エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)のアニオナ(AGNONA)、
グレーチェック生地でお仕立てした3Pスーツを納品しました。
ざっくりした表面感でカジュアルな印象の生地です。
メンズジャケットとしては非常に珍しい生地の風合いがあります。
そのファッション性の高さからダンコレ®では人気のオーダー生地です。
ペイズリー裏地が統一感を出しています。
3Pスーツとしてはもちろん、
ジャケット、ジレ、パンツ単体でも着用できる存在感があります。
スリムなサイズ感がお好みのお客様。
ジャケット、パンツ共にピッタリしたサイズ感で
非常にご満足頂きました。
K様ありがとうございました!
ゼニア・アニオナとは?
1953年にフランチェスコ・イロリーニ・モが興したアニオナ(AGNONA)は、
当初イタリアのボルゴセージアに拠点を置いていた。
設立した当初からアニオナ(AGNONA)は
世界のファッションデザイナーたちに生地を提供してきた。
当時のクライアントの中にはバレンシアガ、バルマン、
ピエール・カルダン、シャネルなどが含まれていた。
1999年1月にエルメネジルド・ゼニアグループに参加しています。
1960年代より、アニオナ(AGNONA)は世界各国を回って
生地の材料となる原毛の手配に乗り出し、南米、中国、
オーストラリア、チベットから輸入を始めました。
また、原材料を確保するために、さまざまな外国企業にも出資しています。
アニオナ(AGNONA)では約5,000種類もの毛織物を生産しています。
アニオナで生産している毛織物には、カシミア、モヘア、
キャメル、アルパカ、ビキューナなどがあります。
アパレル部署と室内装飾部署は1970年代に開設され、既製服、
ニットウェア、ホームコレクションを展開しています。
スカーフ、ネクタイ、ショールなども取り扱っています。
アニオナではコート、ジーンズ、スカート、
ワンピースなどの洋服を取り扱っています。
アパレル製品の取締役には、後にカルバン・クラインの取締役になった
ロベルト・ヨーリオ・フィリも名を連ねていました。
1997年時点でアニオナ(AGNONA)の生地を使用しているブランドには
ラルフ・ローレン、カルバン・クライン、
シャネル、イブ・サン=ローラン、
ヴェルサーチ、ジル・サンダー、エスカーダ、
ヒューゴ・ボス、ディオール、エルメス、
ヴァレンティノ、ジャンフランコ・フェレ、
ジョイス、三陽商会、マーク・ジェイコブスなどがあります。
アニオナは国際アルパカ協会の一員で、
ビキューナやアルパカ,ウールの販売などの独占権を持っています。