20代、30代の頃はファッション雑誌を買ったりしていたけど、40代に入ると仕事や家庭と忙しくなり、ファッションに関する情報と言ったら、美容室で待ち時間に渡された雑誌を読むぐらい。
気がついたら家族とのお出かけのコーデも、ここ何年同じだったりしませんか?
服を買うと言っても、昔好きだったブランドはもう似合わない気がするし、40代に合うブランドもよくわからない・・・。
そんな人向けに今回は、40代メンズに勧めたいファッションブランドを5つ紹介します。
40代が着ても恥ずかしくない、むしろ「お!」と思われるような、そんなブランドを用意しました。
また、ブランドを紹介するだけでなく、実際に買える店舗や場所も紹介するので、よければ実際に足を運んでみてください。
Paul Smith
まず紹介したいのが、イギリスのPaul Smith。
もしかするとスーツでPaul Smithの名を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、スーツをはじめとして、テーラードジャケットやドレスシャツなど、大人向けのアイテムが充実しているPaul Smithです。
高級ブランドとしての認知度も高く、「40代として恥ずかしくない服を着たい」という人にはピッタリのはず。
ちなみにPaul Smithはメンズのみならず、ウィメンやキッズのラインも展開していますが、40代メンズにオススメなのが日本限定で展開されている”Paul Smith COLLECTION”。
・ハイクオリティ
・ハンドメイドフィーリング
・アーティスティックフィーリング
・ハンドメイドフィーリング
・アーティスティックフィーリング
この三点をコンセプトにしている”Paul Smith Collection”は従来のラインよりもハイグレードな素材を使用し、縫製は日本で行っているとのことです。
もちろんジャケットだけでなく、シャツ、パンツ、小物など、コーデ全般のアイテムがPaul Smithで揃えられます。
マルチカラーのボタンを取り入れることにより、カジュアル感を演出したこちらのインディゴシャツ。
ウォッシュ加工もされており、カジュアルながらも大人っぽさが出ており、ジャケパンのインナーとしてもオススメです。
こうしたカジュアルなアイテムもオススメですが、やはりスーツも無視できません。
こちらはPaul Smith Collectionからの一着で、光沢感のある生地にチェック柄が特徴。
ツーボタンの定番デザインで、飽きず長く着ることができるでしょう。
裏地の押し花プリントもポイント。
オフ日のコーデも大切ですが、毎日仕事で着るスーツも着心地が良くて、オシャレなスーツを着たいと思いませんか?
そんな方は是非、Paul Smithをチェックしてみてください。
六本木店
Paul Smithは日本にも店舗展開していますが、六本木に150坪の広さを誇る六本木店を2016年4月29日にオープンしました。
店舗正面口のデザインはメキシコ人アーティストのルイス・パラガン氏にインスパイアされたものとのことで、店舗内のモザイクパネルはオランダ製、そして創業者であるPaul Smith氏が収集したポストカードが飾ってあり、ファッションショップの枠を超えた店舗作りが魅力です。
尚、六本木店ではオススメの”Paul Smith Collection”を含め、全14のラインナップを扱っており、きっとあなたに合う一着が見つかるはず。
「路面店はちょっと入りづらいな・・・」と思う方は、東武、西武、伊勢丹、小田急と言った各百貨店、あるいはパルコ、マルイと言ったファッションビルにもPaul Smithは店舗展開しているので、お調べの上足を運んでみてください。
Burberry
バーバリーもイギリス発祥の世界を代用する高級ファッションブランド。
1924年にトレンチコートの裏地に使用されたチェック柄が評判を呼び、後に「バーバリーチェック」として知られるようになりました。
Burberryのトレンチコートは、元英首相のウィンストン・チャーチル、作家のコナン・ドイル、女優のキャサリン・ヘプバーン、また映画「ティファニーで朝食を」で主役のオードリー・ヘプバーンも着用する程、一世を風靡しました。
