晩秋から冬の季節、気温がグンと下がるとジャケットだけでは寒く感じはじめます。
でも、コートを着込むと重くなるし、スポートウェアにあるような蓑虫みたいなコートは軽くて便利ですがビジネスシーンには向いていません。
そこで、何とかして寒い季節もジャケットだけでかっこよく過ごせないかを考えてみました。
1. 冬におすすめなジャケットの種類 2. インナーは重ね着がおすすめ！ 3. 女性目線のジャケットのカッコイイ着こなし 4. 晩秋と冬のスーツ着こなしのポイントとは？ 5. まとめ
1.冬におすすめなジャケットの種類
寒い季節におすすめなジャケットの種類を見ていきましょう。
でも、その前に大切なポイントがあります。それは、ジャケットの生地です。
(1)生地の種類
フランネル
「フラノ」と呼ばれることもあります。
暖かく柔らかいため寒い季節にぴったりです。
見た目も優しい印象になりますので女子ウケは間違いありません。
サキソニー
出典：Rakuten
生地の厚さは薄手でありながら柔らかい感触が特徴的です。
スコットランドの伝統生地として有名です。
スーツの本場「イギリス スコットランド」が産地の生地なので、高級感も高めです。
ツイード
ハリスツイードが日本では有名です。
暖かくザラザラした生地が特徴です。
カントリー調が強くなりますので、フォーマルなシーンには向きませんが、オフィスカジュアルなどにはぴったりです。
このような生地で仕立てられたジャケットを選ぶと、寒い季節でも暖かな時間を過ごすことができます。
(2)ジャケットの種類
そして、生地の選定がおわったらどういったジャケットの種類がおすすめなのかを見ていきます。
テーラードジャケット
季節を問わず着回しが簡単で「スッキリ」見えるジャケットです。
ウール素材のテーラードジャケットを選ぶ場合は、生地が厚手なので細身のシルエットになるものを選ぶと、寒くてもシャープな印象になります。
イタリアンカラージャケット
出典：bitter-store
第一ボタンから襟先までが立ち上がった上品でスタイリッシュなジャケットです。
中綿ジャケット
出典：doclasse.com
ダウンコートとジャケットの中間的なアイテムです。
保温性が高いのが特徴です。
ただ、カジュアルな印象が強くなるためプライベートやオフィスカジュアルで選びたいジャケットです。
2.インナーは重ね着がおすすめ！
ジャケットはモコモコさせたくないけれど、コートは着たくない。
そんな場合は重ね着がおすすめです。
ニット
出典：otokomae
シャツの上にニットセーターを1枚着込むだけで、暖かさが変わります。
ジャケットのVゾーンからのぞく部分も、セーターとネクタイ、シャツのコーデによって優しげでおしゃれな印象になります。
裏起毛
出典：stat2.smartlog.jp
裏起毛のパーカーなどで重ね着することもできます。
カジュアルな雰囲気なので、ビジネスでは使えませんが通勤するときだけなら大丈夫な会社もあると思います。
中綿ベスト
出典：kweb.pe.kr
ユニクロや無印良品で販売されている、中綿ベストも重宝します。
このベスト、ジャケットの下に着てもVゾーンから出てこないデザインなので大変便利です。
3.女性目線のジャケットのカッコイイ着こなし
寒い季節のジャケットスタイルは、油断すると着膨れすることもあります。
また、ジャケットの丈が長いものを選んでしまっている人もいます。
そこで、女性目線でジャケットのカッコイイ着こなしを考えてみると
・着膨れ感の少ないシャープなシルエット
・ジャケットの丈が長すぎない（ベルト位置が隠れるくらいがベスト）
この2つのポイントが大事かなと思います。
寒いときでもスッキリとしたシルエットの方が、野暮ったくみえづらいので意識してもらいたいと思います。
4.晩秋と冬のスーツ着こなしのポイントとは？
グレー系のツイードジャケットに、同色系のパンツをあわせるとオフィスカジュアルでも大丈夫。
シックなカラーでまとめることで、落ち着いた「大人の雰囲気」になります。
またツイードジャケットにベストをあわせてもいいですし、差し色のセーターを着込んでもオシャレになります。
打ち合わせなどビジネス色を強めたい場合は、ネイビー系のジャケットとグレー系のパンツでコーデすると「きちんと感」がありながら、寒い季節にぴったりな生地を選ぶことで「柔らかさ」も感じられ好印象を期待できるでしょう。
5.まとめ
寒い季節のジャケットコーデについて考えてみました。
ポイントは季節にあった生地を選ぶこと。
シーンにあわせやすいジャケットの種類を選ぶこと。
この2つが基本となります。
その上で、重ね着の方法を変えることで、ビジネス色を強めることも弱めることもできますね。
ぜひ今年の寒い季節はチャレンジしてみてください。
