カフスボタンは、スーツを着たときにさりげなくオシャレセンスをアピールできるのが魅力です。
日本では「カフス」と呼ばれるのが一般的ですが、欧米の紳士の間では「カフリンクス」と呼ばれています。
一昔前は、年齢層の高い重役タイプの人がつけているイメージがありましたが、最近はオシャレアイテムのひとつとして脚光を浴びています。
ビジネスでもカジュアルでも、カフスを気軽に楽しむようになってきたのです。
もはや男性のジュエリーアイテムのひとつと言っていいでしょう。
さりげないオシャレを袖元で楽しんでみてはいかがですか?
カフスの歴史
ボタンがとめ具として使われるようになったのは13世紀になってからで、そこからルネッサンスとともにボタン文化が広く浸透していきます。
カフスの原型は、金や銀で装飾されたスリープボタンと呼ばれているボタンが、貴族たちの間で流行し、カフスをパーティーや結婚式などの華やかなシーンでつけることが紳士のステータスとなったと言われています。
現在では一般の人にも、さりげないオシャレアイテムとして広く愛用されています。
カフスボタンが似合うシャツは?
カフスボタンをつけるときは、ダブルカフス、コンバーチブルカフスの袖型のシャツを選んでください。
気をつけていただきたいのが、袖口のサイズです。
大きすぎても小さすぎてもオシャレにみえないので、適度なサイズを選んでください。
シャツのカラーは基本、白が一番引き立ちますが、ストライプのシャツを着る場合は、そのストライプの色と同じ色、もしくは同系色を合わせるようにすると一層オシャレです。
カフスの付け方
1. 袖口のボタンホールを合わせる
2. その上からカフスボタンを通す
3. 裏側にある留め金をとめる
カフス以外の小物との合わせ方
できれば腕時計はした方が良いです。
カフスで袖元をオシャレに演出しているので、時計でより重厚感やセンスを光らせると、存在感アクセントとなります。
ゴージャスなネクタイピンとは合わせないように注意します。
せっかくのスマートなオシャレな雰囲気が損なわれる可能性があります。
まとめ
袖元の小さなファッションアイテムですが、袖は人の目に触れやすい場所なので、小さなアクセントでも存在感は思った以上にあります。
ジャケットの袖口からのぞくエレガントな雰囲気は、個性をアピールしたり、落ち着きを印象づけたり演出力は抜群です。
パーティーなどのフォーマルシーンなど特別な日にはもちろん、ビジネスシーンでもさりげなく目をひく大人のディテールとして活躍してくれるアイテムです。
プレゼントとしても喜ばれそうですね。