尚、Burberryはメンズでも日本国内独自のブランド、そしてウィメン、キッズ、スポーツウェアなど、5つのラインを展開しています。
(以前は価格帯別でラインが別れていましたが、2016年の秋冬から統一されました)
そんなBurberryからまずオススメしたいのが、このテーラードジャケット。
通気性がよく、軽量なカシミヤを使用しつつ、流行のスリムなシルエットにデザインされています。
そして、襟の裏地にバーバリーチェックがあしらわれており、Burberryファンには堪らない一着のはず。
また、トレンチコートの人気も健在。
ウエストが細めにデザインされた「ケンジントン」と呼ばれるシルエットで、テーラードジャケットの上から着ても着膨れせず、冬のジャケパンコーデにオススメのコートです。
バーバリー新宿
日本にも進出しているBurberryですが、ルイヴィトンや伊勢丹新宿店本館が位置する新宿三丁目に、国内最大級の路面店があります。
チーフ・クリエイティブ・オフィサーのクリストファー・ベイリー氏監修の基、メンズ、ウィメンズ、アクセサリーなどが13部屋、4フロアに展開されています。
ちなみに1階がアクセサリーコレクションで、カシミヤ製をはじめとした140種類のスカーフが揃っており、刺繍のサービスも扱っているとのこと。
2階はウィメンズコレクションに加えて、国内初のシューズライン、4階もウィメンズコレクションですが、トレンチコートのコレクションも展開されています。
そして4階がメンズコレクションで、カジュアルなアイテムからブリティッシュスタイルのスーツやテーラードジャケットコレクションも扱われているとのこと。
尚、路面店は都内では新宿以外にも表参道、六本木にも出店されており、路面店以外では渋谷西武、東京阪急メンズ、東京大丸といった百貨店にも出店されているので、是非足を運んでみてください。
Dolce & Gabbana
「Dolce & Gabbana」はファッションの本場、イタリア発祥の高級ファッションブランド。
ブランド名は創業者であるドメニコ・ドルチェとステーファノ・ガッバーナの二人の名前が由来です。
Dolce & Gabbanaの魅力の一つはその高級感で、世界中のセレブリティ達にも愛用者が多い事で知られています。
特に歌手のマドンナは衣装、舞台美術、セットの監修もDolce & Gabbanaに依頼する程のファンとのこと。
Dolce & Gabbanaは服だけでなく、カバン、時計、財布、香水といった製品まで手掛けているのですが、高級感や他のブランドとは一線を画すデザインが人気の理由のようです。
日本では1990年後半にライセンス契約を結び、歌手の浜崎あゆみが愛用したこともあり、認知度が上がりました。
そして、こちらがDolce & Gabbanaのジャケット。
フォーマルなドレスやカーテンに用いられるベルベット製の生地で、上品な手触りと光沢感が特徴です。
また、前身頃に施された刺繍も印象的ですね。
続いてはDolce & Gabbanaのシャツを一つ紹介します。
こちらもロゴのパッチが入ったデザインで、襟部分だけ違う色が配色されており、コーデのアクセントになること間違いなし。
表参道ヒルズ店
Dolce & Gabbanaをチェックしたければ、828平方メートルの広さを誇る表参道ヒルズ店がオススメ。
2006年2月にオープンした表参道ヒルズ店は、ミラノの本店も手掛けたイタリアのデザイナー、フェルッチオ・ラヴィアーニ氏によってデザインされ、Dolce & Gabbanaの高級な世界観が印象的です。
店内は2フロア構成になっていますが、1階がウィメンズで奥にVIPスペース、2階にメンズが展開されています。
尚、Dolce & Gabbanaは都内では他にも以下の店舗が展開されています。
・地下を含めて3フロア構成の「銀座店」
・グッチ、ディオール、プラダと言った高級ブランドが集結する「伊勢丹新宿メンズ館 3階」
・アルマーニ、ゼニア、ブリオーニと一流スーツブランドが集結する「阪急メンズ東京 3階」
・3階にウィメンズ、4階にメンズが展開されている百貨店、「新宿高島屋」
・グッチ、ディオール、プラダと言った高級ブランドが集結する「伊勢丹新宿メンズ館 3階」
