あたたは、ジャケパンに合わせるベルトは
何を基準にしていますか?
ブランド?デザイン?素材?色?
これらも選ぶ基準になると思いますが、
ベルトの幅、これもジャケパンに合わせるベルト選びの基本です。
ベルトの幅で印象は全く違うものになり、基本は
・細いベルトはフォーマル向け(幅3㎝以下)
・太いベルトはカジュアル向け(幅4㎝以上)
になります。
そして、今回ご紹介するベルトは細くも太くもない、
中間のベルト(幅3㎝~3.5㎝)を厳選して3つご紹介します。
このベルトは、オン、オフのジャケパンスタイルに合わせやすい、ブランドベルトです。
主張しすぎない、ブルガリのアショーマ
宝飾品屋として1884年に創業した、ブルガリ。
その歴史は、シャネルやプラダよりも古く、世界のセレブを魅了し続けるブランドです。
ベルトのモデルは、アショーマのベゼル。
イタリア語で「主張」を意味するアショーマ、その言葉通りベルトの存在感は、
身に着ける男性の威厳を主張しているかのようなバックル。
しかし、ベゼルをかけあわせることによって、
バックル自体の主張は強くないので、
ごく自然にオンのジャケパンにも使えるベルトになっています。
金具部分はパラジウムプレートとなっており、プラチナと似た白銀色が特徴。
白銀色はうっすらと輝いており、いやらしくない高級感を漂わせます。
さらに、パラジウムは丈夫で痛みにくいことから、
日常的につけていてもメッキ剥げしにくくなっているので、
オン、オフ兼用で使っていても輝きは失われません。
リバーシブルベルト、ブルックスブラザーズ
アメリカ建国から、50年にも満たない1818年に創業したブルックスブラザーズ。
米歴代大統領や、ハリウッド俳優に、愛され続ける伝統あるブランドです。
このベルトは、バックルを回転して、リバーシブルで使える作りとなっています。
表裏の二色を使えるので、一本でコーディネートが二本分出来ます。
さらに、バックルを回転させるだけなので、時間がない朝でも簡単に色を変えられるベルトです
レザーはイタリア製となっており、
イタリアンレザーは日本製のレザーに比べると、
仕様できる薬剤が違うので綺麗なレザーが出来上がります。
上質なレザーを生み出す伝統的な製法は「バケッタ製法」と呼ばれ1000年続く技術。
その製法で作るレザーは、革の風合いがあり上質さはジャケパンにぴったりです。
レザーを楽しむ、ホワイトハウスコックス
19世紀後半、イギリスで創業したホワイトハウスコックス。
元々は、乗馬用の鞍(馬の背に置いて人を載せる具)や手綱などを作っていました。
ベルトの革は、ヴィンテージブライドルレザーと呼ばれる革。
本来は、乗馬の足をかける部分に使われる革だけに、
耐久性は群を抜いて強い素材になっています。
オンやオフに使うベルトなだけに丈夫さは、大事ですね。
さらに、バックルは光沢が優雅な真鍮製です。
真鍮は、使えば使うほど本来の美しさが際立っていき、
色はゴールドに近いので、ジャケパンスタイルのワンポイントに生かせるはず。
そして、ヴィンテージブライドルレザーのエイジング(経年変化)は、
このブランドの革製品を購入した人を虜にします。
なぜなら、エイジングにより深い光沢に変化し、自分の色へと変わっていくからです。
まとめ
ベルトの幅で印象が変わってくるもの。
・細いベルトはフォーマル向け(幅3㎝以下)
・太いベルトはカジュアル向け(幅4㎝以上)
です。
今回は、オン、オフのジャケパンスタイルに合わせやすい、
中間幅(3㎝~3.5㎝)のブランドベルトをご紹介いたしました。
是非一本は持っておきたい、中間の幅でもあり、
さりげなくブランドベルトを巻いている、
その姿は分かる人には分かる、オシャレ上級者の着こなしです。
TPOに合わせたベルト選びをして、コーディネートの幅を広げ、
どんなシーンにも格好を変えられるオシャレ上級者へ階段を上っていきましょう。