ウイスキーはスコッチとかシングル・モルトとか色々難しそうな専門用語がたくさんあって、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
でも、分かってしまえば難しいことはないので、簡単にわかるウイスキーの種類や特徴、味の違いなどについてご紹介しますね。
また、オススメの銘柄や家での簡単なアレンジなども最後にお伝えしますので、まずは気楽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
ウイスキーとは
ウイスキーとは、「穀類を原料として、糖化、発酵の後に蒸溜を行い、木製の樽で貯蔵熟成させてできるお酒」とのこと。
それぞれの国によって定義は異なり、原料や製法、熟年数などが各国ごとに定められています。
特に重要なのが貯蔵熟成の期間で、焼酎が蒸溜1回で熟成はしないのに対して、ウイスキーは2回蒸溜し、その後木製の樽の中でじっくりと貯蔵熟成するのです。
そのため深い琥珀色になり、味と香りが深いコクのあるまろやかなものに仕上がります。
その歴史は古く、最初にウイスキーについての記述があったのは、1494年、スコットランド。
スコットランド王室財務記録帳の中に、「王の名により修道僧ジョン・コーに8ポル(容量の単位)の麦芽を与え、アクアヴィテを造らしむ」と書かれています。
当時はウイスキーのことを「アクアヴィテ(生命の水)」と呼んでいたとか。
昔からウイスキーは飲めば生き返るような、不思議な魅力があったのですね。
ところで、ウイスキーには3つの種類があります。
モルトウイスキー
モルトウイスキーは麦芽だけを原料にしたウイスキーのこと。
モルトウイスキーでも、「ピュア・モルト」と「シングル・モルト」などという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
ピュア・モルトは原料にモルトのみを使用したウイスキーのことを、企業が宣伝のためにあえてそう呼んだもので、特に専門用語ではありません。
そしてシングル・モルトはモルトウイスキーの中でも、特に一箇所の蒸溜所のモルト原酒のみを使ったウイスキーを言います。
蒸留方法は単一の蒸留器。
ここでお気づきだと思いますが、モルトウイスキーは全て純粋な大麦麦芽だけを使用していますが、単一の蒸溜所だけで作らないウイスキーも存在します。
原料は純粋に大麦麦芽だけですが、複数の蒸溜所の原酒を使ったウイスキーもあり、これを「ブレンデッドモルト」または「ヴァッティド・モルト」と読んで区別しています。
つまり、ピュア・モルトは「純粋な大麦麦芽だけを使用しています」と言ってはいますが、シングル・モルトではないかもしれない、ということです。
対してシングル・モルトは一箇所の蒸溜所の単一の原酒を使ったウイスキーで、混じりけがなく商品価値が高いとされています。
ちなみに、昔はサントリーの「山崎」のラベルに「ピュア・モルト」という表記がされていたようですが、これはシングル・モルトではないという意味ではなく、単に純粋であるという意味で使用されていたようです。
現在はシングル・モルトの方が高級なイメージがあるので、そちらに表記を変えたのでは、とファンの間でささやかれているそう。
グレーンウイスキー
グレーンウイスキーは、トウモロコシなどの穀類を原料にしたウイスキーのこと。
蒸溜方法も、複数の蒸留器を使用した連続式の蒸留器を使用しています。
ブレンデッドウイスキー
ブレンデッドウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを組み合わせたウイスキーのこと。
モルトウイスキー、グレーンウイスキー、ブレンデッドウイスキー、それぞれに異なる味わいがあり、魅力があります。
世界の5大ウイスキーとその特徴
ウイスキーには産地でそれぞれ味の違いがあり、「バーボンはワイルドな味わい」「日本のウイスキーは繊細」などと言われます。
ウイスキーの産地は大きく5つに分かれており、スコットランド、アイルランド、カナダ、アメリカ、そして日本です。
