スーツには
ドレスシューズと
言われるひも付きの革靴を
合わせるのが基本です。
靴のつま先のデザインでも
フォーマル度が変わるので
場面に応じたシューズ選びが
必要です。
ビジネスにふさわしい
つま先のデザインとして
・ストレートチップ
・プレーントゥ
・ウィングチップ
・Uチップ
この4つが挙げられますが
この中でも
ストレートチップと
プレーントゥは
フォーマル度が高いので
どちらかは
持っておく方がいいですね。
ひも付きの革靴は
大きく分けると
「内羽根」と「外羽根」の
2種類に分けることができます。
・内羽根
ひも部分の革を「羽根」と
呼びます。
この羽根の内側についた部分を
「タン」と呼びます。
このタンを独立させて
内側に付けたものを
「内羽根式」と呼び
フォーマルシーンに
適しています。
・外羽根
足の甲の部分の革を
「アッパー」と呼びます。
このアッパーの上に
羽根がかぶさったものを
外羽根式と呼びます。
フォーマル度は内羽根より
低くなりますがサイズを
合わせやすいという
特徴があります。
ひも付き革靴であっても
先の反り過ぎたデザインは
ビジネスでは避けた方が
いいですね。
靴は製法で品質が
大きく変わります!!
自分の着るスーツに合わせた
製法レベルの靴を
選ぶ必要があります。
・セメンテッド製法
靴底を糸で縫わずに
接着剤で貼り付けたもの。
安価な物が多いが使い捨てに
なってしまう。
合わせたスーツが
安っぽく見えてしまうことも…
・マッケイ製法
イタリアの伝統的な製法。
甲、中底、靴底を
1度に縫い付けたもの。
靴の反りが柔らかく
足に馴染みやすい靴になる
・グッドイヤー製法
靴底だけを別で縫っている。
そのため靴底を張り替えることが
出来るのできちんと手入れをすれば
10年以上履くこともできる。
足元は非常に周りから
見られている部分です。
場面に応じた靴なのか
着ているジャケットに
見合った靴なのか
考えて選び
足元までしっかりした
スタイルを作りましょう。