・アルマーニ、ゼニア、ブリオーニと一流スーツブランドが集結する「阪急メンズ東京 3階」
・3階にウィメンズ、4階にメンズが展開されている百貨店、「新宿高島屋」
Ralph Lauren
肩パッドが省略され、絞りのないI型のジャケットや、ボタンダウンシャツといった「アメリカトラディショナル」と形容されるスタイルの代表格がRalph Laurenと言われています。
40代のメンズは、大人の男らしい責任感のあるイメージを出しつつ、カジュアルなラフさも出したいところですが、カジュアルさと上品さが両立しているRalph Laurenは、そんな40代メンズにピッタリのはず。
そんなRalph Laurenと言えばポロシャツが有名で、あなたも知らぬ間に見たことがあるかもしれません。
ポロシャツは元々、馬に乗って棒でボールを操る「ポロ」と呼ばれる競技のユニフォームでしたが、Ralph Laurenから1972年に24色というバリエーションで売り出され、世にカジュアルウェアとして浸透していったものです。
また、ボタンダウンシャツも有名。
通気性が優れていることからオックスフォード生地を使ったものが人気で、今でもRalph Laurenの主力製品の一つとなっています。
大人向けのブランドは着たいけど、派手・奇抜なデザインはちょっと・・・という人にはシンプルで昔ながらのスタイルを引き継ぐRalph Laurenがオススメです。
表参道・銀座三越
世界中に店舗を持つRalph Laurenですが、アジアの旗艦店としてオープンしたのが、表参道店。
明治神宮前駅から徒歩3分、表参道駅から徒歩5分という好立地で、売り場面積は2,200平方メートルという広さ。
ウィメンズの「Ralph Lauren Collection」、メンズの「Ralph Lauren Purple Label」、他にも「Polo Ralph Lauren」と「RRL」と、合計4つのラインを扱っています。
また、百貨店の銀座三越では5階にウィメンズの「Ralph Lauren Blue Label」、10階にキッズの「Ralph Lauren Children」、7階にメンズの「Polo Ralph Lauren」と、3フロアに別々のラインを展開。
自分の服だけでなく、家族全員の服をRalph Laurenで揃えるのも良いかもしれませんね。
Hugo Boss
最後に紹介するのは高級車メルセデツ・ベンツでも知られるドイツから、「Hugo Boss」。
Hugo Bossは高級スーツのジャンルでは、世界のシェア率が1/6という説もあるほどの人気のブランド。
Hugo Bossのスーツは細身のセクシーなシルエットが特徴のイタリアンブランドとは一線を画しており、強調された肩幅などガッシリとしたボディラインが特徴です。
本記事ではPaul Smithのスーツもオススメしましたが、スーツを新調したい人はひと味違うHugo Bossのスーツも試してみてはいかがでしょうか。
もちろんですが、Hugo Bossはスーツだけではありません。
こちらのウールブレンド製のテーラードジャケットはいかがでしょう。
鮮やかな青色と黒の入り交じった特徴的ですね。
またウール特有の暖かみのある質感がポイントで、秋冬のコーデにマッチすること間違いないでしょう。
また、カジュアルなジャケパンコーデには目の覚めるような鮮やかなブルーが特徴のこちらのジャケットがオススメ。
ジャケパンで大人っぽくキメつつ、休日のオフ感も演出でき、40代のメンズファッションにピッタリな一着です。
六本木ボスストア
都内でHugo Bossをチェックするならば、六本木ヒルズのボスストアがオススメ。
コアラインである「Boss」はもちろんのこと、スポーツラインの「Boss Green」も扱っており、Hugo Bossのスポーティな一面も見ることができます。
レディースも扱っているのですが、構成比はメンズ50%, レディース50%, 15%とのこと。
ちなみに六本木ヒルズはHugo Boss以外にも高級スーツの代表格である「Armani」や「Kiton」、本記事でも紹介したバーバリーチェックやトレンチコートでお馴染みの「Burberry」、イタリアの高級生地ブランド「Loro Piana」など、大人のメンズなら知っておきたい一流ブランドが集結しているので、是非一度足を運んでみてください。
