Ermenegildo Zegna(ゼニア)の中でも最高級クラスの生地、Trofeo600(トロフェオ600)の生地でお仕立てしたブラックタキシード。
今回お仕立てしたタキシードは、シャドーストライプでシルク特有の光沢で高級感があります。
光の加減で放つ光沢感はやはりTrofeo600の魅力です。
600番手シルク×Trofeoウール。
極細番手生地とシルクが持つ光沢は拝絹(はいけん)のシルクとの一体感が非常に美しいタキシードとなりました。
ブラックタキシードでこれ以上の華やかを出せる生地は無いのではないかと、思わせる程の仕上がりです。
裏地はオレンジ色のペイズリー柄。
遊び心のある裏地は周りの人の視線を集め、パーティーなどお呼ばれのお席にピッタリです。
最高級のウールに加えてシルクの特徴までも持ち合わせたTrofeo600で仕立てられた
タキシードは非常に魅力的で1度味わうと他のタキシードが着れなくなるかもしれませんね。
Zegna・Trofeo600は、その名前の通りTrofeo(トロフェオ)をベースに生まれました。
600は何を表すでしょうか。
この数字は混紡されているシルクの細さを表しています。
1kgの糸で600kmの長さまで伸ばすことのできるシルクです。
想像がつかない数字ですね。
非常に細い糸を使用するため、生地自体の重さも軽くなります。
ゼニアの生地は全体的に軽いものが多いですが、最も軽い部類に入るのがこのTrofeo600です。
シルクは繊維の中に空気の層をたくさん作ることができます。
空気は熱伝導率が低く、温度の変化を伝えにくいので夏は涼しく、冬は暖かく保つことができます。
更にシルクは特有の光沢感、滑らかさ、しなやかなコシ、ドレープ感を持ち合わせています。
最高級クラスのウールに、このようなシルクが混紡されることで作り出されるTrofeo600。
夜の準礼装・タキシードでお仕立てすることでお祝いの席などのパーティシーンで、突き抜けた華やかさを表現することでしょう。