満員電車の中で揉みくちゃになった…。
ジャケットを着たまま長時間座っていた…。
スーツを着ていると、こんなシチュエーションで深いシワがついてしまった…、という経験はありませんか?
また、スーツは、1日着て歩くと見た目はキレイニ見えて、実は無数のシワができています。
スーツの素材が高級になれば、シワができやすく、シワをそのままにしておくと、スーツの傷みも早くなってしまいます。
シワを取る方法として最も効果的なのは、アイロンをかけることですが、仕事から帰ってきてクタクタな状態でアイロンがけなんて出来ない…。
そんなあなたに今日は、アイロンを使わずに帰宅後、簡単にシワを取る方法をお教えします。
霧吹きを使う
最も簡単な方法は、スーツをハンガーにかけ、霧吹きで、水を吹きかけることです。
こうすることで、スーツ自体の重みを使い、シワを取ることができます。
水よりもお湯を使うほうがシワを取りやすくなるので、お風呂上りに残り湯を吹きかけるのも効果的です。
ドライヤーを使う
シワになっている部分を水で湿らせたあと、ドライヤーを使うことで一層シワが取りやすくなります。
ドライヤーを使う際、スーツから4cm~5cm離した距離から温風を当てるようにしましょう。
最後に冷風をあてるとシワが戻りにくくなります。
加湿器を使う
冬場限定の技になってしまいますが、スーツをハンガーにかけて、加湿器の上にしばらく吊るしてみてください。
蒸気の力でアッという間にシワを取ることが出来ます。
浴室に一晩吊るしておく
入浴やシャワーの後、湿気がたっぷりある浴室にハンガーを使って、スーツを吊るしておくことでシワを取ることができます。
浴室乾燥になっているタイプの浴室では、乾燥機能を使わず、吊るすようにしましょう。
出張などで、霧吹きやドライヤーといった道具が使えない時、使えるテクニックです。
シワ取りスプレーを使う
「初めからこれを紹介しろよ!」という声が聞こえてきそうですが、洋服のシワ取り専用のスプレーという選択肢もあります。
スプレーして、引っ張って、ハンガーに一晩かけておくだけでシワがキレイに取れてしまいます。
しかし、絹・レーヨン・テンセルといった水に弱い素材には使えません。
また、お手頃価格で販売されているようなポリエステル素材100%のスーツにはシワ取りの効果がありません。
【裏技】○○を使う
それはスチーマーを使う方法です。
シワを取るのに機械に頼る方法になるのですが、アイロンとスチーマーではシワを取る手間がぜんぜん違います。
アイロンがけはアイロン台を準備して、アイロンを当てたい部分を入れ替えながら、シワにならないようにかけていく…。
こういったことがアイロンがけをメンドクサイと感じる理由ですよね。
その点、スチーマーならこういった手間は要りません。
ハンガーにかけたままのスーツをなぞっていくだけで簡単にシワを取ることができます。
まとめ
アイロンを使わずとも、簡単に一瞬でスーツのシワを取る方法を6つお伝えしました。
スーツのシワを取るのに効果的なのは、「水+熱」で生み出される蒸気=スチームの力です。
浴室の蒸気を利用したり、ドライヤー、加湿器から生み出されるスチームの力でシワを取ることが可能になります。
また、手っ取り早くシワを取りたいかたには、しわ取りスプレーやスチーマーという方法もあります。
スーツには目に見えるシワだけでなく、1日着ると、目に見えないシワもたくさんついています。
スーツを長持ちさせたいとお考えなら、帰宅後、スーツを脱ぎっぱなしにするのではなく、シワを取るお手入れを欠かさずに行うようにしましょう。