「革の宝石」と謳われるオールデンのコードバン。
どんな足にも馴染み、抜群のフィット感を誇り、履けば履くほどに独特の皺・ツヤを楽しむことができます。
あなただけの特別な一足を「育てる」ために、オールデンの歴史、お手入れの仕方をご紹介いたします。
オールデン歴史・特徴
オールデンは1884年にマサチューセッツ州ミドルバラにてチャールズ H. オールデン氏によって創業されたブランドです。
1931年にオールデン氏が引退し、パートナーであったターロウ・ファミリーによってオールデン社は引き継がれ、マサチューセッツ州ブロックトンへと移り、1970年までブロックトンでの生産が続きました。
1970年以降は機械化された工場がミドルバラに建設され現在に至ります。
その間、ターロウ・ファミリーは4世代続く靴職人として、オールデンを家族経営で守っています。
オールデンの靴の魅力は何と言っても、「コードバン」という上質の革とそのフィット感です。
「コードバン」は馬の臀部の革をなめしたもので、一頭からごくわずかしか取ることができず大変貴重な素材です。
コードバンの濡れたような艶やかな革は美しく、使い込むほどに輝きます。
そしてツヤとともに皺が醸し出す独特の雰囲気は、「革の宝石」「幻の革」と呼ばれ、多くの人々に愛され続けています。
あなたが3歩抜きん出る一足
コードバンローファー
オールデンの人気アイテムといえば、コードバンローファーです。
その素晴らしい履き心地が多くの方に愛されています。
コードバンが生み出す独特の艶めく輝き。
そして、履けば履くほど馴染むそのフィット感。
そこがただのローファーとの違いです。
使い込むほどに、独特の皺とツヤを楽しめますので、ぜひあなただけの一足に育て上げてください。
永く付き合うためのお手入れ
日々気をつけること
・磨く際には、「馬毛」ブラシを使用する。コードバンの場合、豚毛は硬くツヤが損なわれる場合がある。
・着脱時にはシューホーンを使用し、履き口へのダメージを防ぐ。
・使用後はシューツリーを入れて湿気をとり型崩れを防ぐぎ、風通しの良い涼しい場所で保管する。
・一日履いたら、一日以上休ませる。2日連続で履くことは避ける。
磨き方
①馬毛ブラシで埃や汚れを落とす
②汚れ落とし靴クリームで汚れを落とす
③ワックスを塗り、馬毛ブラシで円を描くように磨き光らせる
④レザースティックで表面を潰すように磨く
⑤仕上げにクロスで乾拭きをする
以上のようにお手入れしていただくことで、末永くオールデンの靴をお楽しみいただけます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どんな足にもフィットすると言われるオールデンのコードバンなら必ずやあなたの足にフィットし、あなただけの特別な皺、ツヤを醸しだしてくれるでしょう。
さあ、今日からあなたもオールデンであなただけの一足を育てましょう。