履き心地の快適さがイタリア靴の魅力。
トレンドも交えたデザインを加味するものや、伝統を重んじるような格調高いデザインもあり、ブランドによってさまざまです。
コテコテにこだわりすぎるのでなく、さりげない部分でこだわりを守り続けるスマートなデザイン性がイタリアトップブランドのセンスなのです。
ここでは、そんなオシャレなイタリア靴と日本靴の違いと、イタリア靴のトップブランドをご紹介していきます。
イタリア製と日本製の違い
イタリアの靴と日本の靴との大きな違いは、日本はグッドイヤーウェルト製法と呼ばれる靴が多いのに対し、イタリアの靴はマッケイ製法と呼ばれる靴が多いというところです。
このマッケイ製法というのは、靴底を直接アッパーに縫い付けたもので、曲がりやすく走ったりジャンプしたりと動きやすいことが特徴です。
高級なイタリア靴は、薄いソールが多いのはこの製法で作られているからなのです。
また、イギリスなどのほとんどのビジネスマンはブラックの紐付きの革靴を履いているのですが、イタリアでは茶色の靴の方が多く、個性的なデザインが好まれるようです。
サルバトーレ フェラガモ
リボンとカーフを組み合わせたデザインが有名なイタリアを代表するブランドです。
履き心地の良さとそのデザイン性から、世界中のセレブリティや貴族が愛用しています。
イングリッド・バーグマン、ヴィヴィアンリー、ラナ・ターナー、マリリン・モンロー、オードリー・ヘプバーン、ベティ・デイヴィスなどなど、フェラガモの顧客は著名人ばかりです。
サントーニ
サントーニの靴は、1足が仕上がるまでに、最低20人の職人の手を介して作られる、丁寧な仕上げが最大の特徴です。
また、その全ての工程はアンドレア・サントーニをはじめ、その家族がたずさわり、徹底した管理のもとつくられています。
エルメスのレザースニーカーをはじめラグジュアリーブランドの製靴を手がけていることでも有名です。
このブランドの愛用者も、ジローラモ、ゴルチエ、高橋克典など普段からオシャレに敏感なイメージの人ばかりです。
トッズ
トッズは「ゴンミーノ・モカシン」をはじめ数々の定番商品を世に送り出していまるシューズメーカーです。
イタリアならではの製法で素材屋、伝統にこだわり世界有数のレザーブランドとして、多くの愛用者に支持されています。
艶々したなめらかなレザーが足元の品格を演じます
まとめ
「イタリア=オシャレ」とは誰もが抱くイメージですが、ビジネス靴の実際もまさにその通り!
シンプルなデザインの靴の中にも、イタリアらしいキラっと目を引くアクセントがあったり、さりげないけれど存在感あるスパイスがきいていたり。
そんな嫌味のないスマートなセンスの靴を履いたら、パートナーのいつものしぐさが、今日はかっこよく見えるかも。
「次の一足はオシャレっぽい靴がいい」とお考えであれば、ぜひ、イタリアブランドを探してみてください!