季節の変わり目、外を歩くのが気持ち良い季節になってきました。
休日に出掛けるパートナーとのデートも、公園や街歩きなどのアクティブな場所になってきますね。
公園や美術館、彼女が行ってみたかった洒落たカフェ、ドライブで海を見に行くかもしれません。
そんなとき、あなたはどんな格好をコーディネートして出かけて行きますか?
カジュアルなジャケットはジーンズに合わせやすく重宝ですが、たまにはジャケットを脱いでみませんか?
しかし季節の変わり目は夕方から冷え込んだりして、シャツだけではまだ心細い。
上に一枚、羽織るものが欲しいですよね。
そんな時活躍するのがカーディガンです。
カーディガンは着こなしが難しそう?
たしかにきちんと着てしまうと、変に優等生のようになったりオジサンくさくなったりする恐れがあって、なかなか手を出しにくいアイテムですよね。
しかし女性には思いの外、人気なアイテムだということをご存知でしたか?
女性に人気のその理由は、優しそうで包容力がありそうだから、知的な雰囲気を醸し出すから。
ジャケットでは少し堅過ぎ、トレーナーではスポーティーすぎる。
その中間に位置するのがカーディガンなんです。
一度着こなしが分かってしまえば、実はなんにでも合わせやすく、とても重宝するアイテムです。
今回は、カーディガンの着こなし方を織り交ぜながら、お勧めの5ブランドをご紹介します。
green label relaxing(グリーンレーベル リラクシング)
ユナイテッド・アローズが展開するブランド、green label relaxing。
ベーシックでありながらトレンド感も取り込んだアイテムを、数多く世に輩出しています。
また、上質、快適をコンセプトに作られる縫製には定評があります。
今季トレンドのミリタリーとデニムにも合わせやすいインディゴやグレーのカーディガンが揃っています。
ネイビーとライトブルーの色展開のカーディガン(写真はインディゴ)。
トレンドのインディゴを意識しています。
アラン編みの陰影が風合いを醸し出しています。
ショールカラーはTシャツやカットソー、シャツとも相性が良く、着まわしやすい形です。
こんなスタイルのカーディガンはいかがでしょう?
表面がつるんとした滑らかなコンパクトウールの上品なデザインです。
アウターとして羽織るのも良し、ジャケットのインナーとしてレイヤードスタイルとして活用するも良し。
こちらはグレーの色違い。
着こなしでずいぶん印象が変わりますね。
Tシャツの上から着てボタンを外して前を開けたり、ストレートにそのまま着てボタンを上まで締めても、シャツ感覚で着られます。
コットンを使用した肌触りの良いカーディガンです。
ロング丈でフロントボタンがないデザインはスタイリングの主役に。
カットソーの上に一枚羽織るだけで、決まるコーデの完成です。
春のコーデでぜひ取り入れたいジャケットカーディガン。
ノッチドラベルを採用したデザインとコットン素材のミックスカラーの糸で、優しい中にもきちんとした表情が同居しています。
インナーにはチェックや無地のシャツ、タートルネックカットソーなど、組み合わせによって何通りものレイヤードスタイルが楽しめます。
J・CREW(ジェイ・クルー)
シンプルでハイクオリティをコンセプトにしたジェイ・クルーは、アメリカ・ニューヨークのブランドです。
サイズも豊富で、オンラインショップにスリム用、トール用のカテゴリがあるのはうれしいですね。
胸ポケットがアクセントになったカーディガン。
ショート丈がバランスの鍵になっています。
イタリアン・カシミアの糸を使ったケーブルニット。
ゆったりと羽織れるタイプです。
クルミボタンと独特なケーブル模様がアクセント。
ネイビーに白が織り込まれた印象的な模様のカーディガン。
ざっくり着たい、骨太感のあるカーディガンです。
出来そうでできない、ネクタイを用いた、カジュアルな着こなし。
カーディガンはスタンダードなVネックデザインです。
