外出で欠かせないアイテムというと靴下です。
靴下はオン・オフを問わず必要なアイテムです。
しかし、あまり意識して選ばれていないアイテムだと言えます。
というのも、メンズの靴下は、パッと見ただけでは「全部一緒」に見えるから。
レディース用の靴下のように、フォーマルは雰囲気が強いもの、カジュアルなもの、かわいいもの、というように大きな違いがありません。
そのため、メンズの靴下選びは「まぁ、こんなのでいいか」となりがちです。
今回は「おしゃれは足元から」という言葉どおり、足元の中でも意外に視線が向かう「靴下」の選び方についてお話していきます。
1. まずは靴下の種類を覚えましょう 2. おしゃれ靴下の選び方とは 3. まとめ
1. まずは靴下の種類を覚えましょう
メンズの靴下には、大きく分けて次の3つの種類があります。
(1) くるぶしソックス
出典:Amazon
くるぶしまでの丈になっている靴下です。
メーカーやブランドによっては
・ショートソックス
・スニーカーソックス
このように呼ばれていることもあります。
くるぶしソックスは、主にスニーカーなどのカジュアルシューズを履いたとき、シューズから「ちらっ」と靴下が見える丈感なので、足元が爽やかでこなれた雰囲気を作ってくれます。
また、カジュアルシーンに適した靴下という性格上、色や柄、デザインのバリエーションが豊富。
自分好みの靴下を選びやすいというメリットがあります。
くるぶしソックスで注意しておきたいことは、カジュアルな雰囲気が強いこと。
そのため、ビジネスシーンやフォーマルなシーンには向きません。
スーツで「くるぶしソックス」を履いてしまうと、座ったときにパンツの裾から素肌が見えてしまいます。
これ、ビジネスやフォーマルなシーンではNGです。
ジャケパンでカジュアルに着こなしているときはOKです。
(2) ハイソックス
丈の長い靴下です。
防寒にも優れていますので、冬はもちろん、夏でも冷房が苦手な方におすすめです。
ハイソックスは膝下くらいまでの丈感なので、座ってもパンツの裾から素肌が見えません。
そのため、ビジネスシーンやフォーマルなシーンで選ばれることが多いです。
ハイソックスは「ある程度かしこまった」場所での使用を目的にされていますので、色や柄、デザインのバリエーションは多くありません。
また、ハイソックスよりも少し丈感が短いソックスの多くも、ビジネス向けになっている靴下は、デザインなどのバリエーションが少ないのが特長です。
(3) カバーソックス
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靴下を履いているけれど、靴からは靴下を見せたくない。
そういう時に選ばれるのがカバーソックスです。
カバーソックスは、足の甲から足底を覆うようになっています。
そのため、くるぶしよりも下に靴下がありますので、靴を履くと見えません。
一見、素足で靴を履いているように見えますので、夏のジャケパンを着こなす方に選ばれることが多いです。
2. おしゃれ靴下の選び方とは
おしゃれ靴下の選び方について見ていきます。
(1) 素材
出典:Amazon
靴下は肌に直接触れるアイテムです。
そのためえ素材によって好みが分かれます。
また、敏感肌の方ですと、肌との相性があります。
基本的には
・保温性
・吸湿性
これらを満たしてくれる素材を選びましょう。
一般的には
・コットン
・リネン
こうした素材が人気です。
なめらかな肌触りと高級感を楽しみたい方は
・カシミア
リーズナブルな価格で選びたい方や、速乾性や抗菌・防臭機能を持たせたい方は
・ポリエステル
などの化学繊維素材で作られた靴下がおすすめです。
出典:Amazon
例えば、ジムで履くなら化学繊維素材の靴下がおすすめです。
ビジネスシーンならウールやコットン。
使うシーンによって靴下の素材を変えると、かなり快適に過ごすことができます。
(2) 指の形状
出典:Amazon
一般的な靴下は、足の先を包む形状になっています。
これはカジュアルからフォーマルまでこなせる大変優秀な形状。
まず、指の形状で悩みたくないなら、足先を包むタイプを選びましょう。
いっぽう、最近は「五本指」の靴下もあります。
「足袋」のような形状になった靴下もあります。
スーツでも靴を脱ぐことが絶対にないなら、こうした形状の靴下もOK。
(3) カラーとデザイン
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基本色は
・ネイビー
・グレー
・ホワイト
基本色をベースに、
・小さなドット柄
・細いライン柄
このようなデザインになっている靴下が多いです。
中にはキャラクターが描かれている靴下もありますが、メンズ用ではまだまだ少数。
デザインよりも、カラーの方が豊富になってきているので、コーデのアクセントとして明るい色の靴下を選ぶのもおすすめです。
(4) ビジネス用途なら
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ビジネス用の靴下なら
・ネイビー
・グレー
こうした基本色に、
・小さなドット柄
・細いライン柄
の組み合わせがおすすめです。
ビジネス用途の靴下で間違えてはいけないのが、ホワイトを選ぶことです。
特にスーツを着用しているシーンでのホワイトはおすすめできません。
かなりちぐはぐな印象になります。
間違えると学生さんのような印象になります。
また、派手な柄やキャラクターが描かれたもの、明るい色の靴下は仕事のときには不向きです。
許されるとすると、クリエイターさんくらいではないでしょうか。
ビジネスシーンでは、相手に安心してもらうことが大切ですから、主張が強すぎない靴下を選ぶようにしておきましょう。
(5) カジュアル用途なら
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カジュアル用途なら、特に制限はありません。
あなたのコーデに合っていればOK。
でも、最初は選びにくいと思います。
そういう場合は
・足先を包む形状
・明るめの色
・無地
これらを満たした靴下を選びましょう。
カジュアル用途なので、ブラックやグレーなどを選ぶ必要はありません。
コーデする洋服の中にある色と同じ色の靴下を選べばマッチしやすくなります。
特にシャツなどのトップスの色と合わせるのが無難です。
3. まとめ
メンズの靴下は、レディースのように豊富ではありません。
しかし、こだわって選べないということはありません。
大きく分けて
・カジュアル用
この2つのシーン用に選んでください。
そうすると、おしゃれに決まります。