私には8歳差の兄がいます。
兄は45歳、独身です。
最近、私の両親が独身の兄が気がかりで仕方ない様子で、先日も知り合いの人から紹介の話をもらってきました。
兄はファッションには無頓着で、普段もジーンズにTシャツがほとんど。
たまに出かける時も、チノパンにシャツを着るだけです。
そんな兄を見かねたのか、両親が私に、兄が今度紹介の相手と会うときに着ていくスーツを一緒に選んでほしいと言われました。
私は両親には「いまどき、婚活はスーツじゃなくてジャケパンでしょ!」と提案し、紹介にふさわしい上品なジャケパンをみつけるつもりだと告げました。
両親は「ジャケパンて、何?」という反応でしたが、私に任せてくれるそうです。
兄も40代半ば。
そろそろオーダージャケパンのひとつやふたつ持っていてもおかしくないので、オーダージャケパンに目を付け、婚活の兄にはドーメルがいいのではと思い、私はドーメルについて詳しく調べてみることにしました。
ジャケパンて何?
ジャケパンとは、ジャケットとパンツの略語。
スーツが上下セットで売られているのに対して、ジャケパンは上着とパンツを別々に単体で選んで購入します。
上下の組み合わせは無限にあるので、それぞれ個性や好みに合ったオシャレを楽しむことが出来るのがスーツとの大きな違いです。
スーツスタイルよりもややカジュアルな雰囲気ですが、ビジネスシーンでも着こなしは十分可能。
色や素材で変化をつけたり、ネクタイやポケットチーフなどの小物次第で、印象を大きく変えてみたりすることもできます。
婚活でジャケパンを着こなすコツ
婚活でジャケパンをかっこ良くきめていこう!と思っても、ただジャケパンを着ればいいだけではありません。
着る人にきちんと合ったジャケパンを選ばなければ、ただの「頑張っている人」になってしまいます。
自分に合ったジャケパンスタイルを知ることで、シンプルにもゴージャスにもイメージを変えていくことができます。
タイトなスタイルを意識する
ジャケパンはタイトなスタイルを心がけましょう。
ダボついたサイズのものはNGです。
スーツと比べると、ジャケパンはカジュアルでオシャレな印象です。
ですがたまに、カジュアルを勘違いしてルーズととらえてしまう人がいますが、それは違います。
ジャケパンはこなれ感の効いたカジュアルテイストなので、オフィスでも活躍してくれるのです。
スマートな着こなしの第一歩はサイズ感を間違えないこと。
スリムでスタイリッシュなシルエットになるジャケパンを選びましょう。
ポケットチーフがあるとオシャレ
ジャケパンといえばポケットチーフと言わるほど、セットにするとピッタリマッチする、ジャケパンにはかかせない小物です。
よく「女性は挿し色に反応する」と言われています。
男性は女性よりも、ダークな色合いの洋服を多く着ます。
その中に、ちょっとした挿し色があると女性はそこに大きく反応するのです。
挿し色を取り入れた装いだけで、女性に「この人、オシャレ!」と思われます。
挿し色といっても、派手で大袈裟に入れる必要はありません。
ほんの少しだけ色味のあるものを、取り入れるだけでよいのです。
そこで活躍するのがポケットチーフ。
最初は難しい折り方をする必要もありません。
ただ胸のポケットに挿し色として取り入れるだけで、ジャケパンの初心者マークは外せます。
ぜひ、挑戦してみてください。
素材に注意する
素材感は重要です。
女性は意外に素材をみています。
真冬なのにリネンのジャケットを着ていたら、または真夏なのにツイードのジャケパンだったら見た目も寒そうだったり、暑苦しそうだったりしますよね。
印象は、見た目の重さ、軽さも大いに影響しますので季節感をきちんと考えて着分けすることが大切です。
ベルトと靴の色を合わせる
これはジャケパンに限らず言えることなのですが、ベルトと靴の色を合わせるが鉄則です。
ウエストラインのベルトと足元の靴をつなぐ、上から下への直線ラインが揃っていると、全体のコーデに統一感が出ます。
「せっかくジャケパンをオーダーしたのにどうやって着こなしていいか不安だ。」という人は、まずベルトと靴を揃える、これだけでOKです。
婚活ジャケパンでジーンズはやめておく
ジャケパンなので、パンツも基本的にジャケットに似合えばどんなものでも良いのですが、婚活パーティーではジーンズはやめておきましょう。
ジャケットにジーンズは、一番簡単そうにみえて実はハードルが高いのです。
これはジャケパンに合うジーンズの選び方が難しいという点にあります。
何も考えずにジーンズを選んでジャケパンと合わせてしまうと、急におじさんスタイルになってしまうことがあります。
ジーンズもカジュアルシーンで履くものなので、ジャケットとの組み合わせが難しいのです。
婚活では、せめてチノパンくらいにとどめておきましょう。
オーダージャケパンのすすめ
ジャケパンで婚活、それだけでもオシャレにきめられますが、できればオーダージャケパンにすることをおすすめします。
