2015年3月時点(ダイアリー除く)で累計販売冊数は380万冊売れているビジネスノート「Mnemosyne(ニーモシネ)」
万年筆とも相性が大変良くビジネスシーンで使うことを考えて作られているので、見た目もとてもお洒落ですよね。
たくさん種類が出ていますが、まずはどの種類を買えばいいのか?
基本の種類と使い方をご紹介しします。
ニーモシネのコンセプトと名前の由来
コンセプトは「大切なことを自分の代わりに覚えておいてもらう」でビジネスパーソン向けに開発される。
そんな考えから生まれたニーモシネの名前の由来は、ギリシャ神話に登場する記憶の女神「Mnemosyne(ムネモシュネ)」から来ている。
ニーモシネを開発した理由
ニーモシネを製造販売しているのは日本の老舗メーカであるマルマン
その商品企画担当者によると、パソコンやスマートフォンの普及によるデジタル化の流れの中、アナログの手書きの価値を再考。
安くて多機能ではなく機能を絞ったデザイン的価値が高いヘミングウェイやゴッホが愛用したノートであるモレスキン、フランスの文具ブランドのロディアと言った高級ノートが消費者にウケている。
そんな消費者の動向を見て、ビジネスシーンで活躍できるノートとは、どんなものなのかを考えた結果、「ビジネスシーンで生まれるアイデアを書き留めることに特化したノート」であるニーモシネを開発するに至る。
ニーモシネ 種類別の使い方
アイデアや情報を形にする為のニーモシネ
ニーモシネシリーズには現在、たくさんの種類が販売されていますが、販売当初から売られている基本の3種類のノートとその使い方を紹介したいと思います。
ニーモシネシリーズの第一弾として販売された「ROOTS」
まずはビジネスの現場でパッと思い浮かんだアイデアをいつでも書き留めることができるノートとして発売されたのがROOTS。
A7の変形サイズでポケットにも入り、手のひらに収まる縦綴じのリング設計。
持ち歩いて使うことを考え、紙の重さは68グラムで薄い紙を使っている。
ROOTSで浮かんだアイデアを書き留めたら、次に使うのはアイデアを集めて形にしていく為のノートが必要。
そこで発売されたのが、A5サイズのINSPIRATIONとA4サイズのIMAGINATIONの2種類。
A5サイズのINSPIRATION
A4サイズのIMAGINATION
ともに書き味を考えて、紙の重さは80グラムを採用しているので、万年筆で書いてもスラスラと書き味はバツグンの紙質。
マインドマップを書く場合にも、横につなげて書いていくので使いやすくアイデアを広げやすい設計になっている。
記録する為のニーモシネ
ニーモシネ N195
横長のサイズは、かき集めたアイデアを広げて形にしていくことに使いやすい。
一方、セミナーを受けた際の講義録など受動的な記録をするには、縦長のサイズの通常のノートの形の方が書きやすいですよね。
その為のノートがニーモシネ N195になります。
書き終えた後の文書の保管
ニーモシネは書き終えた後のことも考えて設計されていて、切り取りの為のミシン目が付いている。
しかも、他の文書やノートと同じサイズになるように、切り取った後の紙の大きさがA4サイズになるように作られている。
他にも2穴パンチの為の中心点の印も入っている。
スマートフォンでも「Evernote Scannable」などのアプリを使えば簡単にニーモシネのノートの内容を簡単にデータ化できる。
まとめ
いかがでしたか。
現在では、たくさんの種類が発売されているニーモシネ紹介した種類を軸にして、自分の用途に合わせて他の種類も追加してみても良いでしょう。