色んなブランドを一度にチェックしたい人は百貨店がおすすめ
ここまで5つのブランドと共に、各ブランドの路面店と百貨店を紹介しました。
路面店は特定のブランドの製品だけを扱っているので、品ぞろえの良さがメリット。
また、場所によってはその店舗限定のアイテムを売っていることもあるので、そういったメリットもありますね。
ということで、チェックしたいブランドが決まっていれば断然路面店がオススメですが、
情報をチェックしただけでは何ともいえない、やっぱり実際に見ないと・・・
まずは色んなメーカーをチェックしてみたい・・・
そんな人には一度に複数のブランドをチェックできる、百貨店がオススメです。
特に都内でオススメなのが、「伊勢丹メンズ館」と「阪急メンズ館東京」のふたつ。
本記事で紹介しているブランドはほとんどは、どちらかには入っていますし、本記事で紹介できなかった大人向けのブランドもたくさん入っています。
ですので、もし都合が合うようであれば百貨店は上記の二つをオススメします。
ちなみに紹介したブランドのうち、伊勢丹メンズ館に入っているのは
・Paul Smith
・Dolce & Gabbana
・Ralph Lauren
・Dolce & Gabbana
・Ralph Lauren
「阪急メンズ館東京」には
・Paul Smith
・Burberry
・Dolce & Gabbana
・Burberry
・Dolce & Gabbana
が入っています。
Paul SmithとRalph Laurenは両方に入っていますね。
ちなみにBurberryは伊勢丹メンズ館に入っていませんが、すぐ近くに路面店を構えているので、合わせてチェックすることが可能です。
まとめ
「仕事や家庭に忙しくて、オシャレを一度忘れてしまった40代メンズへ」というテーマの基、オススメのブランドを5つ紹介しました。
また、ブランドを紹介するだけでなく、各ブランドのアイテムを実際にチェックすることができる路面店や、百貨店も紹介しています。
ちなみに紹介した5つのブランドをおさらいすると
・「ハイクオリティ」、「ハンドメイドフィーリング」、「アーティスティック」の三点をコンセプトに、一部日本でも縫製を行っているイギリス八書の”Paul Smith”
・トレンチコートやバーバリーチェックで一世を風靡し、現代でも世界中で人気を誇るブリティッシュブランドの”Burberry”
・歌手のマドンナの衣装の製作を担当するなど、華やかなデザインが特徴のイタリアンブランド”Dolce & Gabbana”
・ポロシャツやボタンダウンシャツで有名な、アメリカトラディショナルの代表格”Ralph Lauren”
・男性の逞しさを強調するフォルムのスーツが特徴のジャーマンブランド”Hugo Boss”
となります。
また、路面店については
・Paul Smithは、計14のラインナップを扱う六本木店
・Burberryは、4フロア構成で1階のアクセサリーコレクションでは140種類のスカーフが揃っている新宿店(もちろんスカーフ以外もメンズ、ウィメンズ共に扱っています)
・Dolce & Gabbanaはミラノ本店のデザインも手掛けたフェルッチオ・ラヴィアーニ氏によってデザインされた表参道ヒルズ店
・アジアの旗艦店としてオープンし、2200平方メートルという広さを誇る表参道店
・スポーツラインである「Boss Green」も扱われており、他の高級ブランドも合わせてチェックすることができる六本木ボスストア
をご紹介しました。
またそれだけでなく、紹介したほとんどのブランドがチェックできる百貨店として
・「伊勢丹メンズ館」
・「阪急メンズ館東京」
の二つも紹介しました。
ちなみに伊勢丹メンズ館には
・Paul Smith
・Dolce & Gabbana
・Ralph Lauren
の三つ。
そして阪急メンズ館東京には
・Paul Smith
・Burberry
・Dolce & Gabbana
の3つが入っており、一度に複数のブランドをチェックすることができます。