同僚、上司、クライアント、、、気持よく仕事をこなしていくためには、マナーが大切です。
でも、服装のマナー、着こなし方を教わる機会ってほとんどないですよね?
今回は、特に革靴に関して、デキる人が守っている大切なマナーをご紹介いたします。
シーン別靴選び
革靴にはデザインによって、向いているシーン、不向きなシーンがあります。
まずは、ビジネスシーン、結婚式などシーン別に、基本となる靴の選び方をご紹介します。
ビジネスシーン
ストレートチップやプレーントゥのホールカットやウイングチップ、またはモンクストラップの革靴で、色は黒または茶が基本です。
逆に不向きなのは、スウェード生地の靴やUチップの靴です。
スウェードやUチップだとカジュアルになり過ぎる場合があります。
通夜・葬式
黒色の内羽根ストレートチップ、もしくはプレーントゥの革靴が適しています。
不適切な靴はクロコダイル柄のような動物を連想させるものです。
また、金属の飾りのある靴(モンクストラップ)やエナメル系など、カジュアルなものも不適切です。
結婚式
紐付のストレートチップ、またはプレーントゥが基本です。
色は黒が基本ですが茶系の革靴も場合によっては許されます。
親族の結婚式やスピーチを頼まれている場合は黒を選び、ゲストの場合や二次会では茶系でも大丈夫です。
不安な場合は黒を選べば間違いありません。
不適切な靴はクロコダイル柄やブーツタイプの靴です。
動物の皮や毛を連想させるものは殺生をイメージさせ、結婚式では縁起が悪いとされている。
パーティー
黒のストレートチップやプレーントゥが基本です。
カジュアルな会場の場合は、茶系やローファー、ウイングチップもOKです。
コーディネート編
スーツとの合わせ方
スーツの色のトーンに合わせるのが基本です。
黒のスーツには黒の靴が基本です。
ネイビーやライトグレーのような明るいスーツには、茶系も違和感なく合わせることができます。
ベルトとの合わせ方
靴とベルトを同系色に合わせること、生地の質感を似たものを選ぶのが基本です。
ツヤツヤの革靴にスウェードのベルトのようだとちぐはぐな印象を与えてしまいます。
黒の革靴には黒の革ベルトを、茶系のスウェード靴には茶系のスウェードベルトを合わせるようにしましょう。
紐の通し方
主に「シングル」「パラレル」「オーバーラップ」「アンダーラップ」の4つの通し方があります。
シングル パラレル オーバーラップ アンダーラップ
紐の通し方に関しては、特にマナーとして良い悪いがあるわけではないので、以下はあくまで参考程度で、自分にあった通し方を選びましょう。
「シングル」はビジネスシューズやドレスシューズに最適で、冠婚葬祭にはシングルが向いています。
「パラレル」はシングルよりも弾力性があるため、長距離歩くときに疲れにくいです。
「オーバーラップ」「アンダーラップ」ともにフィット感があり、特にアンダーラップは緩みにくいのが特徴です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人から教わる機会の少ない、でも大切な靴のマナーをご紹介いたしました。
まずは、黒のストレートチップとプレーントゥの革靴、それと黒の革ベルト、黒のスーツを一式揃えれば、たいていのシーンをおさえることができます。
その次に、ウイングチップやモンクストラップの革靴、スウェードの革靴・ベルトを交えていくことで、オシャレ感を出していけるでしょう。
仕事のデキる上に、基本となるマナー、着こなしまでばっちりおさえたあなたのことを、誰もが一目置くようになることでしょう。