これからそれぞれのウイスキーの特徴をご紹介しますが、これはあくまでその地方で代表的と言われるウイスキーの香味についてのお話。
必ずしもご紹介した香味がその地方全てのウイスキーに含まれるということではないということだけ、ご了承くださいね。
スコッチ・ウイスキー
スコットランドで作られ、世界一の生産量と言われているスコッチ・ウイスキー。
ウイスキーの種類も蒸溜所も、世界的に圧倒的な数を誇り、シングル・モルトが主流です。
特徴は乾燥に使用するピート(泥炭)による、燻したようなスモーキーなフレーバー。
スモーキーな香味はあくまで第一印象であり、その後は「洋梨のような香り」「蜂蜜のような甘み」「オイリー(油のようにまったりとした口当たり)」など様々な香味が表現されます。
モルトとグレーンが主流で、モルトには麦芽やピーテッド麦芽、グレーンにはトウモロコシや麦芽が使用されます。
スコッチ・ウイスキーの産地は、ハイランド、スペイサイド、ローランド、アイラモルト、キャンベルタウン、アイランズと大きく6つに分かれ、その中もまた分類があり・・・と一口に言えないのがスコッチ・ウイスキー。
細かい分類は省略しますが、シングル・モルトの産地ごとの特徴だけ、簡単に記しておきますね。
・ハイランド:スコットランド北部で作られるもの。軽やかで飲みやすい。
・スペイサイド:スコットランド北東で作られる。スコッチのスタンダード。
・ローランド:スコットランド南部で首都はエディンバラ。すっきりとした味わい。
・アイラ:スコットランド西部に浮かぶアイラ島。非常に個性の強いウイスキーが特徴。
・キャンベルタウン:スコットランド西部の小さな町。現在では2つの蒸溜所のみだが熱烈なファンのいる「スプリングバンク」を作っている。
・アイランズ:アイラ島を含むスコットランドの島々を総称してアイランズ・モルツと呼ぶ。
スコッチの代表的ブランド
【マッカラン】
スコッチ・ウイスキーの代表的選手といえば、スコッチのロールスロイスと呼ばれる「マッカラン」。
シングル・モルトで「美味しいウイスキーといえばマッカラン」と言われるほど、定番のスコッチ・ウイスキー。
【ロイヤル・ハウスホールド】
英国王室専用のスコッチ・ウイスキーで、世界でも日本市場でのみ一般販売が許されている逸品で、イギリス本土でも入手困難と言われています。
ブレンデッドウイスキーの代表格で、優れたバランスと気高い香りに満ちている、プレミアムブレンデッドウイスキーです。
【バランタイン】
ウイスキーを飲まない人でも、名前だけは聞いたことがあるというスコッチの名門「バランタイン」。
調和のとれた華やかな香りと、柔らかでクセがなく、すっきりとした味わいの飲みやすいブレンデッドウイスキーで、入門に適しています。
熟成年数は12年、17年、21年、30年があり、それぞれに味わいが違います。
アメリカン・ウイスキー
アメリカン・ウイスキーは基本的にグレーンウイスキーが多く、バーボン、コーン、テネシー、ライ、ホイートなどの種類があり、主に原料で区別されて居ます。
アメリカン・ウイスキーの特徴は、内側を焦がしたホワイトオーク樽で作成するため、独特の色があることと、オークによるバニラのような甘い香りがつくことで、蒸留方法は全て連続式。
荒々しさと力強さ|バーボン
トウモロコシ51%以上を原料とするバーボンは、甘い香りが特徴です。
また、熟成年数が若い原酒をメインで使っているため、軽い味わいながらも荒々しく力強いアルコールが感じられます。
ほのかなトウモロコシの甘さ|コーン
コーンウイスキーはバーボンと非常によく似ていますが、原料はトウモロコシが80%を占めるものを言います。
他のアメリカン・ウイスキーと違い、唯一古い樽、または内側を焦がしていない樽で熟成するのが大きな特徴です。
バーボンの一種|テネシー
テネシーウイスキーはバーボンの中の区分の一つで、テネシー州で作られ、サトウカエデの木を原料にした炭で濾過されたものを言います。
ライ麦が主原料|ライ
