友人の結婚式に招待された貴方。
このチャンスを生かすか殺すかは貴方次第です。
大切な友人から招待された結婚式。
精一杯の祝福の気持ちを持って出席するのはもちろんです。
でも、独り身の貴方としてはそれだけだと勿体無いですね。
ひょっとしたら新しい出会いがあるのかも。
少しだけ自分を主張してみるのも良いのではないでしょうか。
せっかくの機会なのですから、モテ狙いもありですね。
他の友人と差をつけるにはどうすれば良いか、しかもさりげなく。
私は手元からチラッと覗くカフスボタンをお勧めします。
これ見よがしではなく、とはいえ、目に触れると気になる。
センスのよさを主張するのに最適なアイテムだと思います。
カフスボタンの歴史
「カフスボタン」は、いわゆる和製英語であり、海外では「Cufflinks(カフリンクス)」と呼ばれています。
シャツの2つの袖口を「cuffs」と呼び、その袖口を繋ぐ(linkさせる)ということで、「cufflinks」と呼ばれるようになりました。
起源について詳しい歴史は明らかではありませんが、17世紀頃のフランス社交界で用いられ始めたようです。
その頃、袖の装飾として、ゴールドやシルバーのボタンを鎖でつないだもので留めるようになったのが、カフスボタンの始まりと言われています。
一般に普及し始めたのは、18世紀半ばから19世紀にかけて起こった産業革命により大量生産が盛んになった後です。
シャツの選び方
シャツのカフス(袖口)には、「コンパーチブルカフス」「ダブルカフス」「シングルカフス」「ターンナップカフス」「テニスカフス」の5種類あります。
カフスボタン用には、コンパーチブルカフスとダブルカフスが多く用いられます。
コンバーチブルカフス(上図左側)はボタン穴が両方に合って、ボタンでもカフスでも留められます。
ダブルカフス(上図右側)は、シャツの袖口が折り返されるように作られており、着用時にはこの部分を折り返して2重とし、それをカフスボタンで留めます。
カフスボタンの留め方
まず、ご注意いただきたいのは、普通のシングルカフスのように、袖口を上下に合わせてカフスボタンをボタンホールに通すのは誤りだということです(上図左側)。
正しい手順は次の通りです(完成形は上図右側)
袖口の端と端をぴったり合わせる
↓
ボタンホールに上からカフスボタンを差し込む
↓
ホールに通した後、裏から留め具で留める(又は、ねじって留める)
価格帯別の代表的ブランド
ダンヒル
19世紀末に自動車用のアクセサリーを皮切りに装飾品事業を展開し、現在では紳士用装飾品全般を扱う英国高級ブランドとして世界的に知られている。
価格帯は、2万円から5万円程度。
ウェッジウッド
1759年創業の英国陶磁器ブランド。
1774年からカフスボタンを手がけており、同社が発明したジャスパーウェア(着色素材に浮き彫りを施す手法)で作成されています。
価格帯は、1万5千円から2万円。
鎌倉カフス工房
日本のカフス専門店。
幅広いアイテムを取り扱っており、価格的にも若い方が気楽に楽しめるものから、大人向けの高級品まで揃えています。
価格帯は、千円から4万円。
まとめ
イメージは掴んでいただけましたでしょうか?
カフスボタンは男性用の数少ないアクセサリーです。
目立ちすぎることなく、さりげない存在感が、着けている方の魅力を引き上げ、ます。
結婚式という、おめでたくもフォーマルな場では、このようなさりげないオシャレが女性の気持ちを引き付けます。
押し付けがましくないところが、モテる男を演出するのに効果的だと思います。
カフスボタンは非常に多くの種類がありますので、勿論、ここだけではご紹介しきれません。
専門店サイトを見て回り、他の友人と差をつけることができるようなお気に入りを探されてはいかがでしょうか。