既製品は、決まった仕立てに自分の体を合わせていかなければならず、どうしても体のどこかにダボつき感や、しめつけ感が出てきてしまうのは否めません。
もしかしたら、今後の人生を左右する出会いがあるかもしれない婚活も、一回、一回は大切な時間です。
誰とでも第一印象は、後にも先にもそのときの一度だけ。
そんな大事な瞬間が待ち構えていると思うと、ジャケパンもオーダーできめていきたいと思いませんか。
ジャケパンは着回しのきく、とても便利なファッションです。
着用のシーンも広く、もちろん婚活の場だけにとどまりません。
オフィスや結婚パーティー、休日のショッピング、そしてデート。
今後、ジャケパンの活躍する場は広いです。
この機会に、オーダージャケパンを作っておくことをおすすめします。
オーダージャケパンならドーメル
オーダーでジャケパンを作るといっても、どんなブランドが良いか迷ってしまいますね。
特に、イギリス、イタリア、フランスのブランドはシルエットも素材も申し分のないものばかり。
そんな中で、今回おすすめするのは「ドーメル」です。
ドーメルとは
ドーメルは、1842年に創業された世界有数の高級服地ブランドです。
フランスのエレガントさとイギリスの伝統ある格調高さが融合された贅沢なブランド。
ドーメルの最高級生地は世界中で愛されており、イヴ・サンローランやシャネルなどの有名オートクチュールにも生地を提供しているほどです。
生地の種類が豊富なことでも有名です。
ボタンのラインナップの多さもドーメルの大きな特徴です。
ボタンは、メタル、水牛、ナット(木の実)、蝶貝等があります。
メタルは、ブレザーに多く使われているものです。
ドーメルは高級感をもたせるために、七宝をベースとしています。
文字部分やライン部分を10色から選択できるので、他の人とかぶることがほとんどなくオリジナルをアピールできます。
水牛は、牛の角から作られるもので、4色展開です。
こだわりのあるジャケット作りにピッタリです。
ナットは、5色展開です。
ナット(木の実)は本来は真っ白なので、染料に染み込ませる工程を経て作成されます。
ドーメルは独自の方法で色をつけ、他ブランドとの違いをボタンでも演出しています。
蝶貝は、夏場のジャケットに大活躍します。
白蝶貝と黒蝶貝の2色展開となっています。
都会的でオシャレなドーメルは多くのテーラーからも定評があり、ドーメルが生み出す生地はイタリアの熟練された職人の技術が光ります。
ドーメルでジャケパンを作れば、どこへ出ても堂々としていられるオシャレさと風格が演出できるでしょう。
【Dormeuil Made-to-Measure】
ドーメルジャケパンのおすすめモデル
ここで数あるドーメルのオーダージャケパンの中から、人気のあるおすすめモデルをご紹介します。
ドーメルの特徴は、光沢のある生地と生地の豊富さにあります。
色や柄、素材など、好みのものを見つける楽しみを存分に味わいましょう。
ドーシルク(DORSILK)
ドーメル社で一番人気のジャケット生地として名高いドーシルク。
ウールとシルクがみごとに融合された軽量感、清潔感のある生地です。
やわらかい手触りと、やさしい着心地が上質さを引き立てます。
アマデウスジャケットコレクション(Amadeus Jacketings)
アマデウスの代名詞的存在のアマデウス。
そのシリーズから、「オーダージャケットコレクション」が誕生しました。
斬新なデザインに加え、レッドやチェックなどこれまでドーメルであまり目にしなかった色や柄が多数仲間入りしました。
スーツコレクションのアマデウス同様、super 100ʼsの原料を採用しており、素材の上質さは言うまでもありません。
素材は同じでも、スーツコレクションとは違う雰囲気のジャケットコレクションは、これからもドーメルに新しいデザインの先頭を走るシリーズになる存在です。
カシャシルク(Cashasilk)
カシャシルクは、モンゴリアンカシミアとシルクを組み合わせたジャケットコレクションです。
モンゴリアンカシミアは、最高の柔らかさを持つことでも有名。
カシャシルクは、モダンかつ大胆なデザインでありながらも落ち着いた印象を与えます。
また、カラーバリエーションも豊富な上高級感が漂うので、よりオシャレ度が高まるシリーズです。
品の良さと上質さを思う存分表現している、贅沢な仕上がりになります。
まとめ
ジャケパンを着る良いところは、他の人とファッションがかぶらないところにあります。
ジャケットとパンツの組み合わせは無限ですし、もしブランド等が同席の人と一緒になってしまっても、小物使いで印象の変化をつけることができます。
また、スーツと違って、軽いテイストでオシャレが楽しめるのでこなれ感もあります。
着る人の体に合ったジャケパンをきちんと選べば、スマートに今風なジャケパンを着流すこともできるのです。
普段ジャケパンを着慣れていなくても、オーダージャケパンならすぐに体に馴染んできます。
ここぞ、という人生のキメの日はドーメルのオーダージャケパンがおすすめです。