パートナーの顔の表情を演出するのに、最適でカンタンに工夫できるのがシャツの襟。
この襟の形で顔の印象に変化をつけることができます。
Vゾーンはスーツスタイルの顔でもあるので、重要視してシャツを選ぶことをおすすめします。
また、TPOに合ったシャツを選ばずに出かけてしまい、相手に失礼になってしまったり、恥ずかしい思いをしてしまったりしては、スムーズなビジネスもできません。
ここでは、ビジネスシーンやフォーマルシーンなど、それぞれのシーンに見合った襟を選ぶ方法をご紹介していきます。
レギュラーカラー
最もオーソドックスな襟の型で、その時代や流行によって多少形の変動があります。
どんなスーツスタイルでも合わせやすいシャツです。
ネクタイを結ぶ時は、プレーンノットが最適で、Vゾーンが縦にながいジャケットと相性が抜群です。
ラウンドカラー
襟に丸みを持たせているのが特徴。
フォーマルなシーンでよく見かけますが、ビジネスシーンでも適切で相手に優しいイメージを与えてくれます。
ノーネクタイにも対応でき、着る人の年齢関係なく、幅広い着こなしを楽しむことができます。
ボタンダウンカラー
襟先をボタンで身ごろに留めている襟のことを言います。
アメリカントラッドをイメージさせ、アイビーを象徴するアイテムです。
ポロの競技用の襟をヒントに作成されたとされています。
この「ボタンダウンカラー」をさらに大きく3つ分けると、「フラット・ボタンダウン」と呼ばれる平面的なもの。
「ロールド・ボタンダウン」と呼ばれている、ネクタイを包むように、ゆるやかなカーブを描くもの。
そして、襟先が長いデザインの「ハイロールド・ボタンダウン」があります。
ウィングカラー
襟元が前に折れているデザインの、礼服のシャツの一種です。
一般的に「前折れ襟」とも言われています。
全体的にクラッシックな型で、ウイング(翼)のような形であることから、このような名前がつけられました。
ビジネスシーンで着られることは、あまりありませんが、フォーマルシーンでは必須アイテムです。
ワイドカラー
襟の開きが大きく、襟羽の長さもレギュラーカラーよりも長めの襟のシャツをよびます。
英国のウィンザー公が好んでいたことから、「ウィンザー」とも言います。
ややフォーマル寄りのデザインで、ネクタイは、結び目が大きく仕上がるウィンザーノットで結ぶと相性が良いでしょう。
全体的にフォーマル寄りのデザインなので、顔まわりや表情を気品よく演出することができます。
最近では、レギュラーカラーよりも人気があり、ビジネスパーソンには欠かせないアイテムになっています。
まとめ
シャツはTPOを考えずに選んでしまうと、場違いな雰囲気を生んでしまいます。
また、首の見せ方や襟のボリュームで、着る人の表情を豊かにもしてくれます。
全体のサイズ感、シャツの色や柄と同様に、全体のバランスを見るときに襟の形にも気を配ってチョイスしてみてください!
パートナーの表情がより引き立つシャツが見つかるはずです。