ライ・ウイスキーは、原料がライ麦51%以上を占めるもののことを言います。
小麦が主原料|ホイート
ホイートの主な原料は小麦で、小麦51%以上を占めるものがホイート・ウイスキーであると定められています。
それぞれ熟成期間が2年を過ぎると「ストレート・バーボン・ウイスキー」のように頭に「ストレート」がつき、アメリカン・ウイスキーの生産量の約50%以上を占めます。
アメリカンの代表的ブランド
【バーボン:ジンビーム】
世界一知名度があり、人気のあるバーボンブランド。
クセがなく力強い味わいと、まろやかなコクがあり、専門家をして「バーボンのすべてが解る」とまで言わしめる名作。
【バーボン:ワイルド・ターキー】
アイゼンハウワー大統領が愛飲したことで大人気となったワイルド・ターキー。
ガツンとした強い味わいが特徴で、「キング・オブ・バーボン」と言われています。
【バーボン:I.W.ハーパー ゴールドメダル】
バニラの香りと甘い味わいが特徴的なバーボンで、荒々しさがなく飲みやすいため初心者向け。
【バーボン:フォア・ローゼズ】
ラベルに描かれた4つのバラが有名な、フォア・ローゼズ。
花のようなほのかな香りとまろやかな口当たりが特徴で、頑なにバーボンづくりの伝統を守り続けてきた本格派バーボンです。
【テネシー:ジャックダニエル】
100年以上の味を守り続ける、プレミアムウイスキー、ジャックダニエル。
サトウカエデの樽で濾過され、洗練されたまろやかでバランスのとれたその味は驚くほどスムーズで、バニラ、キャラメルなどの豊かな香りを持っています。
カナディアン・ウイスキー
カナディアン・ウイスキーの特徴は、そのほとんどがライ系であるということ。
原料はトウモロコシやライ麦、麦芽などで、お隣のアメリカのウイスキーと似ていますが、違いはライ麦を多く使用していること。
伝統的なカナディアン・ウイスキーは、ツンとしてスパイシーな味わい、そしてブレンデッドの軽快な風味が特徴です。
カナディアンの代表的ブランド
【カナディアンクラブ】
カナディアン・ウイスキーの代名詞とも呼ばれる、カナディアンクラブ。
フルボディの密度とライ麦の華やかな香りとコク、まろやかでほのかな甘みがあり、シングル・モルトに負けない芳醇なウイスキー。
アイリッシュ
アイルランドのウイスキー、「アイリッシュ」の特徴は、ピートを用いない純度を高めた蒸留によって、麦のふんわりとした香りが楽しめるウイスキー。
単一の蒸留器のみで、原料は麦芽、とうもろこし、ライ麦、オート麦などで、3度蒸留する方法です。
熟成年度も若く、種類も少ないため、初心者にオススメのウイスキーです。
アイリッシュの代表的ブランド
【ジェムソン】
まろやかでありながらスパイシーな香りが特徴で、ナッツやバニラ、ウッディな風味に、使われるシェリー樽によるフルーツの甘みがほのかに加わります。
ブレンデッドウイスキーで、種類は「アイリッシュ・ウイスキー」「ブラック・バレル」「ゴールド・リザーブ」の3種。
【ブラックブッシュ】
世界最古の「ブッシュミルズ蒸留所」で作られるブラックブッシュ。
アイリッシュ・ウイスキーの中でもひときわ重厚な味わいで、オロロシェリーの古樽を使用します。
長期間熟成するため強めのシェリー樽の香りが特徴。
【タラモアデュー】
アイリッシュ・ウイスキーを代表する名ブランドで、クセがなくまろやかで飲みやすいウイスキー。
「繊細で滑らかで快いモルティネスがある」と専門家の間でも高く評価されている逸品。
大麦由来の穏やかな香りがふんわりと香ります。
ジャパニーズ・ウイスキー
朝のテレビ小説で一躍有名になった「ジャパニーズ・ウイスキー」。
スコッチ・ウイスキーをもとに研究・開発されたため、ほのかなスモーキー・フレーバーが香ります。
まるやかで飲みやすく、重厚で繊細な味わいが特徴で、水を加えても香りや味が崩れることがないのもジャパニーズ・ウイスキーならでは。
スコッチをお手本として作っているので、日本もやはりモルトとグレーンが主流です。
