今度、夫がフルマラソンに出場することになりました。
起業してから仕事ばかりしてきた夫が、いきなりフルマラソンときいて私は少し心配になりました。
運動することは良いことだけど、練習もしておかないと体力的にもちません。
夫もタイムというより、無事に完走できることをゴールに置いているようです。
夫が快適にランニングを練習し、体調管理もし、マラソンを完走できるように、夫の体の負担を少なくできるランニングアイテムをまとめてみました。
これは良さそう!ランニングウォッチ
ランニングウォッチというものがあるのをご存知ですか。
ランニング専用のウォッチなのですが、これがなかなか優れものなのです。
まず、タイムが自分でも正確に出せるので、数字化して客観的に捉えることができます。
つまり、練習を積み重ねた結果を数字を通して、可視化できるのです。
努力が目に見えるとますますモチベーションもアップします。
また、普段の練習だけでなく、もちろんレースにも使えます。
練習で自分のペースを掴んでいるので、無理のないペース配分を保ちながら走り続けることができるのです。
自分のペースを知ることは、自分の健康の状態を把握しながら走ることでもあります。
無理な走り方をして心臓に負担をかけたり、いつもと同じペースで走っているのに今日は疲れやすいなど、変化に気づきやすい利点があります。
そのためのランニングウォッチと言っても過言ではないでしょう。
初心者がランニングウォッチを持つなんて贅沢だ、と最初は考えていましたが、実は初心者だからこそ必要なのです。
ランニングウォッチは、多機能です。
上をみればキリがありません。
ブランドも複数あり、どれを選んでいいのか分かりません。
そこで私は、夫のランニングスタイルに最低限必要な機能を持ち合わせているランニングウォッチをブランドごとに調べてみました。
私が夫に必須と考える機能は次の6点です。
(1)表示がデジタルであること
(2)面が大きくてみやすいこと
(3)時間が計れること(ストップウォッチ機能がついていること)
(4)防水機能があること(汗対策程度で十分)
(5)バックライトがついていること
(6)ラップタイム機能がついていること
(7)心拍計機能がついていること
ラップタイム機能というのは、一定の距離ごとにタイムを計る機能でペース配分を考えるときに必須となります。
それでは、ランニングウォッチをみていきましょう。
ガーミン(GARMIN)
これは、「ForeAthlete 15 J」とうモデルなのですが、ガーミンの中でも初心者向きのものです。
とはいっても、機能は申し分なしの豪華さ。
多機能すぎるランニングウォッチはかえって混乱します。
シンプルに使えて、シンプルに考えられるものが良いでしょう。
まずこのウォッチの特徴は、健康を考慮しながらランニングすることを考慮して作られたことです。
心拍計機能が搭載されていることから、その配慮が伝わってきます。
他のメーカーだと、心拍計機能がついているランニングウォッチはもっと上位層にあるモデルに搭載されています。
ガーミンは、一番価格の安いファーストランモデルにも搭載されているので良心的です。
また、ライフログ機能も目が離せない新しさ。
ライフログ機能とは、自分のライフスタイルをある程度の長さに渡り、デジタル記録することによって簡単に健康管理ができる便利機能です。
このランニングウォッチは、ランニングだけでなくウォーキングを目的とする人にも人気なのはこの機能があるからです。
私が必須条件として挙げていたラップ機能も、このように搭載されています。
まだ、自分のペースというものが把握できていないうちは、この機能がとても役立ちます。
ガーミンは世界中に愛用者がいるランナー必須のブランドです。
それは単なるブランド人気だけでなく、こうしてきちんと製品として提供しているものが信頼を繋いでいるのですね。
ランニングウォッチは、多機能であれば良いというわけではありません。
実際、高機能をたくさん搭載していても使えきれないことばかりです。
だったら、しっかり使いこなせてシンプルに走ることの方が、使う本人にも気持ちがいいのではと感じます。
それを考えると、私と夫にとってガーミンはとても魅力です。
スント
スントは、スポーツや競技を特定せず、バイクやスイム、トライアスリート向け等オールジャンルのスポーツに対応しているものが多いなか、このモデルはランニングに特化したウォッチになっています。
