大人の男性必携アイテムの革財布。
しかしいざ選ぶとなると、タイプ、革の種類、ブランドなど、何を選んでいいかわからない、なんてことはありませんか?
そんな時の参考に、お手入れも含めてどうぞ!
革財布の種類
長財布
・お札を折らないで入れれるサイズ。
・スリムで見栄えが良く、スーツによく合う。
・カードなどがたくさん入る。
・長くてポケットに入らないので、カバンに入れなければならない。
・ものによっては、コインケースを別に用意する必要がある。
長財布の種類
かぶせタイプ
・長財布のスタンダード。
・かぶせ蓋で財布を閉じる。
・見た目よし。
ラウンドファスナータイプ
・ファスナーで開け閉めする。
(長方形の財布の三辺にファスナーが付いている)
・使い勝手が良い。
・見た目はかぶせタイプに劣る。
L字ファスナータイプ
・ファスナーで開け閉めする。
(長方形の財布の二辺にL字型にファスナーが付いている)
・使い勝手はラウンドファスナータイプに劣る。
・価格は比較的安め。
二つ折り財布
・長財布よりコンパクトで、ポケットに入るサイズ。
・カバンに入れないですむので、会計のときに出しやすい。
・小銭などの入れる物が増えると、ふくらみ、かさばる。
・ポケットに入れて使い続けると、型崩れしたり、消耗しやすくなる。
・見た目の良さは長財布に一歩譲る。
革財布に使われる主な革の種類
カウハイド(牛革、薄く、きめ細かく、柔らかめ)
柔らかめの財布が好きな人におすすめ。
ステアハイド(最もポピュラーな牛革、丈夫で耐久性がある)
手入れにあまり手間をかけたくない人におすすめ。
ブライドルレザー(牛革、ロウを染み込ませてあり、高い強度と耐久性を誇る)
長く使い込んで、革のツヤなどの味わいを楽しみたい人におすすめ。
コードバン(馬革、農耕馬の尻の部分の革で希少、高い強度を誇り、光沢感も良い)
独特の質感と経年変化を楽しみたい、上級のステイタスを味わいたい人におすすめ。
マットーネ(牛革、薄くて柔らかい、天然オイルが塗り込まれていて、独特の光沢感)
本革の味わい、独特の色つや・光沢感を楽しみたい人におすすめ。
パティーナ(牛革、植物のタンニンでなめし、染色加工もされていない、自然な風合い)
個性的な天然革を楽しみたい、エコロジー志向の人におすすめ。
ミネルバボックス(牛革、シボ(革表面の凸凹)が特徴)
しなやかな手触り、独特なシボの質感を楽しみたい人におすすめ。
長持ちさせるためには
・たくさん入れすぎない
カードなど、財布にたくさん入れすぎると、型くずれしたり、キズがつきやすくなる。
・ズボンの尻ポケットなどに入れない
型くずれしたり、キズがついたりする。
・濡れたらすぐ拭く
革は濡らさないのが基本、濡れたら乾いた布で拭き、日陰干しする。
濡れたまま放置すると、シミになったり、ひび割れをおこしたり、型くずれしたりする。
・普段の手入れを欠かさない
毎日柔らかい布で乾拭きし、汚れを落とすだけでもちがう。
お手入れ用品(お手入れ用品は、ドイツのCollonil(コロニル)のものがおすすめ)
・拭くための柔らかい布
・皮革用のクリーム(革の保護、栄養効果、柔軟効果、ツヤだしなど)
・防水スプレー
(防水スプレーは質の悪い物を使うとシミが残ったりするので注意)
・ブラシ(ホコリ取り、ツヤだし)
お手入れ方法
1.布やブラシで汚れやホコリを落とす。(ブラシで落としてから布で拭くとよい)
2.皮革用のクリームを塗る。(塗った後は5分以上おく)
3.布で乾拭き。(ブラシで余分なクリームを落とした後に布で拭くとよい)
4.防水スプレーをかける。(かけた後は触らないで自然乾燥、2回かけるとなお良い)
おすすめ革財布
Cocomeister(ココマイスター)
2009年創業の日本のブランド。
ヨーロッパの高品質の革を使い、日本の熟練職人が手作業で作っている。
公式サイトでしか入手できない。
無料の会員サービスに入ると、永久保証を受けられる。
主な価格帯は3万円から6万円くらい。
Wild Swans(ワイルドスワンズ)
1998年創業の日本のブランド。
コバ(端の部分)の処理の綺麗さが特徴。
革の質も良く、丈夫で長持ち。
主な価格帯は3万円から6万円くらい。
YUHAKU(ユハク)
2006年創業の日本のブランド。
優れた染色技術が特徴。
大手百貨店での取り扱いあり。
主な価格帯は3万円から4万円くらい。
GANZO(ガンゾ)
1917年創業の(株)味岡により2001年に立ち上げられた日本のブランド。
老舗だけあって、高い品質、信頼性を誇る。
スーツに合うものが多い。
大手百貨店での取り扱いあり。
主な価格帯は3万円から5万円くらい。
CYPRIS(キプリス)
1995年創業の日本のブランド。
縫製技術とコストパフォーマンスに定評がある。
大手百貨店での取り扱いあり。
主な価格帯は2万円から4万円くらい。
まとめ
革はお手入れが欠かせない手間のかかる素材ではありますが、その手触り、質感、見た目など、他の素材では味わえない楽しみがあります。
おすすめでは日本製のものだけをご紹介しましたが、外国製のものも含めると、個性的かつ魅力的な財布がたくさんあります。
あなたも長く付き合える、そんな一品を手に入れてみてはいかがでしょう。