原料もスコッチ同様、モルトには麦芽やピーテッド麦芽、グレーンにはトウモロコシや麦芽が使用されます。
ジャパニーズの代表的ブランド
【シングル・モルト:山崎】
山崎の特徴は柔らかで華やかな香りがあり、甘く滑らかな味わい。
世界最高峰とも言われるジャパニーズ・シングルモルト・ウイスキーの代表格で、香味は熟成年数によって異なります。
シェリー樽原酒を用い、熟成樽はジャパニーズオークであるミズナラを使用。
山崎:苺やさくらんぼのような香りと、蜂蜜やバニラ、シナモンといった豊かな味わいが楽しめます。
山崎 12年:フルーティーな山崎12年のフレーバーは、熟した柿や桃、バニラなどが香り、奥行きと厚みのある深い味わい。
山崎 18年:レーズンや杏のドライフルーツのような深い甘さと、チョコレートのようなほろ苦い余韻が特徴です。
山崎 25年:長期熟成原酒の重厚かつ甘美な芳香が馥郁と立ち上る名品。
フレーバーはレーズン、イチゴジャム、ビターチョコを思わせる甘みとほろ苦さ、そしてしっかりとした酸味と、厚みのある味わいです。
【ブレンデッド:響】
日本が世界に誇るブレンデッドウイスキー、響。
華やかで柔らかなバランスの良い味わいが特徴で、原酒は山崎の長期熟成モルトを主とし、駒ヶ岳の白州の森の中で蒸溜されています。
響:ローズ、ライチ、ほのかなローズマリー、白檀といった華やかで繊細なフレーバーで、蜂蜜のように透き通った甘さとオレンジピールチョコレートのような味わいを楽しめます。
響 17年:まろやかで厚みのあるコクと気品あるウッディな香りを持つ17年は、ばら、ジャスミン、桃、メロン、バター、バニラ、伽羅香などの複雑で華やかな香り。
味わいはカスタードクリーム、ミルクキャラメルを彷彿とさせるほのかで軽快な甘さです。
響 21年:フルーティーで花を思わせるような熟成香は、レーズン、杏、イチゴジャム、バニラの香り、味わいはビスケットや焼きプリンの中に甘酸っぱさやスパイシーさが同居しています。
奥行きのある長い余韻が心地よい逸品。
響 30年:年間数千本しか作れないという、貴重な限定品。
酒齢30年以上のモルト原酒と、同じく酒齢30年以上の円熟したグレーン原酒を吟味し、全て丁寧に手作業でブレンドされます。
花を思わせるような華やかな香りは、マンゴー、杏、イチゴジャムのテイスト。
重厚でとろみと甘酸っぱさのある滑らかな口当たりの良い味わいがあり、余韻には伽羅香と熟した果実香を深く長く味わえます。
幻のウイスキー「ウェルシュ」
イギリスのウェールズで作られる、ハーブの香りが素晴らしい完成度の高いウイスキーです。
19世紀の禁酒運動時代に原酒の生産が完全に途絶えましたが、2000年になってペンダーリン蒸溜所が作られ、奇跡の復活を遂げました。
現在世界で唯一ウェルシュウイスキーを製造しているペンダーリン蒸溜所では、バーボンの熟成に使用した樽で熟成した後、マディラワイン樽で仕上げの熟成を行うものと、シェリー樽で熟成するものがあります。
蒸留器は今までにない全く新しい形の、単式と連続式を組み合わせて開発されたユニークなもの。
また、ハーブの香りが残る芳醇なコクを持つのは、天然ハーブによるフィルター濾過を行うから。
スコッチ・ウイスキーに比べてスモーキーさがなく、きりっとした辛口の味わいが飲みやすい、初心者にもオススメのウイスキーです。
ウェルシュの代表的ブランド
【ペンダーリン・マンディラ】
蒸留されたウイルキースピリッツを、バーボンの作成で使用された樽で熟成したのち、マディラワインを作成した樽で6ヶ月に渡り熟成させ、原酒から約5年かけて作られるウイスキー。
トロピカルフルーツのようなフルーティーな香りが、バニラのコクのある芳醇な風味に徐々に変化していきます。
【ペンダーリン・シェリーウッド】
ウイスキーの熟成をシェリー酒で熟成させるときに使用したオロロソ・シェリー樽で熟成をしたウイスキー。
辛口な中にもクリーミーな香りとブラウンシュガーのような甘み、シナモンを感じるハーブの風味が素晴らしい逸品です。
ウイスキーの美味しい飲み方
ウイスキーは芳醇な香りと独特な甘みが楽しめるお酒。
