スーツ姿で手荷物を入れて運ぶならアタッシュケースやブリーフケースが一般的です。
しかし、最近の通勤風景を見ていると少しずつ増えているのが「リュック」。
また、リュックは通勤だけかと思っていると、そんなことはなくて客先へ訪問しようとしている方や、実際に訪問してくる方も使っていたりします。
このように多様な使われ方がされているリュックですが、いざ自分がスーツで使ってみようと考えても、どんな風に使えばいいのか、どんなリュックを選べばいいのか悩んでしまうと思います。
そこで今回は、スーツに合わせやすいリュックの選び方やおすすめ製品をご紹介していきます。
1. スーツに合うリュックとは 2. スーツに合うリュックの選び方 3. スーツにあわせるならこれ!おすすめリュック 4. まとめ
1.スーツに合うリュックとは
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スーツに合うリュックとは、どういったものなのか。
この疑問にお答えする前に、あなたに知っておいていただきたいことがあります。
それは、ビジネスシーンでリュックを使う場合には、あなたの業界や職種によって控えた方がいい場合があるということです。
例えば、誠実さが大変必要な金融系のご職業であるとか、「スーツにリュック」という従来のスタイルを受け入れられない方の多い職業である場合、リュックを選ぶことで良い方向へ話が進むことはありません。
また、ビジネススーツにリュックを使用する場合は、どうしても「カジュアル」な印象が強くなってしまうため、カジュアルな雰囲気が必要な「クリエイター」などでなければ、リュックの色やデザインに配慮する必要が出てきます。
確かにリュックは両手が空きますので機能面から見ても大変便利なアイテムです。
また、荷物もたくさん入りますので、外出時にパソコンを持ち歩く方には大変便利であることは確実です。
しかしビジネスマナーという視点からリュックを見てみると、賛否両論ありますし、年輩の方からは「ダメ」という声も多いようです。
このようなポイントをしっかりと理解していただいた上で、スーツに合うリュックを考えてみると、次のようなことがわかってきます。
・カジュアル過ぎないデザインや色
・仕事の内容や業種によって判断する
・便利だけれど使えるシーンに制約がある
それでは、次から具体的な選び方を見ていきましょう。
2.スーツに合うリュックの選び方
スーツに合うリュックの選び方は、次の5つのポイントに注意してもらいたいと思います。
ポイント1 : シンプルでスタイリッシュ
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できるだけ無地で、色も「黒」「グレー」「ネイビー」などシンプルなものがおすすめです。
また、装飾も少なく、あくまでもシンプルでスタイリッシュなデザインのものを選ぶようにしましょう。
リュックでも「アウトドア用」のものは、バンジーコードなどが付いていますのでビジネスシーンにふさわしくありません。
ポイント2 : 容量
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最近のビジネスシーンを考慮するなら、ノートパソコンやタブレットが収まるだけの容量は必ず確保しておきたいですね。
また、A4書類も出し入れしやすい大きさでないと、訪問先であわてることにもなり、スマートな印象が台無しになってしまいます。
さらに、ノートパソコンやタブレットのバッテリーが足りなくなった場合でもあわてなくて良いように、ACアダプターくらいは入れておけるスペースがあると心強いでしょう。
ポイント3 : 形は四角
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アウトドア用に多いのですが、開口部が楕円形になっているものは、カジュアルな印象になりやすいです。
ビジネスシーンで使うリュックなら、こういったカジュアル度は極力下げておきたいですから、楕円形のものは候補から外しましょう。
反対にビジネスシーンでも使いやすいのは、スクエア(四角)なデザインのリュックです。
こちらは、ブリーフケースやアタッシュケースをイメージさせるため、ビジネスシーンでも違和感が少なくなります。
ポイント4 : マチは小さめ
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たくさん荷物を入れたいかもしれません。
でもビジネスで使うなら、マチ幅は17cmくらいが収まりやすいと言われています。
マチが広いと荷物はたくさん入るのですが、見た目のシュッと感が失われますのでカジュアルになってしまうんですね。
ポイント5 : ハンドル
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訪問先の手前までは背負って行き、途中で手持ちバッグに変身できると大変便利です。
そのためには、ハンドルがリュックについていることが重要。
特にレザーのハンドルが付いていると質感もアップしますので、ビジネスシーンでも安心して使えます。
3.スーツにあわせるならこれ!おすすめリュック
やはりビジネスバッグを知り尽くしたブランドのリュックがおすすめです。
PORTER(ポーター)
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「リフト 3WAYブリーフケース」なら、ナイロン素材なので軽くて使いやすいです。
また、見た目もスタイリッシュになっているので、ビジネススーツにもしっくりと合わせやすいでしょう。
TUMI(トゥミ)
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「デイヴィス」はA4対応しているリュックです。
またパソコンやタブレットも専用ポケットに収まりますので、持ち歩きのときの心配も軽減できます。
見た目も、TUMIらしいシンプルなデザインなので、スーツでも違和感がありません。
Samsonite (サムソナイト)
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ビジネスバッグの定番でもあるサムソナイトにもリュックがあります。
ブラック1色でまとめられたリュックなので、ビジネスシーンにうってつけです。
4.まとめ
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スーツにリュックはありなのかというと、シーンに配慮する気持ちを失わなければ「あり」だと思います。
そこで今回の内容を参考にしていただき、あなたの業界や職種に合いやすいリュックを選んでもらいたいと思います。