仕事着はジャケパンが中心のあなたへ質問です
ジャケットやパンツに比べて、あなたの靴のバリエーションはいかがですか?
もし「少なめ・・・」という答えであれば是非、本記事の本編を読んで頂きたいですし、
「同じくらい」、「豊富」という答えであっても、
復習を兼ねて読んでいただけたらと思います。
というのもジャケットやパンツには気を使っていても、
靴にはそこまで気が回らない、という人が多いからです。
普段は気が付かないかもしれませんが、実はたくさんの種類の靴の型が存在します。
本記事では「ビジネスジャケパンに合う靴とは?」というテーマをベースに、
靴の型、色の選び方、羽根、お勧めのブランドについて説明していきます。
ビジネスジャケパンに合う型の種類
靴にはたくさんの型が存在します。
できれば全て紹介したいところなのですが
「ビジネスジャケパンに合う靴」ということで
フォーマル向けの二つの型を紹介します。
ストレートチップ
フォーマルシューズのド定番。
つま先の部分に一本の線が入っているのがトレードマークです。
ちなみに海外では「キャップ・トゥ」、
「ストレートトゥ・キャップ」と呼ばれているそうです。
その起源は定かでは無いのですが、靴を作る工程において施した措置が、
誤ってそのままの状態で仕上げられてしまった、という説があるそうです。
日本でストレートチップの靴が出始めたのは1980年代で、
以降フォーマル用の靴として定着しています。
プレーントゥ
「プレーン=素、トゥ=つま先」という名の如く、
つま先に装飾が一切されていないシンプルな型です。
フォーマルながらも、カジュアルコーデにも合うため汎用性が高く、人気の型の一つです。
起源は1800年代にとある将軍が考案した、軍靴という説があります。
その後、アメリカにて郵便配達員、海軍士官の制靴として採用されました。
また制靴としてだけでは無く、ビジネスマンの間でも流行り、
世界中のビジネスマン達の脚光を浴びるようになりました。
色の選び方
ビジネスジャケパンということで、フォーマルにまとめたいのであれば黒がお勧めです。
黒でも色が濃い程フォーマル度が高く、薄い程カジュアルになります。
一方で茶色は黒に比べるとカジュアルですが、
お得意さんとの食事などビジネスシーンでも打ち解けた場であれば問題ないでしょう。
茶色も黒と同様に色が濃い程フォーマルで、薄い程カジュアル仕様になります。
羽根について
羽根とは靴ひもを通す箇所を指すのですが、
「内羽根」と「外羽根」と呼ばれる2種類があります。
「内羽根」は羽根が靴の甲の部分と一体化している型で、
起源はイギリス王室という説があり、フォーマルシューズの型として定着しています。
「外羽根」は羽根が靴の甲の部分とは別のパーツとなっている型で、
ヒモでフィット感を調整できる幅が広いので、着脱が良いとされています。
ですが、軍靴として生まれた背景があり、フォーマルな場には避けられる傾向になります。
まとめ
ビジネスジャケパンに合う靴の型、色、羽根、ブランドと説明しました。
今までは「なんとなく分かっていたつもり」だったかもしれませんが、
これでバッチシなはずです。
この記事で説明した知識があれば、自分でも探しやすくなりますが、
店員さんにも相談しやすくなります。
そして「ビジネスジャケパンに合う靴とは?」というテーマで諸々説明してきましたが、
「ビジネス」と言っても大詰めの商談から、顔なじみのお得意さんとの食事など、
フォーマル度が異なる場面があるかと思われます。
ですのでビジネスジャケパン用の靴も、いくつか種類を用意できれば理想的ですね。