腕時計で言えば、ロレックスやオメガに匹敵する王道の万年筆ブランドのモンブラン
今回は、そんなモンブランの歴史から代表モデル限定販売の偉人モデルまでをご紹介していきたいと思います。
モンブランの歴史
モンブランの始まりは、
クラウス・ヨハネス・フォス(ハンブルグの文具商)
クリスティン・ラウゼン(銀行家)
ヴィルヘム・ジャンボア(ベルリンのエンジニア)
の3人が1906年にエボナイト製のスポイト万年筆の製造に合意したのが始まりでした。
モンブランの象徴である天冠(キャップトップ)にデザインされた六角形のシンボルマークはヨーロッパ最高峰のモンブラン山頂が雪で覆われた姿を発表しています。
モンブランの代表モデルと言えば、1924年に発売された「マイスターシュテュック」です。
重厚感ある黒のボディと3連のゴールドのリングはまさに王道の1本となっています。
モンブランの代表モデル
・マイスターシュテュック149
発表から2015年で95年の歴史になる149モデル。
1924年に作られて以来、基本構造はほとんど変わっていない。
熟練の職人の手によって作られペン先を完成させるのに100工程以上も経て作られているというから驚き。
書き心地のチェックは職人が音で判断している。
多くの著名な作家、例えば松本清張、開高建、北方謙三などに愛用されていた。
マイスターシュテュックとはドイツ語で「傑作」という意味を持つ。
モンブランの中で一番軸が太い。
スペック
全長149ミリ
軸径15.2ミリ
重さ32グラム
インクの吸入方式 吸入式
ペン先 18金
ペンの太さ BB、OM、OB、OBB
価格106,920円
カラー ブラック
・マイスターシュテュック146
149モデルよりもやや小さめで書き心地もやや柔らかめの146モデル。
149、146という数字は万年筆の収納時のサイズ(単位はミリ)を表している。
スペック
全長146ミリ
軸径13ミリ
重さ26グラム
インクの吸入方式 両用式
ペン先 14金
ペン先の太さ EFからBB OM、OB、OBB
価格79,920円
カラー ブラック
・スターウォーカーエクストリーム
王道のモンブランの万年筆とは違いデザインを重視して作った若者をターゲットにした万年筆万年筆初心者や2本目に最適なモデル
スペック
全長 非公開
軸径 非公開
重さ 非公開
インクの吸入方式 カードリッジ式
ペン先 AU585ゴールド
ペン先の太さ F、M
価格 75,600円
カラー ブラック
・ボエム コレクション
クリップの先端にカラーストーンを施し、万年筆を胸ポケットに差したときの装飾品の役割も果たす。
ボディが軽いので疲れないし、デザインにかわいらしさもあるので女性にも人気のモデル。
キャップを回すとペン先が出てくる設計になっている。
スペック
全長 110ミリ
軸径 13ミリ
重さ 25グラム
インクの吸入方式 カートリッジ式
ペン先 14金
ペン先の太さ EF、F、M
価格 カラー
ルージュ、マロン 73,000円
ブルー、ノワール 76,000円
モンブランの偉人モデル
モンブランから偉人をモデルにした本数限定の万年筆が販売されていることは知っていましたか。
グレートキャラクターシリーズと作家シリーズの2シリーズに分けて発表されています。
グレートキャラクターシリーズ
・ジョン・F・ケネディ
2014年発売 限定1917本 381,000円
・アルフレッド・ヒッチコック
2012年発売 限定80本(完売) 2,949,000円
・レオナルド・ダ・ヴィンチ
2014年発売 限定74本(完売) 3,626,000円
・アルベルト・アインシュタイン
2013年発売 限定99本 3,141,000円
作家シリーズ
・アガサ・クリスティ
1993年発売 限定2万3000本(完売)120,000円
・アーネスト・ヘミングウェイ
1992年発売 限定2万本8完売)86,000円
・エドガー・アラン・ポー
1998年発売 限定1万4000本(完売) 120,000円
・カルロ・コッローディ
2011年発売 限定1万2000本 120,000円
・フランツ・カフカ
2004年発売 限定1万4000本(完売)122,000円
・ダニエル・デフォー
2014年発売 限定1万2000本 120,000円
モンブランのペン先の太さ
細い順からEF→F→M→B→BBの順番になっている。
OB、 MO、 OOBはペン先が傾斜してカットされていることを表している。
まとめ
いかがでしたか。
1本は所有しておきたい万年筆ブランドモンブラン
見るだけでも高級感を感じることができますが実際に書いてみると、より王道の良さを感じることができるのではないでしょうか。