環境省が毎年発表しているクールビズの服装指針の中で、
ポロシャツでの勤務が認められ、官公庁を中心にビジネスシーンでのポロシャツ着用が広まっています。
ポロシャツは名前の由来通り、ポロやテニス、ゴルフといった
スポーツシーンで着用されてきた歴史があるため、
通気性に優れた鹿の子編みを施していたり、
汗を吸収しやすい素材を使っていたりと、
夏にはとても相性が良いアイテムです。
また、Tシャツと違って、襟があるので、キチンした印象を与えることができます。
ボタンを上まで留めてジャケットを羽織れば、
ドレスコードがあるようなレストランでも入ることが可能です。
日本では、夏のビジネスマンの定番は半袖のワイシャツですが、
どこか見た目が『オジサン臭く』なってしまい、女性からのウケはあまりよろしくありません。
スポーティーでスマートな印象を演出でき、
半袖シャツにも負けないカチっとした見た目をコーディネートできる。
さらに夏を快適にすごすために汗を吸収しやすく、
乾きやすいといったポロシャツならではの特性。
環境省がクールビズの服装として認めたということもあり、
今後、日本のクールビズスタイルの中心となりえるポロシャツ。
今日は、ビジネスシーンで
ジャケパンとの相性バッチリなポロシャツをご紹介したいと思います。
ジャケパン着用時のポロシャツはこの3つに注意
もともとカジュアル用の洋服であるので、
色とサイズ、素材選びの3つを間違うと一気に「休日のカジュアルモード」になってしまします。
ポロシャツには赤や緑といったカラーバリエーションがたくさんありますが、
ビジネスシーンでジャケパンスタイルに取り入れるなら、
普段着ているシャツの色合いと同じようなカラーをチョイスしましょう。
白やグレー、ネイビーがビジネスシーンではOKで、
黒も会社や業種によってはアリというところでしょうか。
サイズはシャツと同じように少しタイトめでジャストサイズの着こなしを心がけましょう。
また、ジャケットを脱いで、ポロシャツ1枚になった時、
みすぼらしくならないような素材選びも重要です。
ジャケパンスタイルにおすすめのポロシャツブランド4選
ラコステ【Lacoste】
ポロシャツといえば、「ラコステ」というくらいの有名ブランド。
クールビズにお似合いのポロシャツもキッチリ発表しています。
オールボタンダウンになっていますので、
遠目から見れば、ワイシャツとの見分けもつきません。
ブランドロゴもワインポイントで控えめなのも好印象。
ドルモア【Drumohr】
「世界最古のニットブランド」として有名なドルモアのポロシャツ。
ジャケットにタイドアップしてしまえば、もうポロシャツには見えません。
襟にコシを持たせているので、
ジャケットの中に着ても収まりが良く、高さも申し分ないですね。
ジョンスメドレー【John Smedley】
200年以上の歴史を誇るイギリス生まれのニットブランド、ジョンスメドレー。
創業者のひとりがナイチンゲールの叔父さんということでも有名です。
コットンの中でも特に肌触りが良いシーアイランドコットンを使用し、
光沢のある高級感と滑らかな質感が特徴的。
30歳以上の男性をターゲットにしているブランドなので、
大人の着こなしにはピッタリの1枚です。
フィルメランジェ【FilMelange】
「最高品質のカットソーを作る」ことをコンセプトにしたメイドインジャパンブランド。
素材はオーガニックコットンにこだわり、縫い糸も合成繊維ではなく綿糸を使うこだわりよう。
その肌触りは一度、着たらもう他のポロシャツには戻れません。
まとめ
ビジネスシーンでの着用も違和感がなくなりつつある夏のポロシャツ。
風通しが良く、汗を吸収しやすいポロシャツの特徴は
アツイ夏を乗りきるアイテムとしてうってつけです。
環境省のお墨付きも得て、クールビズの主役に躍り出る日もそう遠くはないでしょう。
ただ、本来がカジュアル向けに作られている洋服なので、
ビジネスシーンでジャケパンスタイルにポロシャツを取り入れるなら、
その色とサイズ感には十分注意しましょう。
また、ジャケットを脱いでポロシャツ1枚になった時でも、
カジュアルな見た目にならないようポロシャツ自体の素材が重要になります。
今回、紹介した4つのブランドはこの3つを兼ね備えたポロシャツブランドなので、
ジャケパンにコーディネートするポロシャツをお探しなら…。
是非、一度、手にしてみてはいかがでしょうか?