できる男が試されるこれからの季節。
そう、それは暖かくなるスプリング&サマー。
暖かくなると仲間達と活動する機会がグッと増えてきます。
花見から始まり、夏にはバーベキューやお祭り。
当然そんな場所には、ファッションに厳しい女性達がいることは、当たり前。
だからと言って活動的な場所にスーツで行くなんて不作法は、できる男に出来るはずがありません。
ということは、そんな場所に必要なのはチノパンではなく、あえて活動的で少しワイルドなデニムパンツ。
でも、ちょっと待ってくださいね。
デニムパンツなんて、どれでも一緒だろ、と適当に選んでしまってませんか?
リーバイスだから大丈夫。
LEEだから安心。
オレなんてユニクロだぜ!
「あ~あ残念、ダサっ。」
そんな女性達の声が聞こえてきそうです。
そこで、できる男なら、どこか個性的だったり、さりげないこだわりがあったり、ラグジュアリーなブランドだったり。
ひと味ちがう、仲間とも違う格上デニムを数本揃えておきたいところ。
そこで今回は、これからの季節にあなたをグッと魅力的にしてくれる「格上げデニム」を紹介します。
さぁ、あなたがすることは、リラックスして最後まで読むだけです。
読み終わった後、あなたはきっとお気に入りの格上げデニムを2、3本を選んでいることでしょう。
ラグジュアリー感がハンパない、一流ブランドデニム
さりげないこだわりが伝わってくる。
そんなラグジュアリーなデニムを得意とする「一流ブランドデニム」。
カジュアルだけど、一流ブランドたる気品とさりげなさが、格上げしてくれる。
カジュアルだけど上品。
大人だったら手にしたい。
そんなデニムをご紹介します。
バーバリー(BURBERRY)
デニムと言えば、アメリカ。
デニムと言えば、武骨。
そんな思いこみを崩してくれるのが、バーバリーブリットのコレクション。
英国伝統のアイテムをベースとし、都会的でありながらモダンな英国スタイルを表現。
上品さとカジュアル感を絶妙なバランスで、デザインに落とし込んでいます。
バーバリーブリットのデニムは、すべて細身なシルエットが特徴。
脚にフィットする美脚ストレートが、デニムの武骨なコーディネイトの中でも洗練された印象を伝えてくれます。
グッチ(GUCCI)
グッチの特徴は、ジェンダーレスな雰囲気を漂わせているところ。
’70年代のテイストを表現することで、ややフレアでワイドなシルエットのデニムなのが新鮮。
腰まわりはすっきりしながらも、裾にかけてややフレア気味。
バギーのようなシルエットが、個性的で優雅な着こなしを狙えるデニムです。
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
ルイ・ヴィトンのデニムは、ベーシックでありながら美脚ストレートなシルエットが魅力的。
濃紺タイプも相まってトラディショナルな雰囲気ながら、ラグジュアリー感をさりげなく表現するのは、さすがルイ・ヴィトン。
デティールから伝わる洗練されたデザインは、街でも海でも穿いていきたい1本になるでしょう。
ドルチェ&ガッパーナ(DOLCE & GABBANA)
大人カジュアルなら、このブランド。
人気の復活がうかがえるダメージデニムで着こなしに差をつけるなら、このブランドにおいてないでしょう。
ほどよくアタリが入ったデニムに、ワイルドなクラッシュ加工が目を惹く1本。
全体的にスリム感があり、クラッシュしていても“だらしなく”見えないところは最大の魅力です。
「キメキメはちょっとね」というなら、最高の相棒になってくれる1本です。
サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)
バカンスシーンでも大活躍しそうなデニムならコレ。
さわやかで自由な空気感。
ホワイトデニムはリゾート気分も感じさせられる、上品でいてヌケ感ある1本。
軽快なシューズと合わせて、ぜひバカンスシーンで穿いてください。
開放的な雰囲気で、彼女との距離も縮まるかもしれませんね。
ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)
仲間と集まったその後は、ひっそりお目当ての女性をそのままデートに誘っちゃう。
デートにもぴったりなデニムなら、ジョルジオ アルマーニ。
昼間は仲間と楽しんで、夜はオシャレにレストランへエスコート。そんなときにも、まったく問題ないのが、都会的なブラックを基調としたこのデニム。
細身のシルエットが洗練さを醸し出して、ワンランク上のあなたを演出してくれるでしょう。
ディオール オム(DIOR HOMME)
細身の定番デニムが人気のディオール オム。
そんなディオール オムからも“らしくない”ダメージデニムが目を惹きます。
ディオール オムは都会的で洗練されたイメージが強いのですが、そんなワクをやぶったユーズド感がカッコいい、味わいのあるダメージが魅力的。
いつもと違う着こなしは、違ったあなたの一面をアピールするのにも効果的。
いつものあなたを見慣れてる仲間や女性達からも、注目されること間違いなしなデニムではないでしょうか。
エトロ(ETRO)
個性的な大人デニムが欲しいなら、エトロにおいて他はないでしょう。
ペイズリーをあしらった個性的なプリントでありながら、上品さとさりげないお洒落な雰囲気が強くアピールされています。
全体的にスリムなシルエットなので、個性的なプリントでありながらも大人な穿き方もしやすい。
そんな上品な個性派デニム。
格上を目指すあなたなら、穿きこなせるのではないでしょうか。
