ペリカンはドイツの老舗万年筆ブランドです。
現在も万年筆の王道ブランドとして名を馳せています。
ドイツでは子供も勉強するときに万年筆を使うそうで、名門ペリカンの万年筆は子供に万年筆を教えるときに広く使われているそうです。
日本でも「ペリカーノジュニア」が発売されています。
人気の秘密は愛用者を魅了するデザイン
デザインがオシャレ。
万年筆の中でも特に人気を博しているスーベーレンシリーズは、その書き味だけでなく、軸の縞模様の美しさも定評があります。
最近では、他の海外メーカーもいろいろなデザインのものが発売されていますが、名ブランドと言われる中でこのようにデザインが施されているブランドの万年筆は数も少なく、時代に流されることのないデザインは愛好者もたくさんいるのです。
男性にも女性にもサイズ感が絶妙
他のメーカーの万年筆と比べると少し小ぶりなものが多いです。
欧米人よりも手が小さい日本人にとって、手に馴染む感覚は他のメーカーにはない書き味を生み出してくれます。
性別、初心者問わず、誰でも万年筆を楽しめる多様なラインナップが大きな特徴です。
デザイン性と手のひらでのフィット感、そしてかき心地を考えると女性にファンが多いのも納得です。
この点から、夫婦ペアでペリカン愛用者も多いそうです。
つまりは、持つ人を選ばない万年筆なのです。
子供用もあなどれない!
大人が使っても使いやすいスチールペン先の子供用万年筆。
日飲んでは万年筆は大人の、それも知的な雰囲気の筆記具ですが、ドイツではまず万年筆で書き方を教えられるそうです。
ドイツの老舗、ペリカンのジュニア用万年筆「ペリカーノジュニア」です。
学童用としてデザインもポップに仕上げてあり、手に取るだけでワクワクしそうな万年筆ですね。
ですが、ビックリするくらい書きやすいのです。
そして、左利き用もあります。この配慮はありがたいですね。
愛用者も多数!
『魔の山』や『ベニス死す』のトーマス・マンや、『凱旋門』のレマルクが愛用していたと言われています。
日本の吉川英治も『私本太平記』と『新・水滸伝』の執筆に用いられたそうです。
こだわりの工程
胴軸にはかなり手間をかけて製造しています。
独自の製法にこだわり、何段階もの工程を行い仕上げていきます。
その際にはダイアモンドを使って研磨していくそうです。
まとめ
ペリカンはドイツ製ということから、印象も魅力的に感じられるという人も多いです。
デザイン性、実用性、ブランド性ともに兼ね備えたバランスのよい万年筆です。
モンブラン等に比べると価格も手が届きやすく、だからといって全く引けをとらない仕上がりになっています。
万年筆はキッズ用も充実しており、女性にもやさしいインクフローの良さなので、家族みんなでお揃いでペリカンを所有してみるのもオシャレでかっこいいですよね!