポケットチーフを挿すこと自体に羞恥心を感じる方も多いですよね。
結婚式にはポケットチーフを挿すけれど、それ以外は気恥ずかしい。
まして胸元のチーフをサッと取り出して、
スマートに女性をエスコートするなんて考えられない。
そんな男性も多いことでしょう。
日本では結婚式のフォーマルな装いの仕上げとして広まっているポケットチーフ。
実は胸ポケットにチーフを挿す歴史は意外と浅く、
19世紀半ば胸ポケット付きのジャケットが広まってからのことです。
それまで存在しなかった胸ポケット。
最初に取り入れたのはチェスターフィールドコートだと言われており、
胸ポケットに入れるのもチーフではなくグローブ(手袋)でした。
コートを羽織った男性の胸元には革の手袋……女性から見ても素敵です。
結婚式にポケットチーフは必要なの?不必要なの?
結婚式のフォーマルな装いにポケットチーフは必要でしょうか?
それとも必要ないのでしょうか?
結論から言ってしまうと、あればベターだけれど、なくても大丈夫ですよ、ということ。
ポケットチーフは華やかに彩るアクセサリーのようなもの。
必ずしも必須ではありません。
もしあなたが20代の会社員でしたら、
ポケットチーフを挿している同年代は少ないかもしれません。
結婚式に参加するための出費が膨らむようなら、無理してまで買う必要はないですよ。
とはいえ1枚持っていると便利なので、この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
どんなポケットチーフを選べばいい?
では、どんなポケットチーフを選べばいいのでしょうか?
結婚式などフォーマルな場合、色は「白」です。
ポケットチーフの素材は、リネン(麻)とシルク(絹)の2種類が一般的ですが、
結婚式なら華やかな印象のシルクのほうがいいですね。
結婚式にピッタリな折り方は、
格式を感じさせる「スリーピークス」と、優しい印象の「パフ」。
チーフ初心者ならパフがおすすめです。
チーフの中央をつまみ、
ポケットの上部にふわっと入れるだけの簡単スタイルなので、
形が崩れてもすぐに折り直せますよね。
まとめ
初めて結婚式に参列するなら、結婚式にふさわしいスーツや靴、
ネクタイなどあれもこれも揃えるので金銭的にキツいですよね。
ご祝儀だって必要ですし、二次会も参加するかもしれません。
チーフなしでもマナー違反にはなりませんが、1枚持っていると便利なことは確かです。
二次会はノーネクタイで少し崩して、
ポケットチーフでオシャレさを演出といったこともできます。
シルク素材でも3,000円前後で手に入れることができるので、
持っていても損はないアイテムではないかと思います。
ちなみに、結婚式の二次会は異性との出会いのチャンスだそうです。
あなたにも素敵な出会いがあるといいですね。