世界の誰もが知る大スター。
「あんな風に味のある男になりたいもんだ・・・」
きっと誰もが思ったことがあるでしょう。
今回はあの誰もが知る大スターから歴史的偉人まで、「あの」人が履いたブーツをご紹介します。
ブーツ選びで迷ったときは、憧れのあの人から入ってみるのはいかがですか?
インディ・ジョーンズ
インディ・ジョーンズが履いていたブーツ、その正体は、アメリカの老舗、オールデンの「405」モデルです。
通称「インディブーツ」は、ワークブーツではありますが、ドレスブーツに近い仕様で作られており、しかし、見た目だけでなく、履きやすさを考慮した一足です。
現在では、日本の正規代理店「ラコタ」でも取り扱っています。
ちなみに、上の写真は1981年公開の「インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》」。
インディ・ジョーンズの1作目ですね。
監督はスティーブン・スピルバーグ、製作総指揮ジョージ・ルーカスという、なんとも豪華なメンツで制作され、アカデミー賞8部門受賞し、世界興行収入でも3億8000万ドルという大ヒットを記録しました。
それだけの大ヒットを記録し、アカデミー賞まで受賞したこの映画ですが、実は、B級映画として制作費1800万ドルで制作され、撮影日数も73日と短い期間で作られたそうです。
お金や時間をかけなくても、頭を使えばいいものは出来るということですね。
小咄でした。
スティーブ・マックイーン
あのセクシーでクールなハリウッドスター、スティーブ・マックイーンが履いていたことで、伝説のブーツと呼ばれています。
マックイーンはプライベートでも、撮影でも愛用していたようで、様々な写真や映画に登場します。
スエードを使ったチャッカブーツで、靴底をクレープソールで固めた「マッドガード」と呼ばれるタイプです。
写真は1873年創業のイギリスメーカー、サンダースのモデルの通称「プレイボーイチャッカ」です。
上の写真は、1968年公開の作品「ブリット」の中のワンシーンですが、このスティーブ・マックイーンが履いているのが「プレイボーイチャッカ」です。
なんと、当時の価格で20万円以上もしたそうです。
マックイーンは撮影でもプライベートでも「プレイボーイチャッカ」を履き倒していたそうですが、さすが、世界のハリウッドスターですね。
坂本龍馬
長崎市の老舗「ドンシューズ」があらゆる資料をもとに、復元したのがこのサイドゴアブーツです。
坂本龍馬は、日本で初めて新婚旅行を行った人、日本で初めて株式会社を作った人、などと言われていますが、実はブーツを履いたのも龍馬が日本初と言われています。
写真でも龍馬がブーツを履いているのを確認できますね。
日本で初めてブーツを履いた男としても歴史に残った龍馬。
また、フランス製の香水を愛用していたという記録も残っています。
当時としては異例のブーツを履いていることや香水を愛用していたことから、オシャレだと思われることもありますが、実は服装や身だしなみに無頓着な人だったそうです・・・
まとめ
憧れのあの人に近づきたい・・・
そんな時は形から入ってみるのもオススメです。
今回は3名を取り上げてみましたが、あなたの憧れの人が身につけていたアイテムもぜひ調べてみてください。
そして実際に身につけたり、ゆかりの地へ足を運んでみたり・・・
憧れを、ぜひこの機会に一歩形にしてみましょう!