楽しみ方も様々な方法があり、ストレート、オン・ザ・ロック、ハイボールなどがよく知られていますが、今回は彼女が来たときに自分で作って出してあげられるような、女性でも飲みやすいものをご紹介しますね。
ホットウイスキー
寒い冬には心も体も温まる、ホットウイスキーがオススメ。
作り方はいたって簡単で、耐熱グラスの1/3から1/4くらいまでウイスキーを注いだら、ウイスキーの2倍か3倍のお湯を入れるだけ。
濃さはお好みで。
作ったホットウイスキーの中に、レモンやオレンジなどの柑橘系、またジャムやドライフルーツなどをトッピングしても美味しいですよ。
また、アイリッシュ・ウイスキーはホットウイスキーの代表選手。
陽の高いうちは熱いコーヒーにアイリッシュ・ウイスキーを合わせ、甘くしてお飲みください。
ウイスキーベースのカクテル
【ラスティネール】
・スコッチ・ウイスキー 40ml
・トランブイ 20ml
・トランブイ 20ml
トランブイはリキュールの一種で、これさえ手に入れば自宅で簡単に作れます。
【ミントシュレップ】
・バーボンウイスキー 60ml
・砂糖 小さじ2杯
・ミントの葉 3枚
・砂糖 小さじ2杯
・ミントの葉 3枚
ミント系カクテルでダントツの人気を誇るウイスキーベースのカクテル。
ミントが爽やかな飲み口の美味しいカクテルです。
ウイスキーフロート
ウイスキーフロートとは、水とウイスキーの重さを利用して二重の層を作るカクテルのこと。
下層は透き通るようなクリア、上層は琥珀色の色合いで、眺めるだけでも美しいカクテルなのです。
「ただの水割り?」と思うなかれ。
ウイスキーフロートは、最初にストレートのウイスキーで重厚なコクのある味を存分に楽しみ、その後水割りへと変化。
そして、ストレートと水割りの違いを楽しんだらチェイサーへ移行します。
ウイスキーフロートは、このように、一杯で3つの味を楽しめる魅力的なカクテルです。
※ チェイサー
チェイサーとは、アルコール度の高いお酒と一緒に飲む水のこと。
アルコールによって舌が麻痺するため、味覚を戻すために用いるものです。
内臓への負担を軽くさせる目的もあるので、チェイサーは用意することをお勧めします。
・ウイスキーフロートの作り方
ウイスキーは水より比重が軽いため、水にウイスキーを入れて放置しておいてもそのまま出来上がります。
しかし、すぐに飲みたいときは、グラスの6割程度にミネラルウォーターを注ぎ、水が鎮まるのを待ちます。
水の動きが止まったら、グラスの内側にマドラーやスプーンなどの先端をつけ、優しくウイスキーを伝わせると、簡単にウイスキーフロートが出来上がりますよ。
また、水をソーダに変えてハイボール風、ブレンデッドウイスキーのハイボールにシングル・モルトをフロートさせるスーパーハイボールなどもおすすめ。
ウイスキーの種類まとめ
世界5大ウイスキーを中心に、ウイスキーの種類についてご紹介しました。
ウイスキーは原料の穀物を発酵させ、木製の樽で熟成させたお酒をいい、
・モルトウイスキー
・グレーンウイスキー
・ブレンデッドウイスキー
・グレーンウイスキー
・ブレンデッドウイスキー
に分けられます。
5大ウイスキーは
・スコットランド発祥の「スコッチ・ウイスキー」
・アメリカ発祥の「アメリカン・ウイスキー」
・カナダ発祥の「カナディアン・ウイスキー」
・アイルランド発祥の「アイリッシュ・ウイスキー」
・日本発祥の「ジャパニーズ・ウイスキー」
・アメリカ発祥の「アメリカン・ウイスキー」
・カナダ発祥の「カナディアン・ウイスキー」
・アイルランド発祥の「アイリッシュ・ウイスキー」
・日本発祥の「ジャパニーズ・ウイスキー」
があります。
ウイスキーは奥が深いので、気に入った産地の味をとことん追求してみるのも楽しいですね。
また、ホットウイスキーや、リキュールと混ぜて作れるカクテル、ミネラルウォーターとの二重奏を楽しむウイスキーフロートなど、家で簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。