男の嗜みとしては、毎日のように髭剃りするのが基本。
でも「アトピーで肌が弱い」「敏感肌なんで」という、そんなビジネスパーソンの本音としては、出来れば、、、剃りたくない。
・・・だって剃ると痛いし痒くなるから。
少し深剃りすると肌が真っ赤になってヒリヒリしたり、炎症を起こしたり。
だいたいアトピーや敏感肌の私たちは、顔に髪の毛が1本触れるだけで痒くてイライラしてしまいます。
今回はそんなアトピーや敏感肌のあなたに、お勧めの髭剃りを紹介します。
アトピーや敏感肌にはT字か電気、どちらがおすすめ?
家庭での髭剃りと言えば、大きく2つに分かれます。
ひとつは「T字型」したカミソリを使った髭剃り。
もうひとつは「電気式」の髭剃り。
まず、この2つの特徴を簡単にお話しします。
T字髭剃りの特徴
「T字型」の髭剃りの最大のメリットは深剃りできることです。
出勤するときに剃ってもお昼過ぎには無精髭状態、という方には必須アイテムです。
でもよく考えてみてください。
T字型の髭剃りは皮膚をカミソリで直接“削っている”のと同じこと。
肌へのダメージは非常に強いです。
また肌に直接ジェルやシェービングクリームを使いますから、それが原因で痒くなったり痛くなったりヒリヒリしたり、結局は肌の炎症が悪化している、なんて人もいるでしょう。
電気髭剃りの特徴
「電気式」の髭剃りは深剃りできないイメージがありますが、今の電気式はT字型には敵わないものの、十分に深剃りできるようになっています。
また電気式の場合、ジェルやシェービングクリームを使わずに剃れますから、肌の炎症や痒みの悪化にも安心です。
最近では、皮膚科の医師もアトピーや肌の弱い人には、肌を傷つけることがない「電気式髭剃り」を勧めておられるようです。
このように自分の肌のことを考えると、アトピーや敏感肌のあなたなら「電気式」を選ぶのが“おすすめ”ということになります。
大手3メーカーの特徴
では、電気髭剃りの代表的なメーカーと言えば、どんなメーカーがあるのでしょうか?
代表的なメーカーと言えばこの3社。
ブラウン、フィリップス、パナソニック。
それぞれメーカーによって特徴があります。
どのような特徴か簡単に言いますと、
・ブラウン ・・・ 深剃り向き
・フィリップス ・・・ 肌にやさしい
・パナソニック ・・・ 早剃りが得意
こんな風にメーカーによって得意なことが違うのです。
この違いを知っているか知らないかが、肌の状態に影響してきます。
じゃあアトピーや敏感肌のあなたなら、どのメーカーが適していると思いますか?
肌にやさしいメーカーとは
先にお話した3社の特徴から言いますと「フィリップス」が他メーカーに比べて肌にやさしいです。
このフィリップスの肌へのやさしさは、アマゾンのレビューや価格.comのレビューでも購入者からの声として良く取り上げられています。
初めて使った人は「本当に剃ってるの?」と思ってしまうくらい穏やか、とか、髭剃り直後ということが自分でも信じられない、そんな感覚を体験されているようです。
また動作音も静かなので、夜中でも旅行に持って行っても、気を使わずに使えるというのも便利です。
この2つのモデルがおすすめ
おすすめなのは、フィリップスのアクアタッチシリーズ「AT926」と「AT758」。
肌へのやさしさはどちらも優秀なやさしさです。
だたあえて比較するとAT758が抜きに出ています。
ではその違いは何が理由なのでしょうか?
その理由は刃の数の違いなのです。
上の写真のヘッド部分をもう一度見て頂きたいのですが、AT758は円周の一番外側に刃が1列あるだけなのに対して、AT926は円周上に刃が3列並んでいます。
刃の面積はAT758に比べて、AT926は1.5倍。
ということは、髭剃りにかかる時間は刃の数が多いAT926の方が早く剃り上がりますし、きれいに剃り上がります。
しかし肌への負担は3列刃の方が1列刃より少しだけ高い。
小さな違いなのですが、肌への負担が変わってくるのです。
次に両モデル共にあるうれしい機能の代表としては、お風呂剃りが出来ること。
そして髭剃り本体を丸洗いできるので、いつも清潔に保てること。
これはアトピーや敏感肌の場合、必須機能と言えるでしょう。
じゃあ結局どっちが良いの?
そう思いますよね。
そこで迷ってしまったあなたに、選ぶ基準をお教えします。
その基準とは、
『肌への負担やヒリヒリ対策が最優先』でしたら、AT758
『髭剃りの性能とのバランスを優先』なら、AT926
どちらにしてもフィリップスは、とにかく肌にやさしいということは間違いありません。
アトピーや敏感肌で痒みや炎症、カミソリで血を流しているのなら「フィリップス アクアタッチ」への買い換えがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
アトピーや敏感肌の場合、肌を削るような深剃りは厳禁。
肌にやさしい電気髭剃りで剃るのが、肌への負担を減らせられる方法です。
また見落とされがちなのが、髭剃り本体に皮脂が溜まり気味になってしまうこと。
保湿剤とかも塗っていたりすると、その成分も溜まってしまいます。
ですから髭剃り本体は、手間が掛からず楽に簡単にさっとすぐ洗浄できるタイプがおすすめ。
洗浄が面倒だと、ついつい不衛生なまま使い続けてしまいがち。
そうすると肌によけいな負担がかかって、炎症を引き起こす原因にもなりかねません。
電気髭剃りは肌へのやさしさに加えて、洗浄の簡単さも考えて選んでくださいね。