朝は晴れていたのに・・・
急な雨に濡れてしまったあなたの大切な革靴。
「乾かすときのポイントは何?」
「消臭スプレーを使うタイミングって?」
雨に濡れた場合のお手入れの方法とその注意事項をご紹介します。
雨に濡れた靴のお手入れ4ステップ
汚れを落とす
靴に付着していり埃や泥を取り除きます。
乾いたタオルなどで優しく拭き取りましょう。
靴の表だけでなく、裏側の汚れも落としましょう。
細かい部分も綿棒などを使って優しく拭きとります。
靴の中を拭く
外側の汚れを落としたら、内側もよく拭いておきます。
中敷きがある場合は、中敷きを外して拭きます。
靴の中のちょっとした汚れも、濡れることで臭いのもとになります。
靴先も拭きにくかとは思いますが、布を細い棒などに引っ掛けてしっかり拭き取りましょう。
*靴専用消臭スプレーがある場合はここで使います。
靴に詰め物をする
詰め物をして水分を取ります。
丸めた古新聞の他、ティッシュを詰めたソックスも有効です。
靴の形を整えつつ詰めていきます。
完全に乾ききる前に詰め物を取り出し、シューキーパーを入れておくと型崩れしにくいため、オススメです。
詰め物を入れたら陰干しをします。
「普通の靴磨き」をする
靴が十分に乾いたら「普通の靴磨き」をします。
クリームやブラシを使って、普段のお手入れをしていきましょう。
水に濡れた手がヒビ割れてしまったりするように、濡れた靴もほかっておくとヒビ割れたりしてしまいます。
クリームを塗って、しっかり栄養を与えてあげましょう。
やっちゃいけない要注意ポイント
ドライヤーは使わない
急激な温度差で靴の材質が収縮し型崩れの原因になります。
焦らずゆっくりと自然に乾かしましょう。
翌日は履かない
翌日は休ませてあげましょう。
毎日履き続けるのは大きな負担となります。
雨に関わらず、何足かをローテーションさせるのが長く履くためのポイントです。
もしもの雨に備えて・・・
もしもの雨に備えて、普段から防水スプレーをかけておくことをオススメします。
しかし、革用、布用、合成皮革用、スエード用などなど素材によってスプレーは異なりますし、変色してしまう場合もありますので目立たない場所でテストするなどして注意して使用して下さい。
また、最近ではビジネスに適したレインブーツもありますし、雨に備えて1足用意しておくといいかもしれません。
革靴にとって雨は天敵です。
雨に濡れてしまった場合はその日のうちにお手入れをし、1足を大事に長く楽しみましょう。