スントは「腕時計型スポーツコンピュータ」と公式HPでも謳っているように、3Dアニメーションなどで記録の閲覧できる等、高度なデジタル機能が大きな特徴とされています。
データ管理やデータ閲覧のしやすさは抜群です。
運動後のカロリー消費効率をもとに、その人に合った運動量を計算してくれる機能もあります。
ダイエットが目的で走る人にはとっても便利ですね。
丸美を帯びたフォルムも腕になじみ、ランニングウォッチの中ではファッション性が高いことでも知られます。
【Suunto Ambit3 – Recovery time and activity monitoring】
エプソン(EPSON)
エプソンといえば、スポーツの大会でも計測器としてよく使われているので、正確な数値を出すことに期待出来そうです。
ガーミンやスントに比べると、デザイン性も地味ですし、圧倒的な強い特徴もないのですが、オールランドに機能が働くブランドです。
通過ラップをバイブレーションで知らせてくれるので、音楽を聞きながら走っていてもラップタイムを忘れることなく走りに集中できます。
【Learn about the Epson Runsense SF-810 GPS Sports Watch】
ランニング用のサングラスはオークリーがオススメ
ランナーの間で最も人気のあるサングラスフランドは、オークリーです。
イチロー選手が愛用していることでも有名ですが、2000年のシドニーオリンピックの女子マラソンで高橋尚子選手が、ラストでサングラスを投げ、他の選手を引き離しゴールしたシーンも記憶に新しいです。
これはレーダーロック(RADARLOCK)というモデルです。
このレーダーロックは、世界を舞台に活躍するトップアスリートからの要望に妥協を許さず応じて開発されたものです。
オークリーのランニング推奨とされるページの中で、ひときわスタリッシュに映ります。
オークリーは機能性の高さも高評価ですが、デザインもシンプルで絶賛されています。
その中で特に目をひいたこのモデルは、更にシンプルに磨きがかかったデザインになっています。
このサングラスにも他のオークリー同様、オークリー独自のレンズテクノロジーである「HIGH DEFINITION OPTICS®」が採用されています。
【Why No 1? (Ichiro Suzuki) イチローはなぜ、オークリーを選ぶのか?】
あるとないとではぜんぜん違う!ランニングタイツ
「ランニングタイツって、ただの防寒でしょ。」と思っていませんか?
ランニングに興味のなかった私はずっとそう思っていました。
ですが、ランニングタイツは筋肉をケガから守ったり維持したりするのに、とても重要な役割を持っていたのです。
CW-X(ワコール)
ワコール人間科学研究所の研究から誕生したCW-X。
これは「テーピングの原理を応用して筋肉をサポートする」というワコールにしかできない技術を搭載しています。
ワコールといえば下着メーカー。
ワコールがガードルで培った長年の技術が、このスポーツタイツに採用されているのです。
スポーツタイツで筋肉をサポートすることで、ジャンプや着地の衝撃を少なくしたり、体の余分なひねりを和らげて負担を軽くしたり、効果は多大なるものです。
一見、デザインかと思われるブルーのラインは、筋肉をサポートするサポートライン。
このラインが体の筋肉をサポートしているんですね。
【CW-X ICHIRO】
GENOME(デサント)
リカバリーに特化したスポーツタイツとして有名なデサント。
昔からプロ野球選手が愛用しているブランドだけあって、軽量性、ストレッチ性などトレーニングには欠かせない要素がつめ込まれています。
デサントのスポーツタイツは、オールランドに機能を兼ね備えています。
C3fit(ゴールドウィン)
他のブランドに比べると薄手なので、動きやすい構造になっています。
特にランニング用というわけではないので、別のスポーツにも応用でき、トレーニングアイテムとして多くの人に愛用されています。
通気性もよく、履き心地もよくベタつきもありません。
【C3fit Japan Quality (2015)】
まとめ
健康のためのマラソンはとても良いことです。
ですが、無理をすると体に負担がかかり逆効果になってしまいます。
レースに出るための基礎体力を作り上げる前に、体を壊してしまっては本末転倒です。
ランニングに関する便利なアイテムはたくさんあります。
上手に選んで、心地良く走れるランニング環境を整えていきましょう。