男性と女性ではファッションセンスに違いがあります。
男性が「これいいでしょ!」と感じている服装が女性にとっては「ナイな」ということも多々あります。
このようなことが男性も薄々気づいているため、女性から「自分、どう見られてる?」と不安になっている。
そんな方もいらっしゃることだと思います。
そこで今回は、男性ファッションを格上げするダンコレが、
30代から50代の男性にふさわしい「女性が好む服装」のポイントについて解説します。
1. 女性が好む男性ファッションとは?
2. 好まれるファッションのポイントを解説
3. 女性のコーデ別メンズファッションポイント
4. まとめ
1.女性が好む男性ファッションとは?
「人は見た目ではない」と言われます。
でも「人は見た目が9割」という本も売れています。
どちらが正解なのでしょう。
確実に言えることは、人それぞれに「好み」や「価値観」を持っていますが、
誰もが心の底で期待しているのは、一緒にいる人との「共通点」ではないでしょうか?
・やっぱりこの人のセンスは自分に近いな
・この人が選ぶ色や柄は自分の好みに近い
完全に好みや価値観が一致している。そういうことはありませんが、違いがある中でもお互いの感性や感覚が共有できるポイントを作り出すことは大切です。
特に「見た目」「第一印象」を作り出す服装は、
男性なら女性が好むファッションを見つけ、共通点を作り出す努力が必要だと思います。
・ギラギラした芸能人のような服装がいいのか悪いのか
・草食系を連想させるナチュラルな服装がいいのか悪いのか
・いつも仕事と同じような服装がいいのか悪いのか
こういった「男性本位」の視点で考えたファッションではなく、
女性が好む男性ファッションとは「共通点」を見つけて作り出してくれる男性の心遣いも含まれているはずです。
2.好まれるファッションのポイントを解説
「共通点」を作り出すことはわかった。
でも、漠然としていてわからない。
おそらく多くの男性は、そんな状態だと思います。
そこで、もっと具体的に好まれるファッションのポイントについて解説したいと思います。
(1)奇抜すぎない
「奇抜なファッション=目立ってかっこいい」こんな考えを持っていないでしょうか?
もし、奇抜なファッションで初デートの日にあなたが現れたとすると、
おそらく大半の女性はドン引きすることでしょう。
10代、20代の男子なら許されるかもしれません。
ノリでカバーできる可能性も十分にあります。
しかし、30代~50代の男性ではノリでカバーはできませんし、
どちらかというとTPOを考えられない痛い人になる可能性が高まります。
そして女性の内心としては、こんな感情が沸き起こっているかもしれません。
「なんだか面倒な人が来たな、早く帰りたい・・・」
個性的=目立つ=かっこいい=奇抜
こういった公式は成り立ちません。
勘違いした男性に多いので気をつけましょう。
(2)サイズ感
ビッグシルエットはカッコイイ。
ギャングっぽくてイケてる。
10代ならOKです。
こういう憧れも楽しいです。
でも30代から50代男性がやってしまうと「目のやり場に困る人」認定されます。
女性が好む大人の男性のファッションでは「ジャストサイズ」が重要です。
大きすぎても小さすぎてもいけません。
大きすぎるとダラダラとした印象になります。
小さすぎると窮屈な印象になり「楽しい人」のイメージが半減します。
どのような服装を選んだとしても、ジャストサイズを身につけましょう。
特にジャケットやスラックス、デニムはジャストサイズでないと
シルエットが美しくならないので、野暮ったく疲れたおじさんになってしまいます。
女性にとってこれは「一緒に居たくない」男性像の典型です。気をつけましょう。
(3)シンプル
ギラギラ、ごちゃごちゃ、ジャラジャラ。
こういったファッションを女性が好むかというと、大人の女性は好みません。
コンサートやイベントへ行くときなら許されるかもしれませんが、デートではちょっとNGです。
では女性が好む服装とはどういったものかというと、シンプルなファッションです。
色や柄も少なくてOK。
どちらかというと、女性のおしゃれを引き立てるシンプルな服装が理想です。
男性が女性のおしゃれを邪魔してはいけません。
(4)清潔感
シンプルに通じることです。
何をおいても、いくら高級ブランドの服を着ていても「清潔感」がないと女性は敬遠します。
残念に感じるのではなく「お付き合いしたくない」のです。
それくらい女性は清潔感に敏感です。女性が好む服装をしたいのなら、
・シワ
・汚れ
・破れ
この3つが大丈夫かどうかは確認しておきましょう。
(5)きれいめ路線
女性が好む男性の服装でいつも上位にくるのが「きれいめ路線」です。
では、どういった服装がきれいめなのかというと、次のような服装です。
・ジャケパン
・カジュアルなスーツ
・シャツ+スラックス(または、スリムなデニム)
シルエットがすっきりしている服装です。
(6)アクセサリーのセンス
アクセサリーが好きな男性がいます。
でも女性が好む服装には似合いません。
・腕時計
・スマホ
・財布
身につけるのはこれくらいで十分です。
ネックレスで胸元を強調されても女性は困ります。
(7)迷ったら「白」
女性が好む男性の服装で迷ったときは「白」を選びましょう。
シャツを白にしてパンツをデニムやスラックスにするのもOK。
パンツを白にして、シャツを季節に合わせた色にしてもOK。
上下どちらかに白を使うと決めると、コーデが決まりやすくなります。
(8)悩んだら「上品」
「どうしよう・・・」と悩んだときの解決キーワードは「上品さ」です。
若々しさや流行ではなく、上品さを目指しましょう。
ここで間違ってはいけないのが「上品=リッチな雰囲気」ではないということです。
リッチな雰囲気を目指すとホスト系になってしまうこともあります。
3.女性のコーデ別メンズファッションポイント
女性のコーデは大きくわけると次の2つがあります。
それぞれに合わせやすいコーデを覚えておくと安心です。
(1)コンサバ女性なら
スカートやワンピース、フリルやレースを好む女性なら、男性の服装には「上品さ」が好まれます。
・白シャツ
・白パンツ
こういうアイテムで知的で上品な印象を演出しましょう。
また、秋冬なら
・白ニット
・白セーター
を活用することで、大人の落ち着き感が出てきます。
そしてファッションの決め手になる足元ですが、レザーシューズを選ぶことで
「きちんと感」がグンとアップします。
柄は無地。
色数は少なく基本「白」「黒」をベースに考えると外す心配がなくなります。
(2)カジュアル女性なら
ポイントは「程よくリラックスした雰囲気」です。
「程よく」の部分を忘れると、単にダラダラとした雰囲気になります。
間違ってもスウェットのような服装はNGです。
気をつけたいポイントはボトムスです。
リラックス感を演出はしますが、ボトムスのサイズ感はぴったりのものを選びましょう。
これでだらしない雰囲気になりません。
その代わり、アウターはカジュアルな素材や色を楽しみましょう。
かっちりキメるのではなく、ちょっと遊び心のあるアウターがおすすめです。
どちらのケースでも共通しているのは「きれいめ」であることです。
ここは大切なので忘れないようにしておきましょう。
4.まとめ
女性が好む男性の服装ポイントについてお話しました。
まとめると次のポイントが大切です。
・きれいめ路線
・清潔感
・サイズ感
・シンプル
・上品
こういったポイントに気をつけながら洋服を選んでみてください。
もしご自身で選ぶのが難しい場合は、ダンコレ®のようなオーダージャケパンのお店で
少しカジュアルな服装を作っておかれると、サイズ感やシルエットに迷うこともありませんので楽ちんです。