大人の習い事、お子さんの習い事。
どちらも人気があり、誰もが一度はやってみたいと思ったことのある「ピアノ」。
大人の男性なら趣味や気分転換に習っている人も多いはず。
また、お子さんが習っているので、晴れの舞台を見に行くということもあるでしょう。
どちらにしても、意外に困るのがピアノ発表会へ参加するときの男性の服装です。
普段と同じスーツというのもフォーマル過ぎますし、自分が舞台で演奏するのなら、スーツでは華やかさがありません。
そこで今回は、ピアノ発表会の男性の服装についてお話していきたいと思います。
1. ピアノ発表会の服装には2つのシーンがある 2. ピアノ発表会を見に行くときに着ていく服装とは 3. ピアノ発表会に出演するときの服装とは 4. まとめ
1.ピアノ発表会の服装には2つのシーンがある
大人の男性がピアノ発表会へ関わるシーンは二つあります。
1つ目は、自分自身がピアノを習っているので、年一回とか二回ある演奏会へ出演するシーン。
いわゆる自分の晴れの舞台です。
2つ目は、ご自身のお子さんや親族、知人の晴れの舞台を見に行くとき。
どちらも男性の服装が困るんですね。
というのも、多くの男性は、次の2つのファッションしか持っていないことが多いためです。
・仕事用のスーツ
・休日用の家着
どちらも晴れの舞台へ足を運ぶのには適していません。
スーツは晴れの舞台には地味過ぎます(フォーマル過ぎます)し、休日用はカジュアル過ぎます。
2.ピアノ発表会を見に行くときに着ていく服装とは
まずはピアノ発表会を見に行く時の服装から。
(1)どんな服装がおすすめなのか
自分が舞台で演奏するのではありませんので、華やかさは必要ありません。
だからといって、普段の仕事用スーツでは地味すぎますしフォーマル過ぎます。
要するに「かしこまりすぎ」ということです。
では、どんな服装がおすすめなのかというと「きれい目」路線を目指しましょう。
お仕事の服装に例えると「ビジネスカジュアル」です。
スーツほどかっちりとはしていないけれど、普段着のように崩れていない。
こういう服装です。
もっとも簡単にコーディネートするなら「ジャケパン」を選びましょう。
オーダージャケパンを選べば、あなたのカラダにぴったりと合ったサイズになりますので、自信を持って発表会へ足を運べます。
(2)どんな色を選ぶと安心なのか
ファッションは「悪目立ち」という言葉があります。
言葉通り、派手すぎて目を引く存在になっている状態です。
こういうの、発表会を見に行くにはおすすめできません。
なぜなら、発表会での主役は演奏する人だからです。
この考え方は披露宴への参加と同じですね。
参加する私たちは、主役を引き立てることを考えなくてはいけません。
そのためには、
・ブラック
・グレー
・ホワイト
こういう定番色を選ぶようにしておきましょう。
もし、ご自身のお子さんが発表会で演奏するなら、お子さんの衣装と色を合わせておくと、ちょっと特別な雰囲気を作れます。
(3)気をつけておく3つのポイント
前日には整えておきましょう。
アイロン
いくら高価なジャケットやパンツをお持ちでも、
いくらコーデにお金を使っても、
シャツやパンツなどがシワシワではいけません。
ヨレヨレのシャツもNGです。
まずは前日までにアイロンをかけておき、ピシッと整えておきましょう。
これだけでも、見た目の印象が変わります。
靴
忘れがちなのが靴の存在。
おしゃれは足元からという言葉もあるとおり、意外に見られているのが靴なんですね。
だからこそ、靴は磨いておきたいところ。
前日の夜にはキュッキュッと手入れしておきましょう。
ホワイトのレザースニーカーなどは汚れが落ちにくいこともあります。
そういう場合は、靴の修理屋さんへ持ち込むと、きれいに汚れを落としてもらえます。
買い物ついでに利用してみてはいかがでしょうか。
髪型
最近は、人が集まる場所やイベント的な要素の強い場所では、スマートフォンでパシャパシャと記念撮影が行われます。
で、服装は完璧でも、頭がボサボサだと、写真に残ってしまうんですね。
さらに、SNSで投稿なんてされてしまうと、知人や友人の目に止まってしまうという、なんとも困ったことになりかねません。
出掛ける前に整えておきましょう。
(4)持っていると役立つアイテム
ジャケパンスタイルを引き立ててくれるのがバッグです。
できればレザーのトートバッグがおすすめ。
身の回りのものがガサッと入ります。
3.ピアノ発表会に出演するときの服装とは
続きまして、ご自身が出演される場合の服装です。
(1)おすすめの服装はコレ
晴れの舞台ですから「ビシッ」と決めたいところです。
おすすめなのは黒のスーツスタイル。
ただし、地味になってしまうので華やかさを出すために、ネクタイやポケットチーフでアクセントを付けましょう。
また、カジュアルなファッションがお好みの方は、ジャケットを羽織らずにドレスシャツスタイルもありです。
特に初めて発表会で演奏される方は、緊張もありますし、手が上手く動かないこともあります。
できるだけ普段の練習に近い服装として、スーツスタイルではなくドレスシャツスタイルをおすすめします。
また、ドレスシャツスタイルはかしこまった雰囲気にならないので、演奏会を「発表」の場ではなく「楽しむ」場にすることもできます。
(2)やっぱり靴選びが大切
靴に関しては、スーツでもドレスシャツでも革靴です。
そこで発表会前の練習では、本番で履く革靴で練習しておきましょう。
足に馴染んでいないと演奏に集中しづらくなります。
4.まとめ
ピアノの発表会の服装って結構困ります。
ただし、自分が演奏する場合でも、見に行く場合でも「きれい目」を意識すれば、上手にまとまってくれます。
プロの演奏会ではありませんので、きれい目路線で楽しめる服装を選びましょう。
もし迷ったら「ジャケパン」で解決できます。