デニム愛と哲学からくる相棒、お馴染みブランド
一流ブランドとは違い、デザイナーのデニムに対する愛情や哲学がそのままデザインに現れる。
そんなデニム好きなデザイナーがこだわって作ったデニム。
デニムが欲しいけど、なんとなくしかわからない。
そんなあなたにピッタリなブランドをご紹介します。
デンハム(DENHAM)
ダメージデニムでも有名なデンハム。
今回ご紹介するのは立体裁断によるステッチワークが目をひく、すっきりしたモデル。
柔らかな素材感と立体裁断、独特なドレープ感が生み出す、メリハリあるユーズド加工が特徴です。
ちょっと他とは違う、そんな個性的なデニムで上品に驚かせてみたいなら、デンハムを選びましょう。
ガス(GAS)
今や日本でも有名になったイタリアのガス。
そんなガスからは、パッチワーク調のブリーチデニムがオススメ。
腰回りもコンパクトなスリムフィットなモデル。
デニムの加工には、まるで「別の生地!」と思わせる見事なバランスに、パッチワークしたようなブリーチ加工がなんともガスらしい。
かなりスリムですが、柔らかいデニムなので快適。
人とは違うデニムを楽しんで自慢したいなら、もうこれ以外はありませんね。
スタンダート トレード(STANDARD TRADE)
古きよき時代のアメリカ。
そんなころの製法だからこそだせる雰囲気。
細部まで丁寧に、そして美しく仕上げられた高い技術。
本格派のデニムが気になるなら、スタンダート トレードしかありません。
どんなものも、本格派を手にしたい、そんなあなたにうってつけのブランドです。
スリーシックスティーン(3SIXTEEN)
こだわりのデニムを提供し続けているのが、スリーシックスティーン。
このブランドの特徴は、各パーツにスペシャルなものを選び、それをワンランク上でミックスしているところ。
生地は世界でも名高い、日本のクロキ社。
縫製はサンフランシスコの有名デニム工場。
レザーパッチはポートランドのタナーグッズ。
すべてに妥協することなく、限りなくヴィンテージの質感に近づけながらも、現代的なシルエットでこなれ感もたっぷり演出。
デニム愛からくるこだわりに魅力を感じたなら、このブランドはあなたを幸せにするでしょう。
タリー(TALLEY)
ニューヨーク発、LA製のデニム。
それが、タリー。
ニューヨークの都会的なデザイン、タフなデニムを作ることにかけては一番のLA。
アメリカ東西の混成デニムは、商品1点ずつにシリアルナンバーがふられている、業界初のトレーザビリティへもこだわった製品です。
“いつ”“どこで”“誰が”作ったのか。
生地メーカーや洗い加工の場所はどこなのか。
そんな細かいことまで明記されているトレーサビリティレポートが付いてくるデニム。
穿きジワやステッチなど、リアルな加工感は本物ヴィンテージに匹敵する作り。
エンドユーザーへの信頼感も高いトレーサビリティも相まって、ブランドの自信が伺えます。
エル・カミーノ・レアル(EL CAMINO REAL)
シルエットに強いこだわりを持つブランド。
クラシックなアメリカンクロージングに、ミリタリーなどの機能を織り交ぜ現代的に再構築。
穿いたとき、腰から膝裏、そして裾にかけてのラインは美しく、ドレス姿にも合わせやすいデニムです。
ベーシックゆえ、完成度が際だつデニムなので、カジュアルさの中にドレッシーな上品さを漂わせたいなら、エル・カミーノ・レアルがおすすめです。
ロイ ロジャース(ROY ROGER’S)
デニムはアメリカだけのものじゃない。
イタリアから見た、古きよきアメリカを表現するのが、ロイ ロジャース。
イタリア最古のデニムブランドで、アメリカのワークウェアから強く影響を受けているブランドです。
現在はデニムだけで、なんと約700型を展開中。
イタリアの高度な縫製、加工技術、追求する姿勢。
そんな気持ちが、リアルなヴィンテージ感を生み出すことで、デニム好きに好まれています。
セルヴァッジ(SELVADGE)
自然環境を考えたエコなジーンズなら、セルヴァッジ。
穿きつぶしたジーンズを自社で回収するリサイクル活動。
工場排水を出さないため、すべて生デニムで仕上げる行動。
環境を深く考えたエコマインドが特徴のブランドです。
セルヴァッジはポケットに関して、デザイン面でも新しい型を提案。
また体型が変わっても、ウエスト調整用のボタンホールを使うことで長年愛用できる。
こんなところにも「エコ」な考えが息づいています。
デザイン+エコ、という新しい考えからできたデニム。
今までのワクを飛び越えたい、そんな気持ちが強いあなたに穿いてほしいブランドです。
まとめ
お気に入りの格上げデニム、見つかりましたか?
ブランドものは、ラグジュアリー感が他とは圧倒的に違う。
お馴染みと言っても、ひと味違うし、デニム愛がハンパじゃない。
どちらを選ぶというよりも、あなたの活躍シーンに合わせて、一流ブランドとお馴染みブランドからそれぞれ1本ずつ手に入れておくと安心ですね。
どんな場面に誘われても、「へへっ、やっぱりひと味違うぜ」という心の余裕から生まれる自信。
そんな気持ちがまわりにも伝わって仲間からは一目置かれ、女性達からは「やっぱり、わかってるわぁ~」と熱い視線を集めることになるでしょう。
そしてご存じのように、できる男は時間を大切にします。
安いデニムをアレコレ悩んで買うのなら、悩むムダな時間を投資して、格上げデニムを2~3本手に入れましょう。
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