メンズファッションの着こなしに変化を取り入れたいのなら、定番アイテムをあれこれ変えるより、もっと簡単にファッションを格上げしてくれるアイテムを選んでみませんか?
ドレッシーな雰囲気から、上品なカジュアルまでこなせる大変便利なアイテムとして「ストール」があります。
1. スーツスタイルにストールもあり? 2. ストールの特徴、良さ 3. どんなストールを選べばいい? 4. おしゃれなストールの巻き方 5. まとめ
1.スーツスタイルにストールもあり?
出典:otokomae
女性はストールを使うことが多いです。
少し肌寒さを感じる季節や、おしゃれのアクセントとしてストールを使うシーンが多いですが、男性の場合はまだまだ少ないように感じます。
でも、ストールは男性にも使ってもらいたいアイテムでして、特にスーツスタイルやジャケパンスタイルがお好みの方に楽しんでいただきたいアイテムです。
ダメージ加工されたストール、光沢のある高級感漂うストールなど、バリエーションも豊富なのでスーツやジャケパン、カジュアルスタイルまで万能に活用させることもできるのです。
またストールは、次のような特徴も持っています。
2.ストールの特徴、良さ
(1)アクセント
スーツでもジャケパンでもカジュアルでも、メンズファッションに必要なのは立体感。
しかし、メンズファッションのアイテムで立体感を表現できるものというと、そんなに多くはありません。
でもストールが1枚あると、首もとから胸元にかけて立体感のあるシルエットにより、ワンポイントのアクセントとしても効果的です。
(2)気温差に対応
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気温の変化が大きい季節、ストールは大変便利に使えます。
コンパクトに畳んで持ち運びやすいですし、寒く感じたらサッと取り出して巻き付けるだけで体温を維持することも可能です。
屋外と屋内を出入りすることが多いシーンでも、巻き方を少し変えるだけで適度な温度に調整できますので、体にもやさしいアイテムだと言えるでしょう。
(3)おしゃれを表現
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ストールは巻き方によって「おしゃれの表現」を一瞬で変えることができます。
1枚のストールで、フォーマルにもカジュアルにも変えられます。
(4)体型カバー
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ボリュームのあるストールを使うことで、気になる体型をカバーすることもできます。
巻き方によって「小顔効果」「脚長効果」も望めます。
(5)カジュアルダウン
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かっちりとしたコートにストールを巻くだけで、上品にカジュアルダウンすることができます。
ちょうど良いカジュアルダウンは意外に難しいものですが、ストールなら立体的な印象とやわらかな雰囲気で「ちょうど良い」カジュアルダウンを簡単に楽しむことができます。
3.どんなストールを選べばいい?
(1)色
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スーツやジャケットと同系色を選ぶようにし、全体的にグラデーションになるように心がけると収まりやすくなります。
カジュアルシーンなら、目を引くポイントとして派手目な色も楽しいですが、最初は扱いやすい同系色や、少しダークなカラーからスタートしてみましょう。
(2)柄
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柄の入ったストールを選びたいときには、ストライプ柄がおすすめです。
ストールに入った縦ラインのストライプによって、スマートな印象になりやすいです。
(3)小物
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ストールを選ぶとき、迷ってしまったら小物の色味に合わせるという方法があります。
例えば手袋の色と合わせるとか、ニット帽の色と合わせるとか。
身につけている小物と合わせることで統一感が出ますから、ストールだけが悪目立ちすることもなくなります。
4.おしゃれなストールの巻き方
(1)エディター巻き
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首にくるっと一巻きするだけ。簡単に巻ける方法です。
簡単に巻ける方法ですが、エレガントな印象になりやすいので「大人のおしゃれ」を楽しみたいときにぴったりです。
(2)ミラノ巻き
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エディター巻きを少し複雑にした方法です。
エディター巻きをした後、首もとのループから、片方のストールを引き出します。
引き出したストールで出来た新しいループへ、もう片方のストールを通すだけ。
少し手の込んだ巻き方なので「おしゃれな人」という印象を持たれやすいでしょう。
また、この巻き方はストールを使って立体的なシルエットになりやすいので、ワンランク上のオシャレを楽しみたい方にもおすすめです。
(3)8の字巻き
出典:naturallounge.jp
マフラーでもやっている人が多い「8の字巻き」。
首もとにアクセントができるので、ミラノ巻きは抵抗があるという方におすすめです。
5.まとめ
メンズストールは、まだまだ広まるアイテムだと思います。
特に年齢の高い方がマフラーではなくストールを巻くようになると、渋さの中におしゃれが同居し「がんばり過ぎていない」自然なオシャレの楽しみ方もできるはず。
寒い季節だからこそ楽しめるアイテムですから、花冷えする季節までの残された期間に、ストールデビューしてみてはいかがでしょうか。