中2つのボタンだけを留めたり、襟を折り返したりすることによってくずし感が出ます。
カラーパンツを合わせることでキチンとなり過ぎない上級者向けのコーディネートです。
MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)
シンプルで着心地の良い服に定評のあるマーガレット・ハウエル。
バリエーションは少なめですが、ベーシックなデザインで、長く愛用したい、そんなブランドです。
白いシャツの上からさりげなく羽織りたい、きれいめコーデに最適なアイテムです。
ミックスの糸が優しい風合いを引き立てます。
薄手の繊細なカーディガン。
パステルカラーの春色シャツの上に合わせたり、半袖のTシャツの上に着たりと、使い方の幅の広がる1枚です。
ジャーナルスタンダード レリューム
“背伸びをしない「ちょうどよい」大人のファッション”を提案する、ジャーナル・スタンダードが展開するレリューム。
品質にこだわり、少し先のトレンドをレリューム独自の解釈で展開する、カジュアル・ベーシックを取り揃えるブランドです。
浅目のVネックとニュアンスのある色が、きれいめコーデの主役となります。
ペルー産の細くてしなやかなピマコットンを採用。
絹のような光沢のある、上品な印象です。
飽きの来ないシンプルなデザインは、一つ持っておくと重宝するワードローブです。
風合いの良いスラブコットンを使用したカーディガンです。
すっきりとしたシルエットでさらりと羽織れ、カットソーやシャツなど幅広く合わせることが出来ます。
日本国内生産モデルでハイクオリティな素材感が魅力のカーディガンです。
写真はホワイトパンツにインディゴシャツとネイビーのカーディガンを合わせた爽やかなスタイル。
ラグランスリーブの着心地の良さとすっきりとしたシルエットがヘビロテを予感させます。
アイリッシュリネンの中でも世界最高峰と言われる、イギリスのHERDMANS LINEN(ハードマンズ社)のリネンを使用したカーディガンです。
美しい発色とリネン独特の風合い、光沢を楽しめるアイテムです。
丈夫なリネン素材は吸水性、発散性が高く、春夏のアイテムには欠かせません。
写真は、ほどよい透け感を利用してボーダーのインナーと合わせたスタイリング。
アースカラーの同系色できれいにまとめています。
nano・universe(ナノ・ユニバース)
インテリアから服飾雑貨、時計まで、数多くのオリジナルラインナップを揃えている、人気のセレクトショップです。
スタイリッシュなデザインは落とさずに、機能性や着心地を追求しているのも人気の秘密です。
綿100%のインディゴ染め糸で編まれた総柄のカーディガン。
5種類の編地で様々な表情を見せる奥行きのある1枚です。
インナーに白を着ることにより、網目模様を強調して個性的な着こなしになっています。
フレンチリネンの糸で編まれた、ボーダーカーディガン。
麻特有のフシとさらりとした質感が、大人の表情を作りだします。
薄手なので肩にかけたり腰に巻いたりとシーン毎に活躍しそうです。
かのこ素材で凸凹感を楽しむフード付きロングカーディガン。
フロントのジッパーを締めてフードを比翼仕立てにすることで、よりモード感がアップします。
太めのパンツに合わせて緩い雰囲気に、またスキニーパンツに合わせてスタイリッシュにと、合わせるボトムスで表情を変えてくれます。
3パターンの配色でシックさに印象付けを意識されたカーディガン。
糸はリネンを使用しています。
配色に使われているグレー、ブラウン、ブルーのいずれかの色を、トップスやボトムス、ソックスに取り入れると、統一感を持たせられます。
まとめ
カーディガンと言っても、丈や素材、着くずしなどでずいぶんと表情を変えるアイテム。
今年の春夏は、ご自分のスタイルに合わせてお気に入りのブランドを見つけて取り入れてみてはいかがでしょうか?
優しくも知的にも、そして時にはワイルドにも着こなして、いつもとは違う雰囲気で登場すれば、彼女もあなたの新しい魅力の虜になるはずです。