普段メガネをかけている男性、なかでもビジネスで成功されている方などは、仕事ではもちろん、プライベートでも何かと人の注目を集めることが多いと思われます。
ファッションアイテムとして、メガネが果たす役割はかなり大きく、スーツやジャケットなどの服装と並んで、かける人の印象を決定づける重要な要素の一つと言えるでしょう。
フレームの色や素材、なかでもデザイン(形)はかなりのウエイトを占めています。
この記事では、スタイルごとの3つのフレームデザインをご紹介します。
人との違いにこだわる、おしゃれなあなたのコーディネートの参考にどうぞ!
オーソドックススタイル
スクエア
四角いレンズの形で、メガネフレームの中でも、「オーバル」と並んでスタンダードとされているタイプです。
同じ「スクエアタイプ」に属するフレームのバリエーションも豊富で、素材もアセテートなどのプラスチック系、チタンなどのメタル系など、多種多様なものがあります。
性別、年齢、フォーマル・カジュアルなど、どんな条件にも合います。
シャープ、知的などの印象を与えるので、ビジネスパーソンにぴったりなスタイルと言えるでしょう。
似合う顔の形でいうと、面長の人に向いていますが、日本人全般に似合う、無難なデザインとされています。
また、顔を引き締める効果があるので、丸顔の人にも向いています。
JAPONISM(ジャポニズム) JP-006
素材 アセテート
カラー ブラック、ブラウンなど4色
サイドに柔らかさをもたせ、ゆとりのあるサイズ感に仕上げられた“PROJECTION”シリーズのプラスチックタイプ。
自然と顔にフィットする様、ブリッジ、鎧の位置関係、そしてレンズシェイプにはさらに拘りました。
トレンドスタイル
サーモント
「サーモント」とは、「ブローライン」と呼ばれる、フロント(前面)のリム(レンズを囲む縁)の上側がプラスチック系素材で、左右のリムをつないでいるブリッジやリムの下側などがメタル素材のフレームです。
「ブロー」とは眉毛の意味で、フロント上部のプラスチック部分が眉のように見えることから、ハーフリムの「ブロータイプ」、「ブローフレーム」などとも呼ばれています。
その名前の由来は、アメリカ軍将校のモントという人が、眉毛が薄いせいで顔に威厳がないことに悩みを抱えていて、当時軍にメガネを納めていた、ビンテージメガネブランドとして有名なメガネメーカー「アメリカン・オプティカル」が、眉毛があるように見えるフレームをデザインして納品したことから、モント将校ということで「Sir Mont(サーモント)」となったとされています。
1950年代にアメリカで流行したサーモントですが、現在「アメリカン・オプティカル」では作っておらず、本物を手に入れるにはビンテージメガネを探すしかない状況になっています。
しかし、今は「アメリカン・オプティカル」の代理店である日本のメガネメーカーの「ブロスジャパン株式会社」が「BJ Classic collection」で「サーモント」を販売しています。
「サーモント」は眉が強調されるので、目の印象「目力」が強くなるとされていて、顔の印象を際立たせたい人に向いています。
ブロスジャパン株式会社 BJ Classic Collection S-831
素材 アセテート
カラー ブラック/ゴールドなど4色
1950年代に「アメリカン・オプティカル」が作った「サーモント」を、デザインから作りこみや思想まで忠実に再現したモデルです。
1960年代に多大な影響力を持っていた黒人開放指導者「マルコムX」 が、晩年愛用していた モデル(復刻)として知られています。
個性派スタイル
オクタゴン
オクタゴンとは「八角形」という意味で、その名の通りレンズが八角形の形をしているメガネフレームです。
ラインナップとしては、メタル系フレームが中心で、小さめのものが多いです。
シャープで知的な印象を与え、見た目とは裏腹に、意外に日本人に合わせやすいとされています。
オシャレな感じも演出できるので。デザイナーなどのクリエイティブな仕事の人にも向いていると言えるでしょう。
OLIVER GOLDSMITH OCTAG Silver BK
素材 コンビ(セル、メタル)
カラー ブラック/シルバー
「オリバーゴールドスミス」の過去に生産されてきたビンテージモデルのなかから、ちょっと変わったデザインを復刻させたモデルです。
「オクタゴン」としてはやや大ぶりで、ノーズパッドのない「一山式」のデザインがクラシカルな印象を与えます。
リムはブラックに七宝加工されています。
まとめ
以上、スタイル別に3つのフレームデザインをご紹介しました。
それぞれのフレームデザインは、ブランドごとにも特色があり、バリエーションも多様です。
あなたもこの記事を参考に、いずれかのスタイルを選び、さらにあなたの好みにあい、イメージ通りの印象を与えるメガネを選ばれるとよろしいのではないでしょうか。